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そして、いよいよ、本番直前で「開場」。
沢山のお客様、プログラムのような物に、目を通している様子。
男女も年齢もそれぞれまちまちで、スーツ姿が目立つかな?という感じですね。
 
右上の写真。これは本番中に撮影したものですが
よく見ると、カメラマンを担当している、スタッフの学生もスーツ姿です。
ここまで来ると、「いったい、何のイベントなのか」何となく解るでしょうか。
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前回までのスタンバイでは、ほとんどの写真が、機材の背後での作業風景でしたけれど
当然の事ながら、本番中は、機材に正面から向き合って、の光景。
左上の写真は収録音声を調整するミキサー。右上は、映像を切り替えるスイッチャーです。
 
さて、いったい何のイベントなのか、というと、下の写真。
2013年度「学校法人東放学園 入学式」!!
ステージ上にある、スクリーンへの映像送出と、映像・音声記録を
放送技術科と放送音響科の2年生が、担当していたのです。
 
新入生の皆さん、ご入学、おめでとうございます!!
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さて、前回の内容でも登場した、黒色の四角い箱。
側面には、「・・・88」と書かれていますけれど、これが何か?
右上の写真をご覧いただくと、お解りになるでしょうね。
これは実は、高倍率ズームレンズでしてね、そのズームの倍率が88倍。
88倍の威力を言葉では容易に説明できないわけですが
テレビスタジオで通常使用されるレンズは、26倍前後ですからね、大したモンです(笑)。
いずれにしても、小型化が進むテレビカメラ本体と比較すると
明らかに、レンズの方が大きいですよね。
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そして、また、機材を沢山並べて、結線作業。
ただ、場所は変わっていて、都内の、ある有名なホールの中。
実は、前回お伝えした、教室でのあの様子は、言わば予行演習でして、こちらがつまり本番。
特に学校外の環境では、配線設計のミスも忘れ物も、絶対にあってはならないですからね。
綿密なシミュレーションを経ての、現地スタンバイが必須なのです。
 
場所は変わっても、どちらも共通しているのが
「学生が主体的に、学生が積極的に」
作業を進めている、ということ。
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もっぱら、情報を伝達する手段は「ワイヤレス」になっている昨今。
身近なところでは、電話器がワイヤレスになって、ケータイそしてスマホ。
もはや、言わば「コード」がないということを、不思議に感じない時代になって久しいわけです。
けれどもしかし、信頼性やコストという観点から
情報(信号)を伝えるプロフェッショナルな環境では、今でもしっかりと「ワイヤード」。
今でも、放送技術に関わる現場では、まだまだ「ケーブルいっぱい!」なのでございます。
 
機材が沢山並べられて、その間を結ぶケーブルを布設している、1枚目の写真。
今回のそれぞれの写真、作業に従事するのは、放送技術科と放送音響科、2年生の学生達。
いわゆる「テレビ中継車」に相当する機材システムを、構築中。
1年前の入学当初では、到底考えられなかった筈ですけれど
今となっては、学生自身が積極的に、ドンドンと作業を進められるように、上達したのです。 

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上映会の後は
関わった職員や、制作・映像・音声・照明などの各チーフの学生からの一言。
「思いの丈」をそれぞれに語っていただきました。
 
とにかく、本格的な実習授業ですし、関わる期間も長かったですからね
我武者らに楽しいというだけでなく、苦労も沢山あったでしょう。
特に、制作系スタッフは、準備期間から実際の収録本番までは、およそ5ヶ月。
つまりは「ゼロ」の状態から、コツコツと準備を続けて、いろいろな作業を経て・・・ですから
感慨もひとしお。
 
まずは経験し、そして知る。結果、それらを通して、何をどう感じたのか
そのような「気持ち」が大切なのですよね。
なぜならば、これが、これからの先の「意気込み」に繋がるからです。 
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すべての製作過程を終えた、携わった2年生、卒業間際の3月。
作品も無事に見事に完成。まずは、作品上映会の開催です。
毎年の事ながら、完成度はかなり高くてですね
学生が「イチから創る」作品として、また、テレビなどでの放送・放映をしないテレビドラマとしては
「日本一!」と言って間違いないと思います。
手前ミソですけれど、事実なので思い切って、こう、表現させていただきました。
 
就職先への内定はもちろんの事、既に現場研修に参加している学生が多いのですが
この大事な日はお休みをもらって、多くの学生が参加。
学生それぞれが、苦楽を乗り越えての、努力が結晶化した作品。
真剣に観ている学生の表情が、それを証明しているのです。
 
そして、出演者の方々も、お忙しい中参加してくださいました。
ありがとうございました。
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当ブログの左下にある「カテゴリ」で「ドラマ制作」を選んでいただくと、すぐにご覧いただけますが
前回お伝えした「オフライン編集」、そして「オンライン編集」に続いて
本年の1月頃に行われた「SE」「MA」作業に勤しむ様子。
「ドラマ制作2012」でございます。
 
「SE」とは、サウンドエフェクトの略でして
撮影時にあまり収音されなかった動作音や環境音を、必要に応じて加えたり
BGMなどを加えたりする作業。
「MA」とは、マルチオーディオの略でして
役者の声やSE作業を経て加わった様々な音の素材を
視聴者が自然に聞こえるように
また、演出に応じた「音」に感じられるようにする、音の編集作業です。
 
写真は、放送音響科の学生と担当職員。
それぞれの音の大きさ・音質などと共に、そのタイミングやバランス・・・などなどなど。
もちろん、映像に併せる必要もありまし、それに目に見えないという事もプラスされて
想像以上に緻密な作業となるのです。

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書いては消し、消しては書いてを繰り返しましたが
無用な文章は、割愛することにしました。
ただ少なくとも、これが
「東放学園専門学校らしさ」
この象徴の1つであることは、間違いありません。
 
2013年3月30日。「職員歓送迎会」の終わり。 
セルフタイマー撮影での、職員全員が写る、貴重な写真です。
  
最手前列左より、植松・斉藤・横田・吉永・栗林・伊辺・結束
次に、深澤・宮原・橋本・月野木校長・長嶋・伏見・星野
手前より3列目は左から、田辺・山路・加藤・塩浜・石原・本間・島津・副島
次に、大橋・角・平野・木戸・倉谷顧問・坂口・堀内
一番後ろの列で左から、岡崎・津田・笹原・吉倉・吉原、両手でピースの萩原でございます。
 
皆さま、新年度も引き続きお世話になります。よろしくお願いいたします。

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照明の実習授業ですからね
学生が、各演目での照明デザイン・プランを考えるのはもちろんのこと
各グループで何をするか、衣装はどのようにして振り付けはどうするか、これらも一緒に考えて、
照明的準備を進める中、出演者的準備も、同時に進めていくわけです。
観ていてスゴいな!とも思いますが、それに増して感じる気持ちは、「楽しそう!」である、ということ。
 
卒業すると、ほとんどの学生はスタッフ側の、つまりは裏方に進んで活躍していくのですが
だからこそ、学生時代に、文字通り「脚光を浴びる」そういう経験をしておく。
大変貴重なチャンスですからね。とっても大事。
 
入学して、およそ2年。
学生各々の成長というか発展というか、そのベクトルを強く感じる「集大成」なのです。

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「出来る限り沢山」を紹介したい、というのが、平素より思い抱いている姿勢ではありますけれど
沢山紹介するとですね、その次に続くものが溜まっていく事になるのでして
今度は、実際とのタイムラグが生じてしまうことにもなり・・・
というふうに、まあ要するにですね、弁解しているわけでございます。恐縮です。
 
はい、ということで改行させていただいて、今回ご紹介するのは、写真をご覧いただくと一目瞭然
あるアーティスト達の、コンサートライブの模様・・・
ではなくてですね、実は、照明クリエイティブ科の実習授業「舞台照明実習」。
出演者も、全員が照明クリエイティブ科の学生達です。
 
照明クリエイティブ科では、1年次は、テレビ照明・舞台照明共に、基礎をしっかりと学びますが
2年次になると、それぞれのコースに分かれての、言わば応用編に。
今回紹介しているのは、その舞台照明コースの集大成とも言える、ビックイベントなのです。
(写真撮影:照明クリエイティブ科 植松)

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はい、ということで、番組収録は、無事に終了。
出演者・参加者の方々、そして、学生スタッフが一同に集まっての、集合写真です。
 
その後は、映像・音声・照明・美術・制作の各グループに分かれて
今回のバラエティー番組制作の制作方法やノウハウなどを、参加者の方に説明を。
特に、すぐ下の右の写真で、持っている紙は、今回のマイクプラン。
出演者少数で、使用するマイクロフォンが1・2本程度の場合はさておき
今回のように、大勢の出演者でお客様の笑い声などを収音するには、その本数も沢山。
事前の緻密な計画が必要になってくるわけですね。
 
面白さの表現にも、とても真剣で綿密な制作過程が必要になるのです。

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そして、いよいよ本番開始。
東放学園専門学校オープンキャンパス「バラエティー番組制作セミナー」。番組収録です。
学生スタッフに教職員に加えて、プロのスタッフの三者でタッグを組んだ番組制作。
出演者は、本物のタレントの方々でして
テレビカメラ6式を使用した、本格的なバラエティー番組でございます。
 
今回も、マルチ画像で、沢山の写真をご覧いただきましょう。
クリックすると拡大表示されます。

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東放学園専門学校オープンキャンパス「バラエティー番組制作セミナー」
前回は、予告的番外編ということで、「教職員などの活躍」として紹介しましたが、今回から本題に。
参加者の皆さんには、まずは、バラエティー番組に関するセミナーを開催。
 
一視聴者としてテレビで観ていると、単純に楽しめるのが、バラエティー番組の魅力ですけれど
その制作には、奥深い様々な過程やノウハウを必要とするわけでしてね
そのような緻密とも言える手段によって、観ていて面白い番組に完成するのです。

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一方、テレビスタジオでは、本番に向けた準備がチャクチャクと進行中。
リハーサルを終えた後は、制作演出・照明・映像・音声の各役割毎に、手直し。
そして上の2枚の写真。出演者がスタジオに入り
まずは音声のスタッフが、それぞれに「ワイヤレスピンマイク」を取り付けて・・・
参加者の皆さんを、スタジオに案内して・・・
いよいよ! 本番開始です。
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かたわらに、少々見える事はあっても、意外と写る事が少ない職員や講師の先生の、仕事中の姿。
学生の授業に打ち込む様子や日常を中心に、学校の日々を紹介するブログですからね
まあ、当然と言えば当然ですけれどね。
ただ、教えるからには、自分でもしっかりとこなせる、ということは
教える立場としては、これもまた、当然なのでございまして。
 
ということで今回は、先日行われたオープンキャンパス「バラエティー番組セミナー」において
スタンバイ日から本番直前までの、教職員・講師の先生の
自ら積極的にスタンバイ作業を進める姿を、紹介させていただきます。
 
従いまして、今回の18枚の写真は、ほとんどが、教職員・講師の先生。
今回のマルチ画像、クリックしていただくと、かなり拡大表示されます。
手前ミソではありますが、どうぞご覧ください。

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どうしてもですね
「就職活動」というと、学生時代の最後のゲートを通るような
社会に出るための、一時的な出来事というか試練と言うか、そのように捉えがちですよね。
もちろん、現象としては決して間違いではないですしね、そう思うのも当然かと思いますけれど
本来、就職とは「職に勤めること」という意味ですし、つまりは、そのための活動。
自分の夢を達成して、社会の一員になる。会社に貢献して、生活を営むための糧を得る。
就職活動の目標は、遠くの大きな事に設定して、勢いを持って将来に進んで行く、と考えてですね
明るく楽しく元気に、意気揚々と邁進していく方が、夢を手に収めやすいと思うわけです。

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ということで、前回の紹介に続く「就職セミナー」、もう1つのイベントは「企業説明会」です。
それぞれの職業分野別の会場には、各企業の方をお招きして、お話していただくというもの。
自社制作の企業PRビデオを上映していただいた企業様もあれば
採用を得るため、その後の就業に向けた精神論的なお話をされる企業様、そして
活躍している最近の卒業生がお話をしてくださる企業様などもあって、大変貴重で、ありがたい時間。
言わずもがな、学生は、非常に勉強になったことでしょうね。
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