2010年5月 のアーカイブ

サッカー部の春合宿

2010年5月17日 雑感



 今日、ご紹介するのは、学校法人東放学園のサッカー部。
 ちょうど、ゴールデンウイークの最中である4月30日~5月2日、山梨県の南都留郡にある山中湖にて、サッカー部の春合宿が行われました。

 この山中湖には、「学校法人東放学園 山中湖セミナーハウス」という学校寮があるのですが、この場所とグラウンドを利用しての合宿。この春に入学したばかりの新入部員も加わり、春の大会に向けた、有意義な合宿になりました。
 今年は一部昇格を目指し頑張ります。

(記事作成者:OS)

  
  

<写真上:合宿参加者の集合写真>
この中に、実は、顧問が・・・。

<写真下:真剣に練習>

PDW-XD1500

2010年5月16日 HD化,HD機材設備


 
 
  
SONY株式会社製
XDCAM HD422 レコーダー
PDW-XD1500 (VTR1)
  
 

 
 
従来のテープメディアではなく、ディスクメディア(プロフェッショナルディスク)とその技術を利用した、テープレスレコーディングシステム。フルHDTV規格の信号を、記録再生。いわゆる「ランダムアクセス」や、高速ファイル転送が可能。ノンリニア編集システムにも、シームレスに対応する。
AC100Vの他、DC12Vやバッテリーでの運用ができる。また、今回、可搬型の設置により、スタジオ外での実習授業でも使用可能。

代田橋駅からの裏道

2010年5月15日 雑感





 4月の中旬から授業が始まって、およそ1ヶ月。
 1年生の皆さん、そろそろ学校自体に慣れ、そして通学の満員電車や、朝のペースがつかめた頃でしょうか。
 

 今回は代田橋駅からの裏道のご紹介。(学生ガイドには載ってませんよ〜。)
  

 まず改札を出て階段を上がったらすぐ左へ!ミスドの前を通過!
 (1枚目の写真、向かって奥へ)
  
 
  
  

 大原稲荷神社を左手に真っ直ぐ・・・突き当りを右へ!
 (2枚目の写真、奥に進んで)
 
 

 またすぐ左へ!
 (3枚目の写真、正面突き当たり)
  
    
  

 すると黄色と赤のラインが見えるガソリンスタンドの屋根の裏手に!
 (4枚目の写真、奥へ)
 もうここからはお分かりですね〜!!!
 見えてきた歩道橋を渡れば杉並校舎は目前!
  
  

 注)コンビニやパン屋さんに寄りたい人は残念っ!

 (記事作成者「OM」)

(Q12)の答え

2010年5月14日 クイズ



 Q12の答え。
 正解は、(D)の送り返し映像機能のスイッチ、でした。

 テレビスタジオ等で、2台以上のカメラを切り替えて、必要な映像を選択しながら番組を製作する場合、カメラマンは、自分が撮影している映像の他に、「今、どのカメラが選択されているのか」「どんな映像が放送(収録)されているのか」を確認する必要があります。同じ被写体を撮影しても、同じようなサイズやアングルで撮影しても、切り替えても意味がない。つまり、無駄なカメラワークになり、勿体のないカメラワークになってしまいます。
 特に、たとえば、対談番組で出演者が大勢の場合など、カメラマンは、次々と、必要な出演者を撮影していかなければならない。出演者の人数分、テレビカメラが存在しないからです。そんな時に、「もし、同じ人を同じサイズで撮影していたら」、カメラの切り替えが成立しませんね。
 こういう時に、カメラマンは、この「リターン(送り返し)スイッチ」を押して、放送(収録)されている映像を確認し、「だぶらない」ように、撮影をする、というわけです。
 
 放送(収録)されている映像の他、特定の任意のカメラの映像を送り返してあげることもできますし、ビデオスイッチャー2式で切り替える場合(バラエティ番組の収録に多い)の2式目の切り替え映像を送り返すこと等もできます。
 
 いずれにしても、カメラマンにとっては、生命線のようなものなので、欠かせない機能でありスイッチです。したがって、スイッチは先日の位置の他に、カメラマンが右手でフォーカス操作をする部分(写真上)や、左手でズーム操作する部分(写真下)にもあります。常に、すぐに、ボタンを押して切り替える必要があるからです。

初めての打合せ

2010年5月13日 実習風景

 
 本ブログで紹介している、本格的な実習授業「番組制作実習」。
 いよいよ、第1回目の本番を目前に、すべての学科の学生が参加しての、番組内容の打合せの模様です。もちろん、「やらせ」なしの、ごく自然な写真。
 
 打合せの「島」がいくつかありますが、番組中、スタジオの部分に携わるスタッフと、中継の部分に携わるスタッフが、それぞれ話し合いを。そして、各セクション各学科単位でも、やはり、打合せをしている、という光景。
 すべてが初めての経験ですから、笑顔が見える中でも、学生それぞれの真剣さが伺えます。
 

気持ちの良い光景

2010年5月12日 雑感


 スタジオからの階段を上ると、それまでのやや無機質な、場所によって薄暗い環境とは、まるで違う世界が広がります。
 校舎横の木々、この時期は緑が鮮やかで、明るい。思わず、立ち止まって見入ってしまうほど、気持ちが良い光景です。
 「対比」「逆」「秀麗」・・・。
 階下のコンクリートから、階上のガラス張り。この校舎の、デザイナの気持ちが伝わってくる、そんな気がします。

AM-3800

2010年5月11日 HD機材設備


 

 
アストロデザイン株式会社製
オーディオモニター
AM-3800
 
  

 
 
HD-SDI等のデジタル信号から、重畳されているエンベデットオーディオ信号を取り出し、スピーカーに出力する、デジタルオーディオモニター。
液晶ディスプレイ部があり、そこに8種類のオーディオレベルメーターを表示できる。
今回は、VTR4式の入力音声や収録音声を確認するための、オーディオチェックモニターとして導入。
写真下部にある、「BKS-R3219A」によって、任意のVTR音声の切り替えを行う。 

VT-70P

2010年5月10日 HD機材設備

 
  
 
ビデオトロン株式会社
ビデオタイマーVT-70A用
コントロールパネル
VT-70P
 
 
  
 
ビデオラックに設置されている、同社製Vbus-70B(70シリーズモジュールの筐体)内のビデオタイマーボードをコントロールするリモートパネル。時計表示機能の他、ビデオタイマーや残時間表示も可能。
本校では、「生放送」設定の実習授業において、威力を発揮。左上に時間(リアルタイム)を表示させ、本番中の時間を把握するための機器。

BKS-R3219A(VTR)

2010年5月9日 HD機材設備


 
 
 
SONY株式会社製
ユニバーサルコントロールパネル
BKS-R3219A (VTR)

 
 
 

インテグレーテッドルーティングシステム「IXS-6700」を制御する、32ボタンコントロールパネル。マルチディスプレイコントロールパネル「BKS-R1617A」のような、パネル上でのアサインコントロール機能を持たない。
VTRモニター「LM-3108」と、写真上のオーディオモニターのソース切替用の機器。 

LM-3108(VTR)

2010年5月8日 HD機材設備


 
  
アストロデザイン株式会社製
マルチフォーマット液晶モニター
LM-3108(VTR)
 
 
 
 
 
VTRラック部分に設置されている、8.4インチの液晶ディスプレイ。
VTR4式からの出力信号を、任意に切り替えて表示させるための機器。


 さあ、久しぶりのクイズ、第12問目です。

 写真は、スタンダードカメラ「HDC-1000R」、カメラマン側にあたる、ビューファインダの下方にあるスイッチ。
 2つ並んでいて、それぞれ、「RET1」「RET2」と書かれています。実は、このボタンはここだけでなく、他2箇所に装備されているのです。もちろん、HDTVのカメラだから、ということでなく、従来のテレビカメラにも装備されていました。

 さて、ここで問題。
 この「RET(リターン)」とは、いったいどんな機能のためのものでしょうか。下の選択肢から正しいものを、選んでみましょう。

(A) 何を撮影したのか、いつでもすぐに解って便利。撮影した映像を逆転再生してくれる機能
(B) カメラを動かし過ぎても大丈夫。あらかじめセットしたカメラの位置に返してくれる機能
(C) ビューファインダ内蔵のカメラで、「自分撮り」や後方スタッフを撮影してくれる、逆方向撮影機能
(D) 放送(収録)されている映像や、他のカメラの映像等をCCU側から返してくれる、送り返し映像機能

CCUの裏側

2010年5月6日 HD化,HD機材設備


「機材の裏側」、今回はCCU(カメラコントロールユニット)の「HDCU-1000」です。 
 今までも、紹介していますが、CCUとは、カメラケーブルを介して、テレビカメラ本体の反対側に位置する、カメラを制御する機器。テレビスタジオのサブコントロールルームならでは、という機器でもあります。
 ただ、あのテレビカメラを操る機器としては、それほど、多くのケーブルが結線されているわけではありません。
 
 写真の右側、緑色のやや太いケーブルが、かの有名なカメラケーブル。その隣の黒色のケーブルが、カメラの制御状況を表示させるための信号線。さらに隣の黄色のケーブルが、ゲンロック(ブラックバースト)信号、その下の白色のケーブルが、「RCP-921」へのリモートケーブル。写真左の紫色のケーブルが、RET信号線(次回のクイズで紹介)、一番左の僅かに写っているケーブルが、HD-SDI(カメラからの出力信号線)です。写真以外にも、数本結線されています。

株式会社 コンドーブロードキャスト製
VTRリモートコントローラー
RM-190A
(写真右)

武蔵株式会社製
マルチディバイスコントローラー
MDC-50Ab
(写真左)

VTRの再生・録画/停止等を遠隔制御する、リモートコントローラー。
制作卓のTK(タイムキーパー)のスタッフが座る前の部分に設置。TKが番組中再生VTRを、いわゆる「CUE UP(頭出し)」を行い、再生スタート(スットプ)動作を行うための機器。


 特にクイズというわけでもないのですが、昨日の写真の、「みんな壁に向かって・・・」の正解は、ロープの結び方実習というか、その練習最中でした。
 「南京結び」という、ロープの技法。「荷物縛り」という場合もあって、昔は、トラックの荷台の荷物を固定するのによく使っていたそうです。
 1本のロープで、まず、引っかけを作り、出来た輪にロープを引き込んで、それをいわば「滑車」として利用する結び方。滑車構造によって、ロープの両端に対して引き合う力が強まるので、物をしっかりと固定することができます。
 
 番組制作実習では、中継用のパラボラアンテナを屋上に仮設し、中継先との電波伝搬を行うのですが、そのパラボラアンテナを固定するのに、ロープワークが必要になる、というわけです。