2011年8月19日 のアーカイブ

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 1枚目の写真、ヘルメットを被り、美術セットを建て込んでいる、本校のテレビ美術科による実習のように観察されると思いますが・・・、実は違ってですね、照明クリエイティブ科2年生による、テレビスタジオでの実習授業の風景なのです。
 
 何もないスペースで、ライティングの基礎を学ぶ、という授業から随分と発展して、音楽番組のライティングを学ぶ実習へと、グイグイとシフト。
 その音楽番組用の美術セットも、自分達で建て込み。範囲を他の分野まで広げての実習は、得られることもまた多し、なのですよね。
 
 建て込みが進められている一方では、別の学生が使用する照明の灯体を準備。これが2枚目の写真。
 学生自身が考えたデザイン「仕込み図」を見ながら、必要な灯体を集めている様子。
 
 3枚目の写真をご覧いただくと解ると思うのですが(ちょっと見づらいですけれども)、一口に「灯体」といっても、大きさや明るさ、照らし方などの違いによって、沢山の種類があります。
  
 美術セットの建て込み、灯体の準備も終わると、通常は天井近くに上がっている「照明バトン」(灯体を吊り下げる装置)を降ろして、灯体を設置していく作業。4枚目の写真です。
 1枚目の写真からバトンが降りるまで、経過時間は僅か12分程度。
 スピーディーですね。