CCUの裏側

2010年5月6日 HD化,HD機材設備


「機材の裏側」、今回はCCU(カメラコントロールユニット)の「HDCU-1000」です。 
 今までも、紹介していますが、CCUとは、カメラケーブルを介して、テレビカメラ本体の反対側に位置する、カメラを制御する機器。テレビスタジオのサブコントロールルームならでは、という機器でもあります。
 ただ、あのテレビカメラを操る機器としては、それほど、多くのケーブルが結線されているわけではありません。
 
 写真の右側、緑色のやや太いケーブルが、かの有名なカメラケーブル。その隣の黒色のケーブルが、カメラの制御状況を表示させるための信号線。さらに隣の黄色のケーブルが、ゲンロック(ブラックバースト)信号、その下の白色のケーブルが、「RCP-921」へのリモートケーブル。写真左の紫色のケーブルが、RET信号線(次回のクイズで紹介)、一番左の僅かに写っているケーブルが、HD-SDI(カメラからの出力信号線)です。写真以外にも、数本結線されています。