2012年1月27日 のアーカイブ
そして、ドラマの音声収録で、非常に頻繁に使用される、もう1つのマイクロフォンが「ガンマイク」。
もう1つとは書きましたけれど、どちらかというと、こちらがメインなのです。
ところで、この「ガンマイク」、細長い棒状の形をしているのですが、この棒の先の延長方向からの音を拾い、それ以外の方向の音を相対的に拾わない、という仕組みに設計されているマイクロフォンでしてね、つまり、方向が大事。
方向が合っていれば、やや遠くに音源があっても拾いますが、ズレてしまうと拾わないのです。
位置が移動できたり、角度が変えられたり、マイクロフォンの向きを調整できるなどの機構を備える「マイクロフォンブームドリー」という機器を使用して、音を収録していきます。
1枚目の写真、奥から伸びる棒の先に、ぶら下がるように取り付けられているのが、マイクロフォンの本体。
操作側が、2枚目の写真。左手でダイヤルを操作して、マイクロフォンの向きを変えます。