2013年5月22日 のアーカイブ
内容は、さらに内部に奥に進んで、テレビカメラ本体内の、解説へ。
特にその中の心臓部、あるいは「要」とも言える、光学ブロック部分の勉強。
上の写真、3色と白色物体が映し出されているテレビモニターに向かって、何かをしている様子。
そして、何をしているのかというと、左下の写真。
学生それぞれが手に持っている物は、3色分解プリズム。
テレビカメラは、つまり「光を電気信号に変換する」という装置ですが
我々の肉眼のように、レンズを透過してきた光を、そのまま電気信号化するのではなくて
まずは、その光を「光の三原色」である「R G B(赤・緑・青」」色に分けて
その先にある「CCD(固体撮像素子)」で変換するわけです。
その「分ける」装置が、プリズム。右下の写真。
プリズムを通った光は、赤の世界・緑の世界・青の世界というふうに見られますが
それぞれの世界の中で、モニターに映し出された各色が、どのように見えるのか?
これは、光や色、映像信号を理解する上で、重要な事になるなのです。