今期のライブ制作実習の授業も中盤にさしかかってきました。
そろそろ企画書もあと一歩のところまできています。
企画概要と予算書を確認してOKをもらったら早速、出演者のブッキングスタート!!
…ということで、今日はブッキングの方法についてを紹介していきます。
出演者を誘う方法としてはどんなことがあるでしょうか?
メールでのやり取りをする際のマナーや
必要な項目、資料の添付などを具体例をあげて紹介していただきました。
各自、メールの文章を作成してみましょう!!
タイラ先生の実際の資料(プリント)をもとに必要項目の確認。
これでいつでもブッキングを開始できますね!!
後半は会計の説明です。
仮払い、精算、入金のきまりとその方法について全体説明を行った後、
各班の会計担当は東放学園音響専門学校の経理担当の本間先生から
直接、各種申請書類の説明や伝票の書き方を教わりました。
経理担当の本間先生です。
お金の管理もチケットと合わせて、大変な仕事の一つです。
会計はしっかりと責任を持って行いましょう!!
KCO
本日は「エンベロープ&ダイナミックレンジ」をご紹介します。
たくさんの楽器を使います!
楽器には種類、材質、そしていろいろな奏法があります。
「エンベロープ」は楽器が鳴った瞬間から消えるまでの音の大きさの変化、
「ダイナミックレンジ」はその楽器が楽器らしい音がでる最少の音量と最大の音量の幅になります。
今回はこの2つを測定して楽器、そして奏法による音の特徴に迫っていきます!
まずは「何たるものか?」という座学+測定方法の説明を受けます。
そしてお待ちかねの測定タイムです!
慣れない楽器に四苦八苦♪
どんな結果が出たかな?笑
お、もしや某番組のオープニングテーマを弾いている方かな?笑
DTMソフト(ProTools、Logic、Digital Performerなど)やサンプラー(MPCなど)を扱う方はかなりタメになる測定だと思いますよー♪
(おさ)
【音響測定(通称:ONSOKU)】
約25年?くらいの歴史を持つ、「良い音」の基準について学ぶ、東放学園の名物授業です。
「インパクト大」な多彩な測定が用意されています!
渋谷に新たに登場した日本最大級のCLUB、
auのCMにもなっている東京の新名所!!
SOUND MUSIUM VISIONに行ってきました。
この日はEpockというイベントで、SOUND MUSIUM VISIONでは
以前、東放学園音響専門学校の「ライブ制作実習」の講師をされていた
新井先生が制作を行っています。
SOUND MUSIUM VISIONはメインフロアGAIAに加えDEEP、WHITE、
D LOUNGEと4つにエリアが分かれています。
まさにSOUND MUSIUMと言う所以でしょう!!
豪華な内装はヨーロッパのCLUBを彷彿させ、
Ray Audioのカッコよい音響システムに
ムービング照明やVJによる視覚的な演出で、
芸術的でありながら新しさを感じる音楽空間です。
この日は大御所出演者に加え、現在人気を博している
現「ライブ制作実習」の講師、
タイラダイスケさんもDJを行いました。
タイラ先生のDJ時には朝方にも関わらず、
大勢のお客さんがつめかけ、大変盛り上がっていました。
音響芸術科と音響技術科の卒業生も遊びに来ていましたよ!!
※CLUBは20歳以上でないと入れませんが、
20歳になったら是非、訪れてみてください!!
KCO
西早稲田にある「アバコクリエイティブスタジオ」にて弦楽四重奏(ヴァイオリン×2、ヴィオラ×1、チェロ×1)のレコーディング作業の見学がありました。
今回は芸術科2年生の将来、アーティストのマネージャーやディレクター、A&Rなどを目指す学生の授業です!
「302スタジオ」で授業が行われましたが、ここのスタジオは天井が高く、非常にライブ(音がよく反射する)な設計がされていて、クラシック系のレコーディングをするには最適な空間になっています。
天井までの高さは約7mくらいあります。
いよいよレコーディングのスタートです!
曲はモーツアルト、ハイドン、プッチーニなどのクラシック曲や、Boys Town Gangの「Can’t Take My Eyes Off You」、Queenの「Bohemian Rhapsody」、The Carpentersの「A Song For You」などなど・・・
すっかり聴き入ってしまいました。笑
レコーディング後に同じ曲を演奏してもらい、実際の楽器の音を聴いてみました。
どうだったかな?生音は?
ヴァイオリン類は他の楽器と比べて、ケタ違いに高額なので取扱いには注意です!(本体でウン千万、弓だけでもウン十万以上しますからね…)
「302スタジオ」の見学の後に、空いていた隣の「301スタジオ」を特別に見学させて頂きました。
ここのスタジオはちょっとした講堂くらいの広さがあって天井の高さが約10mくらいあり、フルオーケストラのレコーディングが出来るサイズになっています。
とても古いスタジオなのですが、この広さは日本では数少ない為、今でも劇場版のレコーディングなどに利用されているそうです。
アバコクリエイティブスタジオには他にも5.1chサラウンドシステムを用いた作業が行える「304スタジオ」、アニメや映画などのアテレコが行える「303スタジオ」があります。
「303スタジオ」ではアニメ「ちびまる子ちゃん」のセリフの収録が行われているそうです。
是非、今回の経験をこれから始まる卒業制作に活かして下さいね~
最後に・・・
この1枚!
「302スタジオ」のスピーカーの前に謎の物体がぶら下がっていました。
これ、何かわかるかな?オブジェじゃないよ。笑
正体が気になる方は、職員室まで聞きに来て下さい♪
(おさ)