‘放送芸術科’ カテゴリーのアーカイブ

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さて、前回紹介した写真にも、少々掲載させていただきましたが
お忙しい中、当実習授業に進行役としてご協力いただきました、タレントの高尾 晶子さんです。
言うまでもなく、プロ!のタレントさんでしてね
そうですね〜、30歳代でしたらご存知の方も多いでしょう。
2002年まで続いた、ある番組のレポーターとして活躍されていた方でして、今でも現役!
実は本校のグループ校、専門学校東京アナウンス学院の卒業生でもあるのです。
 
話は変わりまして、番組美術セットの前で、何やら相談している様子の学生。右上の写真。
いったい何をしているかというと、左下の写真をご覧いただくとお解りになるでしょうか。
そう、実は、今回の実習課題では、美術セットのデザインや製作も
放送芸術科の学生の手によるもの。
デザイン通りの配置などになっているかどうかを
テレビカメラで撮影された映像を見ながら確認をしたり、調整の指示をだしたり、という様子。
 
右下は、また別の班による、美術セットの装飾作業の様子。
立体的なデザインで、手が込んでますよね。
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決して、そうは良くない写真ですし、奥は薄暗い感じ。左上の写真。
けれどもしかし、何となく本格的な、テレビスタジオでの本番っぽい雰囲気は、伝わるでしょうか。
右の写真。テレビカメラの脇で、フロアーディレクターが、出演者に「指折り」して、時間をアナウンス。
これをご覧いただくと、その空気感が解りやすくなるでしょうか。
 
左下の写真。司会(MC)を担当する出演者の方と、インカム(インターカム)をした学生と
それを近くでフォローする担当職員の様子。
そして、サブコントロールルームでの、ディレクターやタイムキーパーの学生などなど。
 
10月10日に紹介した、放送芸術科の実習授業「スタジオ番組制作」。
ドンドンとステップアップして、内容も勉強・経験する事も
本格的になってきているわけです。
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そして、この日の、学校の一部分を出版社に見立ててのロケーションですが
実は、校舎館内に、スタジオ・サブコントロールルームからの映像や音声の回線が用意されていて
10月29日に紹介したような、仮設の映像・音声ベースを設けない方法でのロケなのです。
 
4枚とも、本番中に中に撮影した写真。
特に、下の2枚の写真。放送音響科の学生が、ミキシングコンソール(ミキサー)でミキシングの様子。
左の真剣な表情をご覧いただくと右の写真、実際には見えていない筈の
にじみ出る汗や震える指が、まるでオーパーラップされるように・・・。
一発勝負の責任感が、伝わってきますよね。
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各学科の学生による合同実習授業「ドラマ制作 2012」。
今回紹介するのは、「出版社」のロケーション。
・・・と言ってもですね、校内のある場所を、出版社に化身してのロケでしてね
放送芸術科の学生が中心になって思考を凝らして、学校らしさから変装させたわけです。
 
上の左右の写真は、「ドライリハーサル」と言って、カメラなどを使用せず
出演者の芝居を確認する作業。
特に右の写真。各々が台本を持ち、芝居に合わせるように、一緒に移動している様子ですが
この光景は、実際のプロの現場でも、頻繁に見られるものです。
 
ドライリハーサルが終って、技術打合せ。下の写真。
撮影の手順や進行、カット割りなどのカメラワークを確認していきます。
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写真はどれも、テレビスタジオでの実習。学生が集まって、コードのような物を手にしている様子がご覧いただけるかと思いますが、
これは、たとえば、マイクロフォンとミキサーなどを繫ぐための、大事なケーブル。
授業は、放送芸術科の「スタジオ番組制作」。前回は、10月13日に紹介した授業です。
いったい、何をしているのかというと、「8の字巻き」という、ケーブルの巻き方トレーニング。
ケーブルの座屈や、その原因となる過度な撚れを防止するための、巻き方なのです。
将来、ディレクターや作家、タイムキーパーなどを目指している学生にとっては
あまり関係ないように感じますが
「技術を知る」「他のスタッフの役割を知る」という観点では、重要な知識の1つなのです。
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「清掃作業」、「美術セットの建て込み」と続けて紹介して
今回は、大きく分けて3つの作業それぞれ。
これも、都内の公園でのロケーションを数日に渡り行い終えた、翌日の出来事「ドラマ制作2012」です。
 
まずは、左上の写真から。
校舎の裏の一部を利用しての、ちょっとしたロケーション。
学校名が入っているポストの学校名を、ストーリー上の架空の会社名に変えている
美術を担当する放送芸術科の学生です。
右上の写真、撮影準備中の放送技術科のカメラマン
そして、担当職員の本学園の倉谷顧問と、担当ディレクターの様子。 
 
左下の写真は、公園でのロケーションで「街の音」「周囲の音」などを沢山収録してきた
放送音響科の学生と、その職員。
収録してきた音を、PCに取り込んで、音のチェックをしているところ。
 
最後、右下の写真は、美術セットの建て込みが終わったスタジオ。
借りた物や、学生それぞれが家から持って来た「小道具」などの装飾品を並べている様子。
 
このように、同じ1つの「一日」でも、方々で沢山の学生が
ドラマ収録やその準備に、勤しんでいるわけです。
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さて、機材等の清掃作業を行っていた同じ日。
スタジオでは、間近に迫ったスタジオ収録のために、美術セットの建て込みを。
担当するのは、テレビ美術科と放送芸術科の学生よる、合同チーム。
関わる様々について、幅広く知っておくということが大切な放送芸術科ですけれど
やはり、それだけでは大変ですしね、短時間で効率良く作業を進めるには
専門に勉強しているテレビ美術科の学生の「手」というのは、至極貴重なわけです。
さあ果たして、どのような「部屋」に仕上がるでしょうか!
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本校には、それぞれの志向にあった学科科目の他、所属する学科に関係なく
様々な役割・ジャンルにおける、グローバルな知識を習得できる授業もあるのです。
今回紹介するのは、沢山ある、そのような授業の中の、その1つ
「ドラマ講座」でございます。

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この授業、今回は特別ゲストをお招きしての内容。
株式会社TBSテレビ ドラマ制作部 参与 清弘 誠 氏です。
 
清弘氏は、ドラマの、特にディレクターとして、長年に渡り活躍されてきた方でして
1986年の「男女7人夏物語」「塀の中の懲りない面々」
そして、「AD・リターンズ-1人の女も幸せに出来ない男にラブストーリーが演出できるか!」
最近では、「渡る世間は鬼ばかり 二時間スペシャル」・・・
携わったものは、もちろん、ここには書ききれない程の、作品数なのです。
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聞き入る学生は、将来、カメラマンや編集マンなどを目指す、放送技術科の学生達。
これらの、それぞれの写真をご覧いただければ
学生の熱心度は、あえて説明するまでもないでしょう。
 
「勉強になる」という一言では済まされない、素敵なお話を伺いましたけれど
まあ、慎んで、内緒にしておきましょう。

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そして、「ベース」と呼ばれている部分。
一口に説明するのは、ちょっと大変なのですが
撮影された映像を調整・収録したり、収められた音を調整したり
それらをディレクターが確認しながら、各スタッフに指示を出し、演出をしていく・・
という部分・システムです。
一段目左の写真。右に置かれている各機材に向かっている学生。
一段目右の写真が、ディレクターとタイムキーパー(TK)の学生。放送芸術科の学生。
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二段目左の写真は、映像ベース。映像モニターやVTRなどが置かれている部分。
放送技術科の、VE(ビデオエンジニア)を担当する学生。
二段目右の写真は、カメラ(レンズ)のアイリス(絞り)を制御している様子です。
 
下段左の写真は、音声ベースを脇から。放送音響科の音声担当。
右の写真同様、手の指の先には、収録される音量をコントロールするツマミがあるのです。
これに、10月6日に紹介した照明のスタッフが加わり、ベースの機能と作業が構成。
 
出演者の想いや、様々なスタッフの意気込み。
このような「気持ち」を「結晶化」させる
つまり、実際の「形」に変えていく、大切な部分なのです。
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前回に続き、制作演出・制作進行系スタッフの活躍。放送芸術科の学生です。
上段左の写真は、メイキングを担当している学生による、記録撮影。
授業が始まった4月から、準備期間中のすべてを、ビデオカメラに記録していたのですが
ロケーション本番は、デジカメで静止画記録。
そうかと思えば、右の写真。役者の方に、日傘を差してあげていますね。
 
下段の写真2枚は、いずれも制作進行を担当する学生。
左は、芝居で使用する「ラムネソーダ」の準備。
右は、メイクを担当する方がいらっしゃらない時に、代わりにヘアーメイクを施しているところ。
真剣な目つきが、とても印象的ですよね。
 
このようなスタッフの、それぞれの役割やフォローによって
1つの作品が、創られていくわけです。
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出演者の方も含めて、関わる全員で一致団結!
これは、もちろんですけれど
制作演出・制作進行系のスタッフが、土台を創り先導もする。
それらの仕事は多技に渡り
あの仕事もするし、この仕事もする。
実際の現場だと、もう少しセグメントが明確ですが
学校の実習ですから、さらに、あれもこれもそれもどれも
可能な限り何でもこなす。
これが必要な経験になりますし、良い勉強になるというわけです。
 
上段左が、朝の打合せ中の、ディレクターやアシスタントディレクターなど。
円滑に撮影が進行するように、スケジュールをさらに吟味。
映像・音声・照明の各スタッフ(作業)のために、代役をするアシスタントディレクターが、右の写真。
 
下段左の写真。芝居の位置に入った役者に、台本を見せながら撮影の説明をしている同スタッフ。
右の写真。暑い日の撮影ということもあり
役者や大勢のスタッフに、冷たい飲み物を配布する、1年生の制作スタッフ。
「ドラマ制作 2012」の様子です。
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はい、今となっては、随分前になってしまいましたが
9月の終わりには、2012年度後期の授業がスタートしておりまして
学校には、再び活気が戻ってきているのでございます。
 
後期一発目の授業紹介は、「スタジオ番組制作」。
当ブログをご覧になっている卒業生の方には「スタジオ・サブワーク」という授業名で、有名でしょうね。
放送芸術科1年生の、スタジオ実習授業です。
 
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いずれは、企画立案したりスタッフ全員を仕切ったり・・・というディレクターも
まずは、フロアーディレクターとして
出演者のアテンドをしたり、スタジオフロアを仕切ったり進行させたりという仕事を。
出演者に向けて「指折り」をして、時間を伝達するのも、大事な仕事の1つでしてね
まずは、それらの基本的なスタジオ・サブワークのトレーニング。これがそれぞれの写真です。
 
現在、ディレクターとして活躍する卒業生の方にとっては、知名度が高いでしょう。
あの先生!も、「スタジオ・サブワーク」以来、今年度から授業担当の一人として復活です!

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引き続き、「ドラマ制作 2012」ロケーションですけれど
まずは、上段左の写真。
ギターを持った、ヒロイン役出演者の左に立つのは
制作演出スタッフ「セカンドアシスタントディレクター」の学生です。
カメラや照明・音声の支障にならない限り
その合間を縫う様にして、日傘とウチワを手にして
大切な出演者の方に、気を遣う学生。
このような学生、いや、スタッフの不断の努力が
素敵な作品作りの礎(いしずえ)になるのです。
 
右の写真は、カメラリハーサルの前に
照明や音声のスタンバイをしている学生。
 
下段左の写真は、カメラと被写体の間に「カチンコ」を掲げる
「サードアシスタントディレクター」。
そして、いよいよ、撮影開始です。
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唐突ですが!(笑)当ブログの左側にあるカテゴリーで「ドラマ制作」を選択いただくと
ドラマ制作を紹介した記事だけが抽出されて表示されますので
どうぞ、ご覧ください。
本年4月より、放送芸術科2年生を中心に、制作準備がスタートした「ドラマ制作 2012」。
8月に入り、放送技術科・放送音響科・照明クリエイティブ科の学生も加わり
収録本番に向けて、更なる高密な準備を進めて・・・
いよいよ、クランクイン!
 
上段の写真。まずは、朝6時30分過ぎの、本校校舎前。
マイクロバスと機材車に、それぞれ必要な物を積み込んでいる様子です。
 
下段の写真は、ロケ場所に到着後。
ディレクターや映像・音声ベースの準備中が左の写真。
ドライリハーサル(カメラ等を使用しないリハーサル)を行っているのが、右の写真。
各役割の代表者の学生を中心に、台本を手に持ち
役者のお芝居を、細かく観察している様子です。

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