「ドラマ制作」は、日々時々刻々と、本番日へ向けての準備。
今回は、先週行われた「立ち稽古」の様子のご紹介です。
立ち稽古とは、ロケーションやスタジオでの本番日前に、会議室などの広めのスペースで、実際に演技をしたり、ディレクターが芝居の演出をしたりする事でして、文字通りの「稽古」。
最近のテレビドラマでは、様々な事情により、省略されている事が多いのですが、ここは学校ですからね、ゆっくりと丁寧に、時間をかけて実施。学生の勉強になるのです。
1枚目の写真は、立ち稽古の準備中の様子。
テーブルや椅子などを使ったり、ビニールテープを床に貼って通路に見立てたりして、実際の撮影環境に近づけようとしているわけです。
出演者が入ると、黒板で演技場所やその周囲、演技の動き自体を説明。
下に置かれている現場の写真も見てもらいながら、想像して立ち稽古をしていただくのです。これが2枚目の写真。
3枚目と4枚目の写真は、立ち稽古中の様子。3枚目では左側で膝をついて座っている方、4枚目では、入り口を望む長髪の方が、それぞれ出演者です。
ディレクターの学生と、「ドラマ制作」総指揮の島﨑顧問と一挙手一投足で、演出をしていきます。