共通する目つき
2013年10月30日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
今年も近づいて参りました!!
2013年10月26日 学校の様々
今年も間近に迫ってきました、東放学園専門学校 学園祭「電波祭」。
期日だけ、まずは先にご紹介しますと
11月2日(土曜日)と11月3日(日曜日)です。
既に、校舎のあちらこちらにポスターも貼られて、学園祭ムードに突入!
学生が中心となって、準備がチャクチャクと進められています。
どうぞ、お越しください!!
当日の詳細は、「電波祭 特設webサイト」で!
また、今までの準備の様子や、学園祭当日の様子などは、こちらも、学生自身も投稿している
「Facebook 電波祭 ページ」で解ります!
ぜひ、こちらも合わせてご覧ください。
当ブログで掲載している写真はすべて、クリックすると拡大表示されますので
ぜひ、そのようにして、よーく観察していただければと思います。
さて、上の9枚の写真。それぞれ放送技術科の作業中の様子ですけれど
特に上段をご覧いただきたいのですが、スコップを持って削ったり掘ったりという姿ですよね。
これはですね、横方向に移動しながら撮影するための、レールを敷く作業。
砂利を取り除いた後にレールを敷いて、水平水準器や小さな木材片を使って
レールを水平な状態に維持。
これは、スムーズなカメラワークを達成するための、大変重要な作業です。
下の9枚も、写っているのは、放送技術科の学生。役割分担して、ほぼ同時進行で行われている作業です。
仮設の映像・音声収録システムを構築したり
カメラケーブルや連絡回線のためのケーブルを布設したり
照明クリエイティブ科の学生と、打合せをしたりという様子です。
本番の日の朝から
2013年10月24日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
前回紹介したのが10月3日ですから、まあ随分と間が空いてしまったのですが
照明クリエイティブ科と放送技術科の、合同の合宿の実習授業「野外ライブゼミ」。
今回は、本番日の朝から。
放送技術科の学生は6時過ぎに起床して、まず、散歩。上の上段の写真です。
前日もおよそ14キロメートルを歩いたわけですけれど
この実習「体力づくり」も1つのテーマですからね。
朝食後の少々の自由時間は、これまた自発的なスポーツ。上の中段の写真。
バドミントンをしたり、バスケットボールをしたり・・・と、さらに体を動かす事を。
そして、いよいよこの日の実習作業開始。上の下段の写真です。
一方、照明クリエイティブ科の学生の様子が、下の写真。
よーく見ると、同じ学生がステージ上にいたり、機材に向き合っていたりしていますよね。
これは、交代でライティングのシーンチェンジなどの練習をしたり
また、歌やダンスの練習をしたり・・・ということのためなのです。
スタッフとしても出演者としても、本番に向けた様々な作業に、余念がありません。
上の写真。これは、放送技術科1年生の授業。
放送技術科というと、機材やいろいろなケーブルと共に・・・という実習が多めですけれど
この写真は、教えてくれる人とロープと、それを観察する学生・・・とちょっぴり違うテイスト。
実はですね、この授業は、テレビ中継に関する授業で、この日は「ロープワーク実習」なのです。
ゴルフに野球にサッカーに、ライブコンサートなど
中継放送などの業務は、機材も沢山ですし、それをスタンバイする作業も必要としますし
たとえば1キロメートルもの長〜〜いカメラケーブルなどを通線したり、という作業も必要となりますが
ロープワークも、意外に重要な作業の1つとなるわけです。
今回は、それら、機材を安全に固定したり
重量物の機材を、数十メートル上に引き上げたりする際の、ロープの確実な引っかけ方法などを
実際の現場で活躍されているプロのスタッフの方が、教えてくれる、という内容。
テーマは「安全確実に簡単に、そして、ほどきやすい」。
就職して現場に出て、すぐに求められるテクニック。まさに実践!の実習でございます。
DMXコントロールに変身!
2013年10月22日 学校の様々,照明クリエイティブ科
当ブログは、来年や再来年に本校に入学しようかな〜と思っている方は、もちろん
在学生や現場の企業の方々、そして卒業生の方々・・・など
非常に多勢の方々にご覧いただいているようでして、誠にありがとうございます。
と言うことで、今回の上の写真。
卒業生、とりわけ、照明クリエイティブ科の卒業生の方々であれば
「アレ??」「ナゼここに??」とお思いになるでしょう。
Bスタジオの竣工以来、約13年間に渡って活躍してくれた、今はなき龍電舎(RDS)製の「照明調光卓」。
そして、下の写真。
本来、調光卓が置かれている筈の場所には、カバーに掛かった、ある物体が・・・!
・・・と、多少大げさに表現させていただきましたけれど
実はこの度、「照明調光卓」を更新しました。
株式会社 松村電機製作所製 照明調光卓「LIGHTING CONSOLE F105Ⅱ」。
以前の機器と比べると、幅は多少短くコンパクトになりましたが
ショーデータやシーンデータは1000種類のメモリーができたり
99個のチャンネルグループが組めたりと、かなりな高機能。
従来のアナログ調光制御から、フルデジタルのDMX制御となって
ワイヤレスコントローラーで直点灯させたり(二段目左の写真の黒色のもの)
簡易操作卓をスタジオフロアーに増設できたり(二段目右の写真)・・・と
とにかく凄いんです!
ここでの紹介はこの時期ですけれど、実際に撮影の本番が行われたのは、9月の上旬。
本校の5学科、放送芸術科・放送技術科・放送音響科
照明クリエイティブ科・テレビ美術科の2年生の実習授業「ドラマ制作 2013」でござます。
朝の挨拶や準備など、そして、出演者の方々の紹介の後には、「ドライリハーサル」。
テレビカメラやマイクロフォンなどの機材を用いずに行うリハーサルの事でして
関わるスタッフが、手に持つ台本と実際の芝居を注視しながらの確認作業。
ディレクターは、芝居を確認したり出演者に演技上の指示をしたりして「演出」をしていくわけです。
写真中のこの学生が・・・という説明は無用でしょう。
誰がディレクターなのか、ご覧いただけば一目瞭然ですよね。
指導は、本校の倉谷顧問が担います。
三段目の3枚の写真は、技術打合せ。
ドライリハーサルによる、実際の芝居を把握した後
台本中のカット割りを参照しながら、カメラの細かなアングルを確認したり
どのカメラがどのカメラワークを担当するのか等を、決めていく作業です。
美術セット側では、制作系や照明・音声などのスタッフが急ピッチで準備を進める中
ビデオエンジニア(VE)は、主にカメラのカラー調整。使用する5台のカメラの色を合わせる作業です。
同じ場所で同じ被写体を撮影した場合、再現される色が同じになるように調整。
まあこのように、短文で説明すると単純な作業に感じますけれど
かなり緻密さが要求されたり、「演出」や「設定」によって「作り上げる色」が変わりますからね。
実際には、デリケートな作業です。
そして今回、VEの特別講師を担当してくださったのは
あの有名な!高視聴率のTBSドラマ「半沢直樹」のビデオエンジニアを担当された方!
ドラマのクランクアップ(全撮影終了)後に、来てくださいました。
「半沢直樹」でも用いていたノウハウも、教えてくださっていましたからね
ビデオエンジニアを担当した学生も、充実した実習になったことでしょう。
職員という立場でこの発言もどうかと思いますけれど
とにもかくにも、羨ましい!です(笑)。
そして、いよいよ! 本番当日。初日は、まずはスタジオ収録、1日目です。
上の写真は、出演者の背後、美術セット側からのアングル。
朝早くに集合して、関わるスタッフ全員で、朝礼的な会合。
特に、4月から毎週あるいは毎日のように準備を進めてきた
制作系スタッフを担当する放送芸術科の学生にとっては
いろいろな意味で、この日を心待ちにしていたでしょう。
「撮影」というこの日が、良い作品作りへの、まだ途中経過であっても、ですよね。
現場の第一線で活躍されている、特別講師を担当していただく方々の紹介などが終わって
早速、各役割ごとに分かれて、撮影本番に向けた準備へ。
美術セット上には、何人もの制作・美術系スタッフが入って、美術セットの吟味と調整の作業です。
本校の4学科が一致団結しての実習授業「ドラマ制作」。
上の大きな写真は、今回撮影場所や設定としてご協力いただいている食堂。
東京都杉並区和泉の、有名な「沖縄タウン」商店街にある「第一食堂」です。
素敵な店主夫婦が営んでいる、昔ながらの・・・という言葉がピッタリの、食堂。
一方、下の2枚の写真は、ロビーで毎日のように、じっくりと時間をかけて絵を描いている学生。
ドラマ制作の制作系のスタッフの一員です。
そして、いったい、何を描いているのかというと・・・
この下の写真をご覧いただくと解るでしょう。
そう、お店の正面からの全景を、描いているのです。
今は、デジカメで撮影した画像を、PCなどで絵画テイストに修飾できる時代ですが
そこを丁寧に時間をかけて、手で描く。
仕上がりは、PCのそれとはもちろん違って、味わいがあるというか気持ちがこもっているというか。
上の実写と比較しても、その違いは、容易に解りますよね。
そして描いているのは、放送芸術科の、制作系スタッフを担当する学生なのです。
随分と間があいてしまいましたけれど、9月23日の投稿に続く今回
ドラマ制作「撮影シミュレーション」です。
学校の学生の実習授業と言えども、撮影場所が学外の、許可をいただいた場所になると
やはりプロのそれに近い要領というか効率が必要。
プロの出演者の方もいらっしゃいますしね、限られた時間内に進行させなければならないからです。
そして、練習できるという環境も学校だからこそ。
教室を実際のロケ場所の環境に近い状態にして、特に大切なシーンのシミュレーションをするわけです。
実際の現場で活躍されているプロのスタッフ方が講師として来ていただき
文字通り、実学実践の指導も。
勉強になること、間違いなし!だと思います。
はい!いよいよ、SEKAI NO OWARI セルフプロデュース 初の野外ワンマンフェスティバル
「炎と森のカーニバル」の、開催当日!
上の写真は、富士急ハイランドの、実際の会場内に飾られた様子。
場所は、カーニバルに合わせて企画された
仮想コンテストやDJブース、フォトセッションコーナーがあるサブエリア内です。
写真だと大きさが解りづらいですけれど
木の幹の部分だけで、成人の背丈を超える高さですからね、かなり大きいのです。
そして、下の9面マルチ画像は、会場後からライブ中にかけての様子。
主催者の発表で、開催3日間合計の観客数が6万人。
旅行会社によるツアーが組まれたり、高速バスが臨時増便されたり・・・
チケットも完売になっていたようです。
観客として訪れた在学生や卒業生の話では
テレビ美術科の学生が製作した「炎と森の精」の前では
記念写真を撮影するための、お客様の長蛇の列ができていたとのことでした。
下の、このシリーズ最後の写真は、
今回の「炎と森のカーニバル・炎と森の精オブジェ」の製作を担当した学生達。
東放学園専門学校 テレビ美術科の2年生です!
製作期間はおよそ1ヶ月。
他の授業や休みの日もありますから、実際には、もっと短めだった筈。
「頑張りましたね」という単純な言葉がむしろ似合わないくらい
いろいろな苦労もあり、沢山の楽しさもあり、計り知れないほどのやりがいがあったでしょうね。
お疲れさまでした!
(写真撮影:職員 星野 担当講師 杉本氏 他)
前回紹介した、補強したり組み立てしやすくしたりするための裏板と
造作された発泡スチロールの部分とを合体。
そして、その後には、実際に組み上げてみて、接する部分の造形の調整などなど・・・。
私も上の右下の写真を見て、裏側もここまでしっかり作ってある事を知って、びっくり。
軽い発泡スチロールではありますけれど、大きくなればタワミが生じて破断する可能性もありますからね。
板だけではなく、垂木も入れて、しっかりと補強してあるわけです。
その後は、組み上げた状態で塗色の作業。
上段の左の写真をご覧いただければ解ると思いますが
単色の緑ではなくて、濃淡があったり違う色相が混じっていたりして
かなり手が込んでいて、本格的。
製作に手向ける学生の意気込みが、とても伝わってきますよね。
そして、作業工房がある校舎の前で、「仮組み」。
ハロウィンが効いていて、神秘的ですけれど、可愛くて素敵!
特に木の幹の造作は、イベント自体の雰囲気を醸し出しているように、リアル!
凄い!凄いですよね〜!
この数日後、イベント会場の富士急ハイランドへ、旅立つのです。