2012年4月30日 のアーカイブ

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 東放学園専門学校、1年次は各学科がそれぞれの専門分野に関しての基礎を学ぶ授業が中心。一人のスタッフとして、また、その役割についての必要な知識を、学科単位で実践し経験していく、というものです。
 それに対して、2年次になると、各学科が一眼となって、1つの作品を大勢で協力して作り上げていく、という授業が中心に。この「協力し合う」という環境の下で、他の役割についても体系的に学んでいくわけです。
 
 そこで、今回ご紹介するのは、2年次の大型実習授業「番組制作演習」の放送技術科。今後の本格的な番組制作を前に、1年次の復習的実習を。
 
 まずは、機材室より必要な機材を運び入れて、指定の通りに機材を並べていくという作業。映像制作システムの構築です。
 通常、テレビスタジオとペアになって設備されている「サブコントロールルーム」を仮設する、という作業。当然規模は小さいものですが、同じ様な環境を学生だけで作り上げるという、高度な技術です。
 
 一通りの機材が用意された後(2枚目の写真)は、各機材同士の結線作業。数十本にもなる結線を学生自身で行うのですが、可能な限り短時間で作業を完了するために、それぞれが協力しながら、着々と。
 分担したり教え合ったり、体や手が交錯しながら、急ピッチで進めていきます。