2010年7月12日 のアーカイブ
今回紹介するのは、放送技術科2年生の実習授業である「映像テクニック2」。
放送技術科の1年次では、「まずはカメラを動かす」「まずは撮る」という主旨の授業があって、2年次のこの授業は、その応用編。実際のテレビ番組のカメラワークとして、比較的多用される技法についてを学び、そして練習しよう、という授業です。
写真をご覧いただくと、カメラの前には、距離違いで座っているモデル3人が居ますよね。
レンズのフォーカス(ピント)は、レンズと被写体との距離によって決まります。つまり、3人のうちの誰を撮るかによって、フォーカスを補正してあげないと、ボケてしまうわけです。
そこで今回の練習は、極簡単に言うと、「3人の誰にレンズを向けてもボケているように見せないように、フォーカスを操作する」というもの。違う人にレンズを向けると同時に、フォーカスも操作する、というテクニックを練習しています。
ちなみに「極簡単に言うと」と書いたのは、実際にはもっと「奥が深い事」も学習しているから、なのですが、その「奥が深い事」は、また、今後に。