‘ドラマ制作’ カテゴリーのアーカイブ


 
 まあ、日頃ですね、当ブログでは静止画(写真)を中心に、「しっかりとお伝えする」事に心がけているわけです。
 けれども、静止画だけでは限界もある、というか、動画の方が解りやすい内容というものもありまして、今回お伝えするのも、その典型といえる・・・でしょうか(笑)。
 
 先般よりお伝えしてる「ドラマ制作」ロケーションで使用した「Pro JIB」。 
 本番当日は、どのようして威力を発揮したのか、どのような動きをしたのか。
 これを動画でご覧いただきましょう。

DSC07535sDSC07485sDSC07499s
 写真1枚目は、特殊機器(特機)を使用して、撮影した時の模様。
 8月28日に紹介した「Pro JIB」。そう、機材レンタル会社「株式会社 サークル」様にご協力をいただいた、あの練習した成果を、発揮する場なのです。
 階段の途中にPro JIBを設置。階段を上がっていく2人の役者を、足元の背後からフォローしていく、というふうなカメラワーク。
 クレーンのメカニズムを持つカメラが上昇していくと、その奥の裏庭が見えてくるわけです。
 
 ちょうど、カメラマンを挟むような位置で、カメラを見上げているのが、本学園の島﨑顧問と、ディレクターを担当している学生。
 
 2枚目の写真。
 お借りしている高等学校の学生・・・ではなくて、撮影の合間の仲良しのスタッフでもなく、実はエキストラの学生。メインの役者のお二人の背後に写る設定の、放送芸術科の2年生と1年生の2人です。
 もちろん、このためだけの役割ではなくて、本来のスタッフとしての仕事との兼務。
 自然な演技ですよね。
 
 今さらですけれども、撮影を担当しているのは、放送技術科の学生。
 1人ではなく、授業を履修しているカメラマン志望の全員で、交代で担当していくのです。
 カメラの上に取り付けられた液晶モニターによって、アドバイスを指導を受けながら、勉強をしながら撮影を進めていきます。

DSC00360sDSC07404sDSC07397sDSC07379s
 9月7日の記事では、台風による荒天対策として、機材車の中でコンパクトにまとめた「映像・音声ベース」を紹介しましたが、今回は違って、ゆとりの環境・豪華な設備(ちょっと大げさ)。
「ドラマ制作」ロケーションの様子です。
 都内の、ある高等学校をお借りしての撮影は、朝から夕方までの長時間。収録するカット数も、かなり多めということもあって、ここはコンパクトさより、作業しやすい環境第一、となっているわけです。
  
 写真1枚目、1番左に映像ベース。VE(ビデオエンジニア)が、カメラの色や明るさの制御と、VTR収録に関する事を主に行うシステム。
 その右は、VEと横並びに照明チーフ(ライティングディレクター)が。照明と明るさを監視したり指示を出したりします。
 1番右に音声ベース。いくつかのマイクロフォンからの音声を整調したり、また、出演者の近くにいる音声スタッフに指示を出したりします。
 
 ベースは、台車の構造を持っているので、必要に応じて、細かく移動しながら撮影を進めていくこともありますが、今回の高等学校でのロケでは、図書室から廊下・教室・裏庭・正面アプローチなど、すべての場所に関して、ここを本拠地としたのです。
 
 2枚目と4枚目は、音声さん活躍の模様。
 特に、4枚目の写真。言うまでもなく、当然のごとく撮影用ポーズ決め無しの、ごく自然な表情。
 とにかく真剣!ですね。
 
 戻って3枚目は、VEを担当する学生。
 右手で操作しているのは、カメラ(CCU:カメラコントロールユニット)のリモートコントロールパネル。
 これを使って、明るさや色あいを調整します。

DSC07326sDSC07338sDSC07457sDSC07422s
 図書室や校舎内での撮影を終えた昼食休憩後は、同じ高等学校の敷地内、「裏庭」という設定の場所でのロケーションです。
 
 まずは、ドライリハーサル。1枚目の写真です。
 もちろん、関わるスタッフ全員には、あらかじめ台本が渡され、ストーリーや演技、あるいは、何をどのように撮影していくのか、ということは、理解しているわけです。
 しかし、想像と実際は当然のように多少でも異なりますし、スムーズに撮影を進めていくためにも、「一連の流れ」を熟知することは、とても大事。
 テレビカメラやマイクロフォンなどの機材を持たずに、台本を手に芝居を確認したり、改めて、演出を行ったりします。
 
 ドライリハーサルの後は、各スタッフが急ピッチで撮影準備。
 ケースバイケースですけれど、出演者が芝居をする場所にいる場合は、スタッフが2枚目の写真のようにパラソルを出して、すぐに、陽よけの対策を行います。陽に焼けてしまいますし、暑いですしね。
 絶対的に欠かせない、気遣いです。
 
 3枚目、撮影開始時の写真。
 まあ、今さらですけれどね、制服を来ているお二人が、出演者。それぞれ、タレント事務所に所属している、プロの役者です。
 
 1回のカメラリハーサルや撮影が終わると、アシスタントディレクターは、間髪入れずに台本を差し出し、芝居や台詞などの確認・説明をします。撮影や後の編集の都合上、同じ芝居を何度も行う場合が多いですからね。

DSC00346sDSC07264sDSC07260s
 都内のある高等学校の校舎をお借りしての、「ドラマ制作」ロケーション。
 実は、有名な高等学校なのですけれど、この度は、本当に、いろいろとご協力いただきました。
 誠にありがとうございました。何度もお礼をさせていただきます。 
 そして、いよいよ、撮影開始です。
  
 まずは校舎内の図書室。
 整然と並べられていた読書机の位置を、移動させていただいて、必要にして最低限度の撮影スペースを確保。
 こうして、多少でも、撮影・制作に必要な環境を整えて、少しでも良い作品を作る。この考え方は、実際の現場でも相通ずる、大切なファクターです。
 
 撮影に使用している、ハンディカメラに取り付けた液晶モニターを注視している、島﨑顧問。2枚目の写真。
 この液晶モニターには、カメラマンが撮影している映像が映し出されています。
 高機能液晶モニターなど、放送業務用関連機器を取り扱うメーカーとして有名な「アストロデザイン株式会社」様の協力によるものです。

DSC07182sDSC07191sDSC07196sDSC07209s
「ドラマ制作」は、カテゴリーの欄で選択すると、その内容だけ抽出される仕組みです。
 どうぞ、ご利用ください。
 
 はい、ということで、今回は「ドラマ制作」でございます。 
 ロケーション2日目。既に何度となくロケーションハンティングでご協力いただいた、都内の、ある高等学校でのロケーションです。
 
 写真1枚目は、学校から移動(運搬)用の車輛に乗って来る人達より前に、現地に到着している学生や関わる職員の様子。
 
 写真2枚目。左から、ディレクター・アシスタントディレクター(ファースト)の学生、次いで、全体指揮の島﨑顧問。
 時と場合にもよりますが、写真のような、この3名の打合せというのは、実際のプロの現場でも、頻繁に見られる光景です。
 この先のロケに関する打合せをしているわけです。
 
 そして、学校から車輛で出発した「本体」が到着。3枚目の写真。
 ここからは、時間が勝負。準備にかかる時間が、作品の出来に左右する、と言っても、過言ではありません。
 
 まずは図書館をお借りしてのロケなのですが、撮影用に動かしたり、位置や向きを変えたりする物に対して、それをする前に、デジカメで撮影。
「原状復帰」が、大原則。元に戻すための記録なのです。4枚目の写真です。

DSC00076sDSC07119sDSC00204sDSC00150s
 さて、いよいよロケーション当日。「ドラマ制作」です。
 幾度となく、ここで紹介させていただいていますが、この辺りで一度おさらいです。
 
 この授業は、4月の開講時から、毎週勉強や準備を開始。
 制作系の役割を担当する放送芸術科が、「ゼロ」の状態から、ストーリーや具体的な内容・構成などなど、制作に必要なあらゆる事を検討したり決めたりして、まさにコツコツを準備を進めてきたものです。
 8月に入り、制作以外の映像・音声・照明が本格的に加わり、ロケーション当日を迎えた、と、こういうわけです。
 1枚目の写真、使用する車輛のうちの1台。
 最近となっては、テレビ・メディアに関わらない方々でも、このようなマイクロバスを見ると、「あっ、もしかして・・・」とお思いになるでしょうか。
 ロケーションで使用する「レールトラッキングシステム(撮影移動台車)のレールを積み込んでいるところ。
 
 今日の撮影場所に到着後、急ピッチで準備を進めて撮影開始。都内のある、コンビニエンスストアーです。2枚目の写真。
 
 3枚目の写真。
 また、別の車輛の1台の車中でして、近づいてきている台風・荒天に備えて、映像・音声ベースは今回は、機材車の中に設置。狭いながらも、機能的。撮影には十分な環境です。

DSC06777sDSC06888sDSC06917sDSC06850s
 引き続き、「ドラマ制作」シミュレーション。
 まず1枚目の写真は、ベースの様子でして、向かって右側に音声ベース、左側に映像ベースとなります。
 ベース・・言わば本拠地ということでして、それぞれのロケーション専用の機材システムを使用して、収録音声の調整をしたり、カメラのカラー調整やVTRへの収録を行う場所。
 写っていないのが恐縮ですが、それぞれはタイヤ付きの台車になっていて、簡単に移動できるようになっているのです。 
 そして、左奥には、ディレクターやタイムキーパーのための、制作ベース。
 
 映像ベースには、株式会社 東通の、プロのVEさんが。音声ベースには、本学園職員が。制作ベースには、現在も放送中の「とても有名なドラマ」で活躍されている、プロのタイムキーパーさんが付き添って、学生へのコーチを担当しています。
  
 2枚目の写真。「株式会社 ブル」のベテラン音声さんが、マイクブームの持ち方、マイクロフォンの向きなどのコーチ。
 
 3枚目の写真。現在でもプロのベテラン照明マンの、本校講師の先生が、照明レフ板の持ち方、向け方のコーチ。
 
 4枚目の写真。「ドラマ制作」を担当する島﨑顧問が、「カチンコ」の出し方をコーチ。

 言うまでもなく、極めて「実践方式」で、いろいろな事を、ドンドンと学んでいきます。

DSC06694sDSC06704sDSC06872s
 さあ、いよいよ、ロケーション本番へのカウントダウン開始!
 ロケーションを数日前に控えた今日は、実際の出演者の方に関わる学生全員、加えて、講師や指導を担当するスタッフが勢揃い。
 まずは、出演者の方や、主要スタッフの紹介。1枚目の写真です。
 
 ただ、集まって終わりではなく、ロケーションの、特に大事な1ブロック(1つの部分)を、教室内で実際にシミュレーション。
 2枚目の写真、黒板に書かれている、シミュレーションの部分の台本(カット割り)を見ながら、進め方や演技、カメラワークなどの説明をしているところです。
 
 そして、シミュレーション開始。3枚目の写真です。
 一見すると、シミュレーションではなく、そのまま教室でロケーションをしているように見えるほど、本格的な光景ですよね。
 VE(ビデオエンジニア)や音声、TK(タイムキーパー)を担当する学生には、それぞれ、現場の一線で活躍されている方々、学生に優しく指導をしてくださいました。
 ありがとうございました。 

DSC06468SDSC06494sDSC06523s
 ロケーションの本番を目前にした月曜日は、関わるスタッフ全員が参加しての全体会議。
 まずは、本校の島﨑顧問から、ロケーションの心構えや注意点についての話など。
 とにかく、本番が間近ですから、雰囲気というか空気感は、シャープです。
 
 次いで2枚目の写真。ディレクターを担当する学生から、ロケーションのある一部分における、撮影方法に関する重要事項の説明。ここでの具体的な話は割愛させていただきますけれど、ごく簡単に言うと、一種のトリックというかタイムスリップという感じ。
 これを達成するには、ほぼ全員の理解が必要なのです。
 
 その後は、主要スタッフが集合しての、「台風対策会議」。
 台風の接近と影響を想定して、人と機材の安全対策に関する事、ロケーションスケジュールの吟味が、その内容です。
 本格的なドラマ制作にチャレンジするわけですが、安全第一は、大原則。無謀無理は、禁物なのです。結果的に、良い作品は作れないですからね。

IMG_4948sIMG_4961s
「ドラマの製作シーン」や、いわゆる「メイキング映像」というと、出演者やディレクターそしてカメラマンの姿を連想する方が多いと思います。
 けれどもしかし、「番組製作」には、じつに、大勢の、様々な役割のスタッフが携わって活躍して、初めて、1つの作品が完成する。まあ、あえて言うまでもないことかも知れませんが・・・。
 
 先日ご紹介した「立ち稽古」の様子ですが、終了した後、独りでモクモクと仕事を進める学生の姿。
 写真は、「TK(タイムキーパー)」を担当する学生。
 
 出演者の動きや、演技にかかる時間などを詳しく記録して、作品が時間内に収まるのかどうか、あるいは、作品の構成上、どのような時間あるいは配分(放送時間や作品時間的に)になるのか、演技に不自然が生じないかどうか、などを確認するために、関わるすべてに関して、細かく記録をしていきます。

IMG_4686sIMG_4523sIMG_4712sIMG_4725s
「ドラマ制作」は、日々時々刻々と、本番日へ向けての準備。
 今回は、先週行われた「立ち稽古」の様子のご紹介です。
 
 立ち稽古とは、ロケーションやスタジオでの本番日前に、会議室などの広めのスペースで、実際に演技をしたり、ディレクターが芝居の演出をしたりする事でして、文字通りの「稽古」。
 最近のテレビドラマでは、様々な事情により、省略されている事が多いのですが、ここは学校ですからね、ゆっくりと丁寧に、時間をかけて実施。学生の勉強になるのです。
 
 1枚目の写真は、立ち稽古の準備中の様子。
 テーブルや椅子などを使ったり、ビニールテープを床に貼って通路に見立てたりして、実際の撮影環境に近づけようとしているわけです。
 
 出演者が入ると、黒板で演技場所やその周囲、演技の動き自体を説明。
 下に置かれている現場の写真も見てもらいながら、想像して立ち稽古をしていただくのです。これが2枚目の写真。
 
 3枚目と4枚目の写真は、立ち稽古中の様子。3枚目では左側で膝をついて座っている方、4枚目では、入り口を望む長髪の方が、それぞれ出演者です。
 
 ディレクターの学生と、「ドラマ制作」総指揮の島﨑顧問と一挙手一投足で、演出をしていきます。
 

IMG_4111sIMG_4120sIMG_4146s
 「野外ライブゼミ」の様子のご紹介は、一旦お休みさせていただきまして・・・、、、
 今日ご紹介する「ドラマ制作」は、学校を飛び出しての、事前の屋外実習。
 
 番組・作品製作用の映像機材には、「特機(特殊機器)」という分野の機材があるのです。これは、もっぱら、カメラやその付属機器に関わる物でして、普段一般的には、どちらかというと使用頻度が少ない機器。
 
 そういうことで、機材レンタル会社の「株式会社 サークル」様の会社にお邪魔しまして、こちらで、ドラマ制作で借用する「PRO JIB(プロジブ)」の、事前使用説明・練習会を実施させていただいたのです。
 「株式会社 サークル」の皆様、ありがとうございました。
 
 本校は、「クレーンカメラ」は所有していて、テレビスタジオでは大活躍なのですが、そこまでダイナミックでなくても良いけれど、ちょっとしたクレーンワークが欲しい、という事もあるのです。
 そこで、活躍するのが、言わば小さいクレーンである、プロジブ。
 
 ということで、具体的なお話は、9月に実施される、ドラマ制作のロケーション紹介の中で、説明させていただきます。

DSC04595sDSC04542sDSC04887sDSC04921s
 随分とタイムラグが生じてしまって恐縮ですけれど、ロケハン(ロケーションハンティング)に次ぐロケハン、という最中、一方では、出演者を決定するためのオーディションも行われました。
 2年生の実習授業「ドラマ制作」です。
 
 1枚目の写真右側には、担当の島﨑顧問に続き、プロデューサーやディレクター・アシスタントディレクターの学生。左側には、オーディションに参加していただいた方。グループ校の専門学校東京アナウンス学院の学生をはじめ、各タレントプロダクションの方々。
 お越しいただき、ありがとうございました。
 
 簡単な自己紹介をしていただき、各スタッフからの質疑応答があり、実際に、台本の一部分の台詞を読んでいただき・・・という内容。参加された方の全員から、今回の出演者としての意気込みが感じられた、ということは言うまでもありません。
 
 オーディション終了後は、関わるスタッフで検討会議。
 テレビドラマですから、テレビカメラ映りも大事。オーディション時に撮影した動画も見ながらの、綿密な会議です。
 容姿だけでも演技力だけでも表現力だけでもなく、他のキャストとのバランスありも、そして、あれもこれも・・・。
 これはやはり、何といっても、広い意味で非常に大切な出演者ですから、いろいろな意見を取り入れながら、吟味に吟味を重ねて、決めさせていただくのです。