2013年12月7日 のアーカイブ
上の写真。本校のBスタジオの、授業中の様子。
テレビカメラを取り囲んで、担当職員の説明を、メモを取りながら・・・という光景。
一見、日頃、映像に関する事を中心に勉強をしている、放送技術科の授業だと感じるとは思いますが
実は、放送芸術科1年生の授業。
この後の課題で、何人かが実際にカメラマンを担当する、という目的もありますが
そもそもの主旨は、将来技術には直接携わらない、日頃、制作系を勉強している学科だからこそ
今、学生のうちに、技術的な事も学んでいただく、ということなのです。
前回は、11月22日に紹介した「スタジオ番組制作」です。
まずは、テレビカメラ(スタジオカメラ)の概要の説明を聞いた後は
1人ずつ全員が、撮影の練習。
上述したような主旨をしっかりと感じて、学生の表情も真剣ですよね。
卒業して現場に就いて、その後の将来に渡り
このような大型のテレビカメラを操作する、ということはほとんどない筈ですけれど
ただ少なくとも「知っている」という事は、重要な糧(かて)になると言って良いでしょうね。
ディレクターの自己表現のための、大切な道具の1つであることには変わらないわけですから。