卒業生

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95年 放送芸術科卒業の韓国のドキュメンタリー番組のディレクター、
ファン・ソンヨンOBが来校、在校生のために講演をしてくれました。

彼は水をテーマに自然環境のドキュメンタリーを制作し、数々の賞を受賞しています。
今回も震災の関係のドキュメンタリー制作のために数ヶ月前に来日していました。

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講演では自己紹介から始まり、韓国の現状、後輩への思い、学生時代のすごし方を、
自身の経験から語ってくれました。
最初は教職員に気遣って日本語でしたが、途中から韓国語で熱心に話してくれました。
スケジュールの都合で昼休みの実施となり、時間があまり取れなかったのが残念でした。

講演終了後、昼食を取りながら引き続き後輩への思いを語っていました。
「できればゼミをやりたい。普段はオンラインで、日本に来る時には直接話をしたい」
など、学校にとっては嬉しい話もしてくれました。

水をテーマに作品制作をしているので、彼の好きなものは”水割り”だそうです(笑)。
今回は”水割り”を交えた交流はありませんでした。この後は北海道での取材があるそうで、
もし東京に戻ることがあったら、ぜひ飲みに行こうと約束しました。

彼はフットワークがとても軽く、アフリカで開催された環境会議に出たかと思えば、
今度は突然学校に現れたり・・・。さすがドキュメンタリーのディレクターです。

先日、本校卒業生の韓国TOHO会のキム・グンホ会長が講演してくれました。
後輩たちを思ってくれる卒業生が多くいることはとても頼もしいことです。
(今回は音響分野ではありませんが、私の教え子の一人としてご紹介しました)
なべ