2012/5/14
音響測定 vol.1 -残響時間-
音響技術科の1年生では「エレクトロニクス実習」という電気実験の授業が用意されておりますが、
2年生になると、この「音響測定」通称”ONSOKU”という楽しい実験が待っています!
ONSOKUは音の出る仕組みや、伝わり方、聴こえ方を測定によって確かめながら「良い音」の基準とは何か?ということを学ぼうという授業です。
実は・・・この授業は約25年?くらいの歴史があります。笑
卒業生の記憶にもしっかり焼きついているような、インパクトがある名物授業です。爆
今日はその中の授業の「残響時間」のご紹介です。
まずは実験に入る前に「残響」とは何か?ということを座学で学びます。
残響が起きる仕組み・・・
代表的なホールの残響時間・・・
などなど一通り学んだ後、お待ちかねの測定タイム!!
恒例行事!?の風船割りです。笑
新宿研究所のいろいろな場所で風船を割って、残響時間を計測します。
この時期、どこからともなく「バン!」と聴こえてくるので「何事っ!」と思われていた方もいらっしゃると思います。爆
さて、みんなどんな結果が出たかな?
何気なく設定していた「エフェクターの値」や目的に合わせた「部屋の鳴り」などの意味に気付けたかな?
ONSOKUでは他にもバラエティに富んだ多彩な測定が用意されてますよ~
(おさ)