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新入生の皆さん

開講が遅れている中、本校での新たな勉強やトレーニングを
心待ちにしている方も多いと思います。
また、何か今のうちに、勉強や準備を行っておくべき事はないのかと
お思いになる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、おすすめ事前学習の内容を考え、当ブログに投稿しました。
各学科の職員からの挨拶もさせていただいておりますので、
是非ご覧いただき、事前学習に取り組んでみましょう。

各リンクよりご覧ください。

音響技術科より

音響芸術科より


東放学園音響専門学校

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音響芸術科 新入生の皆さんへ

ご入学おめでとうございます。
現在、学園は新入生の皆様を万全な体制で迎え入れられる準備を
重ねておりますので、もう少々辛抱いただければと思います。
お時間があれば以下の内容に取り組んでみて下さい。

◆オリジナルイベントを考えシミュレーションしてみよう!

考えるだけでワクワクしますね!
僕自身も皆さんが在学中に楽しめるイベントを
ゆっくりじっくり時間をかけて今は考えています。

1)会場を決めよう
自分自身がイベントを実施してみたい会場を一つ決めましょう
(収容人数なども調べてみるといいかも)

2)イベントのタイトルを考えよう
(実際のイベントやフェスを参考にしてみるのもアリです)

3)イベントのコンセプトを決めよう
(誰もがイメージできるような、このイベントはどんなイベント?)
「目的や狙いは何か」というのを簡単にまとめてみよう!
各種イベントやフェスのHPを参考にしてみるのもアリです。

4)コンセプトに合わせた出演者を決めよう
(組み合わせが大切です、3組は考えよう)
出演者が決まったら、各出演者の演奏時間や出演順を決めてみるのもアリです。

5)開場/開演を決めよう
(今回は休日の開催として考えてみよう)
休日ってことは、開演時間は多少早くても大丈夫かも!?

6)チケット料金を考えよう
(今、考えているこのイベントが、自身がお客さんだったら
どれくらいの金額を払えるか、とかで決めても大丈夫)
※本来は予算書をもとに決めます

7)宣伝方法を考えてみよう
(このイベントを見に来てくれそうなターゲット層を考えてみるといいかも、男女比・年齢層とか)
たとえば・・・「チラシ」「ポスター」「ラジオCM」など他になにがあるかな?
メモ帳に色ペンを使って、オリジナルチラシを作ってみると楽しいかも♪

8)イベントスタッフを考えてみよう
(様々な職種が協力をして、一つの公演を手掛けていきます)
たとえば・・・「舞台監督」「美術」「照明」など他にどんな仕事があるかな?
ライブ映像のエンドロールなどを参考にしてみるのもアリです。

9)舞台上の舞台プランを考えてみよう
(どんな舞台にしたい?キラキラ?ロック風?様々なライブを参考にしてメモ帳などに
絵で書いてみるとイメージがわいてくるかも)

10)本番中の演出なども考えてみよう
(炎?煙?銀テープ?トロッコ?どんな場面で、どんな演出が合うかな?)

以上、どんなイベントができたかな?
なにか他にもアイディアや質問があれば開講後に気軽に声を掛けて下さいね。
それと、メモ書きなどで書いてくれたら、開講後に見せて下さいね。

◆沢山のライブ映像をこの期間に観る事をオススメします。

ジャンルもロック、アイドル、アニソンなど、色々な音楽に触れてみようね!
こんな演出もあるんだな?とか、新しい発見があるかもしれません!

実際に音響芸術科では、一つのライブイベントを創りあげる実習も開講します。
この仕事は好奇心を持つことが大切です、今後は色々なアイディアを出して、
多くの人が笑顔になるイベントを考え、創ってみて下さい。

また、こちらのHPもご覧ください。
エンターテインメントを愛する皆さんへ
こちらの声明は
・一般社団法人日本音楽事業者協会
・一般社団法人日本音楽制作者連盟
・一般社団法人コンサートプロモーターズ協会

以上、エンターテインメントに関わる三団体が新型コロナウイルス
拡大防止に向けた共同声明となっています。
エンターテインメントが大好きな皆さんにも向けたメッセージと
なっていますので、一度目を通してみてください。

それではオリエンテーションでお会いできることを楽しみにお待ちしております。

音響芸術科 教職員一同

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音響技術科 新入生の皆さんへ

新型コロナウィルス感染防止のため、開講を延期しております。
心待ちにされていた学園生活のスタートが遅れ、不安な気持ちもあるかと思いますが、
皆さんが安心して新学期が始められるよう教職員一同準備を続けています。
今後少しでも安心して授業に臨めるようにこの開講までの時間で
事前学習できるものを用意しました。必ず全部しなければならないわけではありません。
自分でやってみたいなと思う事があればぜひ取り組んでもらえたらと思います。

◆作品鑑賞

自分の感性を磨く為に幅広く多くの作品にふれて欲しいと思います。
中でも皆さんが興味のある作品の「音」を意識してみましょう。
普段から家で音楽を聴いたり、コンサート映像や映画などを観る時にちょっと意識する
だけで音響の仕事を目指す気持ちを高める方法があるので試してみてください。
スピーカーで聴くことがおすすめですが、ヘッドフォン、イヤーフォンでも構いません。
その場合はあまり大きな音量で聴き続ける事のないよう注意しましょう。

・音楽鑑賞(CDなど)

CDや、Apple Music、Spotify、YouTubeなどの配信サービスを積極的に利用して、
いろいろなジャンルの曲を探して聴いてみましょう。
音楽ジャンルや年代、邦楽/洋楽など問わず様々な音楽を聴くと、
いつか先輩エンジニアやミュージシャンとの会話、ミキシング時に必ず役に立つと思います。
興味を持ったアーティストがいたら、そこからどんどん広げていくことをおすすめします。
インターネットなど色々なツールで調べると音楽の歴史やジャンルについて、
自分が好きなアーティストが影響を受けた音楽などを知る事が出来ますね。
CDであればCDジャケットに色々な情報が記載されていますね。
スタッフクレジットと呼ばれているものに注目してみましょう。
多くのスタッフにより作品が制作されていることがわかります。
そこからレコーディングエンジニアや使用したスタジオなどがわかります。
自分の好きな作品を手がけたプロデューサーやエンジニアから聴く音楽を
広げていくのもいいですね。そして聴く力の訓練です。楽器は何が使われているのか、
またその楽器はスピーカーの中央、左、右のどこから聞こえてくるでしょうか。
聴く力を鍛える事は、これから学んでいくなかで、そして皆さんが音響の仕事をしていくうえで
必ず役に立ちます。毎日1曲でいいので、まずは好きなアーティストの楽曲から始めてみましょう。

・映画、TVドラマ、バラエティ番組鑑賞

作品のなかでどんな音が聴こえるでしょうか。
出演者の声以外に 音楽、状況説明の為の効果音や(足音、雨、波、風、動物、虫の鳴き声など)
ナレーションなど、たくさんの音が使われています。それらの音が鳴るタイミング、
音量の変化、音楽であれば曲調などを意識して鑑賞してみましょう。
またバラエティ番組などは出演者の声を収録するためのマイクはどこにあるでしょうか。
番組によってはそのマイクの存在が画面上で確認出来る場合があります。
注意深く見てみて下さいね。
また自分が感動した場面で、なぜその感動が生まれたのかを考えてみて下さい。
この視点はものづくりをするうえでとても大切だと思います。

・コンサート映像鑑賞

マイクを意識して探してみましょう。
例えばボーカルやドラムセットなどの楽器に使用しているマイクは映像によって種類が違ったり、
楽器への狙っている位置やマイクの持ち方が違うと思います。ケーブルの有無もありますよね。
ミュージカルやアイドルなどでは手に持たないマイクの場合もあるのは見たことありませんか?
またスピーカーも意識して探してみてください。コンサートのステージ横に天井から吊られている
フライングスピーカーもあれば、ステージ上でミュージシャンの足元にあるスピーカーや
ミュージシャンの耳に付けているインイヤーモニターなど様々なスピーカーがあることが
映像から分かります。特に邦楽、洋楽問わず音楽フェスティバルの映像を観ていると
多種多様なマイクやスピーカーなどの音響機材が映ります。
これらの音響機材やミュージシャンの楽器にも興味を持つことが今後の実習で役に立つはずです。

◆本を読む

これから皆さんが仕事をしていく為には学び続けていく事が必要です。
そして自分が考えている事を相手に正しく伝える事の出来る力が必要です。
それを支えてくれる一つが国語力だと思います。文章を読み書きする時だけでなく、
話す時にもこの力が大切です。これを伸ばすには本を読む事が効果的といわれています。
好きな映画やドラマの原作小説でも構いません。たくさん文章を読んで国語力を鍛えましょう。
自宅にいる事が多いこの時間がチャンスです。

◆好きなことを追求しよう

このような状況なので、室内で出来る事柄が中心になりますが自分の好きな事を
徹底的にやってみましょう。普段は忙しくて時間がなく、やりたくても取り組む事が
出来なかった事に挑戦してみましょう。楽器を弾いてみたり、コンピューターのソフトを覚えたり。
音楽、音響に関わる事でなくても良いと思います。料理や絵を描く事も良いかもしれません。
徹底的に取り組んだ事は必ず自分の力になります。
初対面の人と話をするコミュニケーションのきっかけになり、
今後の就職活動で、皆さんのアピールポイントになるでしょう。

以上について、何か質問などあれば開講してから遠慮なく来て下さい。
もっと詳しくいろいろなお話をしようと思っています。楽しみに待っていて下さい。
私たちも皆さんと学校で会える日を楽しみにしています。

音響技術科 教職員一同