授業風景

音響技術科の1年生では「エレクトロニクス実習」という電気実験の授業が用意されておりますが、
2年生になると、この「音響測定」通称”ONSOKU”という楽しい実験が待っています!

ONSOKUは音の出る仕組みや、伝わり方、聴こえ方を測定によって確かめながら「良い音」の基準とは何か?ということを学ぼうという授業です。

実は・・・この授業は約25年?くらいの歴史があります。笑

卒業生の記憶にもしっかり焼きついているような、インパクトがある名物授業です。爆

今日はその中の授業の「残響時間」のご紹介です。

まずは実験に入る前に「残響」とは何か?ということを座学で学びます。

ONSOKU-ZANKYO1

残響が起きる仕組み・・・

代表的なホールの残響時間・・・

などなど一通り学んだ後、お待ちかねの測定タイム!!

恒例行事!?の風船割りです。笑

ONSOKU-ZANKYO2ONSOKU-ZANKYO3

新宿研究所のいろいろな場所で風船を割って、残響時間を計測します。

この時期、どこからともなく「バン!」と聴こえてくるので「何事っ!」と思われていた方もいらっしゃると思います。爆

さて、みんなどんな結果が出たかな?

何気なく設定していた「エフェクターの値」や目的に合わせた「部屋の鳴り」などの意味に気付けたかな?

ONSOKUでは他にもバラエティに富んだ多彩な測定が用意されてますよ~

(おさ)