先日ご紹介した2年生の『音響効果・MA実習』に引き続き、
今回は2年生の実習授業の『コンサートPA実習』の模様をお届けいたします。
この授業では、アナログとデジタルの仮設PAシステムを理解し、
ライブ・コンサートの音響を中心に学んでいきます。
また、実際にミュージシャンをゲストとしてお招きして、
より「現場」に近い形で授業を行っていきます。
その授業風景を覗いてみました。
先生から機材の使用方法の説明を受けています。
それを学生は漏らすことなく聞き取りメモしていきます。
マイクの電池交換をしています。
先生から実際のマイクの金額について説明を受けた後、
学生は驚きの表情を浮かべ、その後の学生のマイクを扱う手つきが
明らかに変わりました(笑)とても慎重に電池交換を行いました。
一方、この隣では・・・
7月下旬~8月初旬にかけて行われる、音響(PA)の
唯一の国家試験である『舞台機構調整技能士』の試験対策を行っていました。
試験が2年生音響技術科と音響芸術科のどちらも受験可能なこの国家試験、
音響技術科に関しては、約半数の学生が受験を予定しています。
ナレーターの声を
受験者がミキシングをしていきます。
学生たちは授業内での対策授業だけでなく、
スタジオが空いている時間等を利用して試験に備えています。
是非とも全員合格を目指して欲しいものです。
今回はPAに特化した実習授業『コンサートPA実習』の
模様をお送り致しました。
次は『レコーディングスタジオ実習』の授業の様子を
お届けできればと思っています。
〈Numa〉
当校には様々なサークルがあります。
音楽系はもちろんのこと、電気工作系のサークルやスポーツ系の
サークルなど、気の合う仲間が集まり活動をしています。
今回ご紹介するのも当校のサークルの一つである
DJサークル『ペッコりーナ』です。
このサークルは、DJを通して様々なジャンルの音楽を楽しみ、
学園祭や定期的に行っているライブハウスでのステージに向けて、
DJ技術の向上を目指すサークルです。
ある日の放課後、教室でDJ練習を行っていたので、
少しお邪魔をしました。
ちょうどこの日は1年生が見学に来ていました。
とても良いサウンドを1年生に提供していました。
さすが部長ですね!どうもお邪魔しました。
今回ディスクを回していた部長さんはもちろんのこと、
他の部員もこのイベントに向けて頑張っています!
学生たちが定期的に出演しているイベント『ペッコりーナイト』
学生たちは全力でパフォーマンスします。
お時間のある方は、足を運んでみてください。
ライブ会場
COOL DREAD BAR
〈Numa〉
もうすぐ運動会ですね。
運動会のスタッフも準備を始めているようです。
そんななか、職員室の入り口でなにやら話し声が聞こえてきました。
「この辺ですかね・・・・?」
「こっちのほうがよくない??」
「じゃあここにします!」
「風船をボールに見立てて運動会っぽさが出せますかね…?」
「こうする?」
「バランスが難しいです・・・」
できたー!
と、いうわけで運動会音響スタッフさんからのお知らせです!
『7/3の運動会で、競技中などに流すBGMを在校生の皆さんにリクエストしていただきたいと思います。
「ぜひこの曲をかけて!!」というのがありましたら、紙に アーティスト名 と 曲名 を書いていただき、このBOXへ!』
(紙はBOX付近に設置してあります。)
私も何かリクエストしたいと思います。
ぜひ在校生の皆さんもリクエストしてみてはいかがでしょうか。
suzu.
おまけ
↓
↓
「膨らませすぎた・・・?」
2年生の実習授業では、1年次の実習授業で身に付けた
音響全般の基礎的な技術を使用して、レコーディング・PA・MAなどの
各音響分野を専門的に学んでいきます。
その中で今回ご紹介するのは『音響効果・MA実習』です。
この実習では、MAスタジオを使用したテレビ番組やCMなどでの
作業の流れを理解し、MA技術、ミキシングを学んでいきます。
ドラマの映像を題材に音の編集を行っています。
録音する音を作るための部屋であるブースをマシンルームから覗くと
何やら紙とマイクに向き合っている学生がいました。
この学生はドラマのナレーションを録音しているところでした。
この部屋でナレーションを行い、写真奥のマシンルームで
録音や編集を行います。
録音したナレーションをどのように入れるか、班全員で考えます。
ナレーション録りが終わり、先生からアドバイスや次の過程についての
説明に聞き入っています。
今回は2年生の『音響効果・MA実習』の授業の一部をご紹介いたしました。
また、同じく2年生の『コンサートPA実習』や『レコーディング実習』等も
併せてご紹介できればと思っております。
〈Numa〉
今日は、6月17日の特別講座についてのお話をしたいと思います。
2年生音響技術科の授業に「業界特別講座」というものがあります。
この授業は、業界で活躍されているプロのエンジニアの方にお越しいただき、
学生たちが学校生活で行っておいた方が良いことや 意識しておくこと、
また企業の方はどのような人を求めているのか、最近の傾向等をお話ししてくださる、
就職活動をしている学生にとってはとても大切な授業なのです。
本日のゲスト講師の方は ビクターエンタテインメントの高田英男様でした。
講義は、
エンジニアとしての現場の気持ちと企業としての気持ち、
社会人として成長していくヒント、
人生を豊かに生きて生きために今伝えたい感銘した言葉、
業界の現状、どんな仕事でも丁寧に、上手くやるのではなく、誠実、正直、
努力する行動力の大切さ「初心を大切に」などを企業側としての目線や、
就活生からの目線でお話ししてくださいました。
またお話の中では目標についてのお話もありました。
すでに履歴書やエントリーシートを提出したことがある学生もいるようなのですが
現段階ではまだ自分の進路に迷いや不安がある学生も中にはいるようでした。
今日のお話を聞いて、その迷いや不安から一歩先へ進むための
ヒントを得ることができたのではないでしょうか。
また今日のお話は、今の就活の瞬間だけでなく今後エンジニアになってからも
活かすことが出来るお話だったと思います。
ぜひ今日からでも、お話の内容を参考に就職活動をしていってもらいたいと思います。
suzu.