2013年5月28日 のアーカイブ

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前回、マルチ9画面でお伝えしたのは、「仕込み」。
一般家庭の室内では、当然の事ながら、照明は常に同じ位置にありますが
例えば、テレビスタジオやコンサートホールのステージ上では
デザインによって、光の当て方も違えば、使用する灯体も変わりますからね。
その都度、必要な位置に、灯体を吊る様に設置したり、スタンドを使って置いたりして
適した照明環境・照明的演出を、「イチ」から作り上げるわけです。
 
それと同時に行われるのが、「回路のパッチ」。
明るさを変えるのが、沢山並んでいる「フェーダーレバー」。上の写真です。
それぞれのレバーを上げると、どこの回路(電灯線)に繋げた灯体を点けるかを
サブコントロールルームにある照明卓のコンピュター上で、設定していきます。左下の写真。

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それが完了すると、スタジオフロア内では、点灯チェック。右上の写真です。
上記の、パッチやスタジオフロアでの繫ぎ込みが正しいかどうかをチェック。
そして、「照明シュート」へと、作業はドンドン進みます。
 
左下の写真は、「ソースフォー」という名称の灯体の、シュート中。
一見、他の灯体と違いないように見えますが
実は、右下の写真のような、「模様」を表現するのに使用する灯体なのです。
まだ、シュート完了前ですし、灯体が吊るされている照明バトンが降りていまからね
どのような照明の効果になるのか、少し解りづらいですけれど・・・。
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