同じような文言を繰り返すと
高さが3メートル幅が5メートル以上の大きさですからね
オブジェをただ置いたり積み上げたりするというわけにはいかないのですよね。
そこで、発泡スチロールで造作する物に
合わせるように切断したり切れ込みを入れたりしている木板を作って
それに、発泡スチロールの部分を接着させて・・・という工法と採っているのです。
それで、その木工作業の様子が、今回の写真。
屋外に置くものですし、近くにいらっしゃるお客様にご迷惑が及ばないように、頑丈な構造。
発泡スチロールだけではない、手が込んだオブジェなのです。
その裏板が出来上がり、仮に組み立てた様子が、下の写真。
10月7日の写真をご覧いただくと、「あ〜、なるほど!」とお解りいただけると思います。
(撮影:職員 星野)
「関係大有り!」とだけお伝えしておいたのですが
今回の、東放学園専門学校 テレビ美術科2年生による、巨大オブジェの製作作業。実は・・・
SEKAI NO OWARI セルフプロデュース 初の野外ワンマンフェスティバル
「炎と森のカーニバル」
の会場内に飾られる「炎と森の精」なのです。
このフェスティバルの詳細は、上記やここから、オフィシャルサイトにお入りいただいて
ご覧いただければと思います。
そして、「炎と森の精」オブジェがどこに飾られるかと言うと
下の画像リンクをクリックしていただいて、オフィシャルサイトの会場マップの
右方に描かれていますからね、探してみてください。
もちろん! 会場にお越しいただいた方は、ぜひ「炎と森の精」をご覧ください!!!
上の上段2枚の写真が、「スチロールカッター」での作業中の様子。
電熱線の両端を2人で持って、溶かしながら削ぎ落としている最中です。
まあしかし、先日紹介した写真を観ていただければとおもうのですが
何しろ、高さが3メートル幅が5メートル以上の大きさ。
そのボリュームと言うか作業と言うかですね
成形するために削ぎ落としたり削ったりする量がもの凄く多いわけです。
そして、同じく10月7日に紹介した写真に写る炎ちゃん(勝手に命名)。
その着色前の様子。
前にも書きましたけれど、元は四角い固まり。
丁寧にしっかりと成形されていて、努力と苦労と「気持ち」が感じられますよね!
(撮影:職員 星野)
それでは、前回紹介した完成形までの歩み、学生の活躍の様子を
何回かに分けてご覧いただきましょう。
まず上の写真。
これは、写真左に少し見えている依頼元の方からのデザインスケッチから
それを達成するための、実質的な図面に落とし込んでいる作業。
言わば「最初の一歩!」となるこの作業が
この先の作業のスムーズな進行と作品の完成度を、直接左右すると言って良いでしょう。
そして、分担の同時平行で、打合せをしたり材料を切り出したり。
本格的な作業を開始です。
前回の写真を再度ご覧いただければと思うのですが
あの立体を表現している素材は、発泡スチロール。
元は、四角い固まりの形をしているわけですけれど
それらを各部材ごとに、切り出している作業の様子が、下の4枚の写真。
「スチロールカッター」という道具を使うなどして、熱で溶かすように、形を作っていきます。
(撮影:職員 星野)
今回は、もう本当にいきなり、完成形から、ご覧いただきましょう。
写真の場所は、東放学園専門学校 レインボー館の前。
写る学生は、その建物の地下を本拠地としている、テレビ美術科の学生。
そして! 大きな木のオブジェ! と可愛らしい炎ちゃん。
製作したのは、テレビ美術科の2年生です。
タイトルは「炎と森の精」。
実は、富士急ハイランドで開催される「SEKAI NO OWARI 炎と森のカーニバル」と
関係大有り! なのです。
詳細は、次回以降に!
写真をクリックすると、拡大表示されます。
(撮影:職員 星野)
富士山麓の山中湖での「夏季校外セミナー」。
まずは「カーリング」に挑戦です。
たとえばオリンピックですと、スピードが伴う競技が多い中
カーリングは、むしろゆっくりと、そしてじっくりと競い合うという感じですよね。
今回、初体験の学生、始めのうちは氷上に慣れず、自分の事で手一杯という様子でしたけれど
短時間でドンドン慣れて、後半のゲームではチーム内で声を掛け合い、アドバイスを出し合い
これぞ団体競技のチームプレイ!という様子に変貌。
ストーンを滑らせる時の「Yes!Yes!」という掛け声や
ブラシでリンクを磨く時の指示や合言葉などが響き渡って、あっという間に本格的。
この数時間で築き上げた学生の団結力は、金メダル級と言っても良いでしょうね。
さて、来年2月は「ソチ」での冬季オリンピック開催です。
(写真撮影・原稿:職員 石原)
今年の6月に世界文化遺産に登録された富士山。
国土の面積のおよそ7割が山地ですからね、どこもかしこも山だらけみたいなものですから
この富士山の形・高さ・周囲の環境も、そしてそれが唯一であるという事も、その存在は奇跡的!
近くで見ると、都心部から見る印象とは異なりますけれど、その雄大さは不変ですね。
そんな富士山の麓、山中湖には「学校法人東放学園 山中湖セミナーハウス」という学校寮がありましてね
その寮を本拠地として行われたのが「夏季校外セミナー」。
これは、夏休み中の特別授業の1つ。普段出来ない経験や
学科の垣根を越えた交流を目的として、毎年開催されているものです。
セミナーの内容は今後ご紹介しますが、まずは、予告的に一部の写真を先行して、ご覧いただきましょう。
(写真撮影・原稿:職員 石原)
お互いを意識して吟味して
2013年10月3日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
既に時間は夜の10時過ぎですけれど、一日しめくくりの作業は
照明クリエイティブ科と放送技術科の学生で打合せ。
放送技術科の学生が作ったカット割り。
これは、メロディーのどの部分で、どのカメラを使用して、どんなカメラワークにするかを
歌詞が書かれた台本に示したものですが
それを、照明の転換やシーンなど
いわゆる「照明の見せ所」を加味したものに修正するための打合せなのです。
「ライブ」と言うと、第一義的には、その場にいるお客様に・・・という目的ですが
「ライブビデオ」となると、テレビを観ている視聴者に・・・という目的も加わりますからね。
このように事前に打合せをして、それらを生かす、そういう撮り方をする。
また照明のオペレートも、それを意識して行う
このような吟味も、良い作品を作る大切な要素となるわけです。
照明クリエイティブ科と放送技術科が合同で行う、合宿形式の実習授業「野外ライブゼミ」。
前回に続き、今回は放送技術科の、やはり夕食後の様子。
まずは、機材車から機材をすべて降ろして、そして
テクニカルディレクター(TD)とチーフカメラマンで、事前に決めているカット割りを
担当する楽曲を流し、TDが説明を加えながら
カメラマン全員が、それぞれの台本に書き写している様子が、三段目までの写真。
通常は、コピーをして配る事が多いのですが
少々面倒な想いをしながらも、自分で書き写すということも、大切。
頭に入れやすいですし、勉強にもなりますよね。
さらに、四段目の写真のそれぞれ。
今回は、日頃は映像に関する事を中心に勉強している放送技術科ですが
この授業は、音声も担当しますからね。
担当職員から、スタンバイやマイクプラン、音声システムについてのレクチャーを受けている様子です。
この時間だからこそ!
2013年10月1日 実習風景,照明クリエイティブ科
バーベキューで、タラフク(死語かな?・・笑)美味しい夕食をとって、後は寝るだけ・・・
ではなくてですね、
この日は、むしろこの後が本格的な実習時間!
本番前日でもある今日、しかも本番は日没後の夜ですからね
それと同じ環境で、スタンバイする必要があるわけです。
だから、この時間からが勝負。
細かな灯体の向きを変えたり整えたり
楽曲の進行に合わせて行う、照明シーンの転換を組んだり確認したり。
この時間だからこそ出来る事、やっておくべき事が満載なのです。
下の16面マルチ画像、最上段中央よりの2枚の写真。
ステージに向かって立つ2人の男性が見えますけれど
向かって右が、ライティングディレクターの学生。
やや遠ざかった中央付近からステージ上のライティングを観察して
灯体それぞれに付いている他の学生に、向きなどの指示を出しているのです。
(写真をクリックすると、拡大表示されます)
コンシンのBBQ!!
2013年9月30日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
照明クリエイティブ科の翌日に、放送技術科も山中湖イン!
2つの学科が揃った夕方、何が始まるのか・・・
「食」と言えばこの方!!
まあ冗談ですけれども(笑)、壇上に上がる、ある学科のある職員の号令のもと
バーベキューの開催でございます。
普段から既に仲が良い両学科ですが、この言わば「懇親のBBQ」で、一層仲が良くなることでしょう。
誰かと誰かで「あ〜ん!」とかね。
イマイチ、何だか解らない表現すけれども、う〜ん、詳細は書かないでおきましょうか(笑)。
まあ、いずれにしても、学科を超えて、仲が良い証拠なのです。
2日連続で、照明スタンバイに勤しんでいる照明クリエイティブ科
一周14キロメートルを歩いてきた放送技術科。
どちらの学科のどんな学生にとっても、とっても美味しいバーベキューであることは、間違いありません。
たとえ快晴でも・・・
2013年9月24日 実習風景,照明クリエイティブ科
山中湖の湖畔での宿泊型実習授業「野外ライブゼミ」。
放送技術科の学生が、山中湖一周に挑戦している中、というか、その前日からですけれど
照明クリエイティブ科の学生は、灯す照明や関連器具などの、仕込み作業に専念。
9月17日の当ブログで紹介しましたが
何と言ってもトラック一台分満載の灯体などを持ち込んでいるわけですし
そして授業ですからね。
1つずつを確実に、経験し勉強を積み重ねながら、しっかりと時間をかけての実習なのです。
特筆すべきは、下段中央の写真。
どの写真をご覧いただいても解るように、陽射しが降り注ぐ快い天気で
本番を終えた翌日まで、天気予報では晴れの好天ですが
電源を通す幹線のジョイント部に、しっかりと雨・防滴対策のビニールを。
天候の急変の可能性を考慮する、だけでなくてですね
夜から早朝にかけて、夜露や朝露が起きるので、その対策でもあるのです。
(写真撮影:職員 Uematsu)
2週間後の実際の撮影を前にして行われた「立ち稽古」。
大教室内を、スタジオ撮影時の美術セットの配置や、ロケーション先に近い環境に見立てて
実際の位置関係で芝居をしてもらい、演技や台詞の言い回しなどを確認しながら
細かな演出をつけていく作業です。
黄色い服を着て、所々に写っている学生がディレクター。
けれどもしかし、ディレクター1人に任せきりにするのではなくて
演出補(アシスタントディレクター)を担当する学生も
出演者の方々に、段取りを付けたり、フォローを施したりしていくわけです。
この立ち稽古。
実際のプロの現場では、スケジュールの都合などで、最近では省略される事が多いのですが
学校の授業ですしね、撮影本番当日に、スムーズに進行させていくためにも
しっかりと、立ち稽古を行います。
無事に山中湖の寮に到着して、休憩して・・・湖畔に降りてきて・・・
上段左の写真。ほとんどが雲によって隠されている中、何となく輪郭が想像できて
よーく見ると、山頂部分が少しだけ、雲の隙間から頭を覗かせている感じの富士山です。
さて、何をしているのかと言うと、上段右の写真。
そう、実はですね、山中湖一周!! ウォーキング!!
距離は、およそ14キロメートル。
途中休憩を挟みながら、ということもありますが、およそ3時間30分をかけて歩きます。
ちなみに、京王電鉄京王本線で例えると
新宿駅から国領駅までの距離と、ほぼ等しいのであります(笑)。
さらに、このウォーキングの距離以上に厳しさを誘うのは
大きな山中湖やその周囲が見えてしまう、ということ。
「まだこれだけ??」とか
「あんな遠くまで歩くのか。。。。」というふうに(笑)。