‘雑感’ カテゴリーのアーカイブ

デジタルは砂嵐なし

2011年7月25日 雑感

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 あ〜、終わりましたね、昨日、テレビのアナログ放送(岩手・宮城・福島の三県を除く)。
 まあ、「終わる」というより「変わる」というイメージを持っていたのですが、ある放送局の特別番組では、テレビ創設期からの、昔の映像が沢山流れていて、それを観ると、確かに、1つの大きな事が終わった、ということに等しいのかな、と思ったしだい。
 
 しかし、本当に終わった事が1つ。
 それは、今回2枚目の写真の、通称「砂嵐(スノーノイズ)」です。
 
 昔、夜更かしした夜は、テレビの眩しさで、夜中に1回、起きることもあったわけですけれど、その、起こしてくれていたのは、この砂嵐。
 また、早く起きた朝は、テレビをつけて、砂嵐から正常な映像が見られるのを心待ちにしていた、なんて事もあったのです。
 けれど、この砂嵐は、アナログテレビ放送特有の、ノイズ。
 デジタルテレビ放送では、見られないのです。

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 本日は、7月19日火曜日。ということは、あれですよ、あの、テレビの、いわゆる「アナログ放送」終了まで残すところ、5日を切ったのです(一部地域を除く)。
 
 アナログ放送を観て見ると、どの放送局も左下にアナログ放送終了までの、日数のカウントダウンが表示されていて、何だか感慨深い感じ。民間放送局の場合、CM中は表示が消えていて、「それはそうだろうな」と思ったり・・・。改めて、アナログ放送とデジタル放送を見比べると、サスガに画質の違いはかなりのもので、隔世の感ありと思ったり。
 
 昔のあの、テレビの「チャンネル選択ダイヤル」の光景が、今突然、脳裏をかすめるように、通り過ぎました(3秒ほど)。うーん、懐かしいですね、あの「ガチャガチャ」という音も。
 リモートコントロールの機能が搭載されるのとほぼ同時に、選択ダイヤルは選択ボタンに変わっていたと記憶しているのですが、かなり前の話ですからね。けれど、こんな話を学生にすると意外にも、過去のダイヤルの存在を知っている人が多いのですよね。
 何で?と聞くと、「アニメやマンガで見たことがある」とのこと。あー、なるほどな、と思ったしだい。

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 今日火曜日は帰宅間際の夕方、1階の職員室から窓の外の一部を見て、7階までダッシュです(笑)。
「気になる夕方」って言いましょうか、「目を引く夕陽」の方が適しているかとは思いますけれど、そんな時は大抵、西の空一面の夕空というよりかは、光を遮蔽するような雲も、ちゃんとセットで浮かんでいる、という事の方が多いものと推察されます。
 
 ・・・ということで、上階で目にした西北西の空は、写真1枚目のご覧の通り。
 コンパクトデジカメにしては珍しく、肉眼での感じ方にほぼ同じ光景です。
 4月29日の当ブログで紹介させていただいたように、標高が比較的高い地形に位置する東放学園専門学校、かなり遠くまで見渡せるのです。
 
 2枚目の写真。光の「筋」。雲の粗密による、光条効果模様。今にも太陽が降りてきそうな気配です。
 
 そして北北西の方向には、奥の下の、夕陽の空をかき消すような様子。3枚目の写真です。
 上にある積乱雲から、まるで、激しく漏れ降りるように見える雨粒。視界内降水です。
 帰宅後に調べたレーダーによると、この時間、東京・埼玉の都県境付近で、高強度の雨を観測していたようです。

膨張目立つ「緑」

2011年6月26日 雑感

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 特に雨が降っていると、葉に乗る水滴の重さで、枝垂(しだ)れる。すると、普段上方にあるものが下がってくるので、視界に入りやすい。場所によっては、歩道の両側から枝垂れていて、緑の跨線橋のように見えもする。
 まあこういうことで、この時期は、しっかり茂った木々の存在感が大きくなるわけです。
 
 とは言え、今年の夏は、昨年に比べると、緑が大きく膨張気味のように感じられて、見るにつけ「この木、こんなに横に広かったか?」「こんなに背丈はあったか?」などと思うことが多いのです。街路樹の緑は、剪定を受けながらも、年々次第に大きくなっていくので、当然と言えば当然の話。
 
 はい、特にオチはないのですが、アイドルも一休みの日曜日。楽曲だと間奏、いや、サビ前のBメロ・・・みたいな・・・(笑)。

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 日曜日は、雨が降りそうで降らない、薄日が差しそうで差さない、いわゆる典型的な梅雨の天気。今年の梅雨入りから16日目でして、例年の長さだと、そろそろ折り返し地点が見えてきた、という感じ。
 長いトンネルのように、やがて出る・やがて明ける、ということが解っているから良いのですけれど、人の気持ちまで湿度に包まれるようでね。そろそろちょっぴりタイクツ。
 そういうことで、梅雨の植物「アジサイ」を。
 空気のマイルドさに打ち勝つように、メリハリが効いて鮮やかな4色の花を、ご覧いただきましょう。

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季節と光と感じ方

2011年5月15日 雑感

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 暦の上では、立夏から立秋の前日までが「夏」ですから、今日15日は、夏になってもう10日も過ぎているわけですけれど、まだまだ気分は、春麗(はるうら)らか。
 
 1枚目の写真。木を下から見上げたアングルでの撮影ですが、青空の「青」にデジカメの明るさを合わせて・・・、これを夏にやろうとすると、葉が黒くなって、人の見た目ほど綺麗に撮れませんね。
 新緑で、色が薄く葉も薄いこの時期が、「緑」を最もそれらしく表現できるわけです。
 
 2枚目の写真。都内のある場所で見つけた「金蘭(キンラン)」という花。絶滅危惧種だそうです。
 ちょうど、木漏れ日にあたって、周囲より明るく。まさに、金色に光る花が浮かび上がるように。
 この「浮かび上がり具合」も、人の見た目とデジカメとの違い。この写真の場合だと、人はこれほど陰影を感じません。

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「柱のきず」も気にしなくなり、幾歳月・・・。
 今日は5月5日の背くらべ、そして、屋根より高い鯉のぼり「子供の日」。いわゆるゴールデンウイークによる連休の最終日です。
 
 学校にとってこの連休は、4月から新たにスタートした授業、あるいは学校生活の一段落の期間。今後を改めて見通すための助走の場ですし、序奏の部分、ということになるでしょう。
 
 さて、目指すものは「富士山」か「屋根の上の空」か。
 いずれにしても、向かっていきたいですし、そういう意気込みは持ち続けたいですよね。

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 雪、降りましたよね〜。
 深夜になって、雨が雪に変わり、内陸部を中心に積雪。東京では、41年ぶりの最も遅い雪となったわけです。
 
 「えっ?はぁ?」と思った方が、493人(根拠なし)いらっしゃると推察されますけれど(苦笑)
 ・・・実はこれは、昨年の話。1枚目の写真です。
 
 
 今年の今日、4月17日は、とても春らしい天候。昨日は、少し体を動かすと、汗をかくような陽気。今日は、暑くも寒くもなく、快適な一日でした。
 そして、この時期の「新緑」は綺麗!
 柔らかそうな青空に柔らかそうな緑。夏本番の、たくましさも本番の濃緑も「夏!」という感じで良いですけれど、今頃の、陽に焼ける前のような淡い緑も、「これから」を感じられて、素敵ですよね。
 
 
 3枚目の写真。土と緑にアクセントを添えるように、オレンジ色の蝶。
 一見、茶褐色の花びらに見えるこの蝶は「ベニシジミ」。
 すぐ上に見える「オオイヌノフグリ」の花全体が、直径8ミリくらいですから、何となくその大きさが想像できるでしょうか。
 新緑とセットのように、どこからともなく表れる蝶です。
 
 そして4枚目の写真。
 昨年度の実習授業「ドラマ制作」のロケーションで、いろいろと大変お世話になった、東京都に程近い、神奈川県川崎市のある神社。
 淡く、膨らみつつある新緑より、さらに上への威力の強さを感じる、遅咲きの桜。普段は力強い鳥居も、ちょっと負けそうな感じ(微笑)。
 
 今年もそろそろ、「ドラマ制作」始まります。

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 今日で、授業開講3日目。
 
「新入生の皆さん! 学校いかがですか?」
 
 と、一方的に聞いておいて、この場では、質問を投げかけたままにしておきましょう(笑)。
 
 職員という立場で見ると、あ、私も職員なのですけれど(笑)、新入生から聞こえる「挨拶の声」の大きさが、しだいに増している感じ。
「初めて」という名の緊張も、そろそろ解かれていくのでしょうか。
 
 今日の夕方の東放学園専門学校前。
 校舎の前の街路は、ごく僅かに南に偏りを持つ西向き。そこにある街路樹は、つまり「西陽(西日)」を受けるわけです。
 外に出て、西の街路樹を見ると、「萌黄色(モエギイロ)」のツブツブが・・・。
 
 少し近づいて2枚目の写真。
 どの小枝にも、モレナク小さく湧き出ているような萌黄。
 
 さらに近づいて撮影した3枚目の写真。
 ちょっと解りづらくて恐縮ですけれど、「東京都の木」に指定されている「イチョウ(銀杏)」の新緑なのです。
 寒かった春も、このところは、すっかり春本番の暖かさ。新緑の季節も急加速しているようです。

桜!

2011年4月3日 雑感

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 昨年の写真と比べると、およそ5日から1週間くらい遅い感じ。
 いよいよ「桜」が咲き始めました。東京都内の桜です。
 
 1枚目の写真は、かの有名な「ソメイヨシノ」。「桜!」というと、「だいたい」というか「良く目にする」のが、この種。漢字だと「染井吉野」。ちょっとピンと来ないでしょうか。いかにも交配種的な名前ですね。
 そして2枚目の写真は、「エドヒガン」。こちらは、ソメイヨシノのより10日間程度早く咲き始めます。花の色が少し濃いですよね。

 いずれにしても、落葉した状態からツボミが膨らみ、そして沢山の花を咲かせ、それが新緑に代わり実をつけ、紅葉して落葉、しかも華麗・・・と、いろいろとスペシャルなフルコース。豪華な「木」であり「花」ですね〜。

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 それでは、青空続き、ということで、東放学園専門学校の校舎の外観でございます。
 
 校舎の全景というか建物の様子、というか、掲載しているようでそうでもないんですよね。特にどう・・ということでなくても、全景を1ヶ月に1度くらいは、写真載せようと思いながらもですね、ちょっと振り返って調べて見ると2ヶ月に1度くらいになっているみたい。
 
 そこで今回は、ちょっと頑張って?、いわゆる「コンパクトデジカメ(純正のレンズ)」では、あまり実現し得ないアングル・サイズに挑戦してみました(苦笑)。1枚目の写真です。
 車の往来が多い、そして高速道路の橋脚ある・・・、いろいろな条件をクリアして(大げさ)、けれどもしかし、校舎上部が入りませんでした。空と校舎の青色、そしてサインの黄色。ナカナカイインじゃないでしょうか(苦笑)。
  
 さて、いったい、どうやって撮影したのか!?
 この件に関しましては、謹んで、割愛させていただきたいと思います(笑)。
 

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 今日の日曜日、特に午前中は、非常に穏やかでカラフル。真冬の視程の良い日とは違って、この頃は、かなり彩度が増した透明度という感じですよね。
 
 3月6日の記事で掲載させていただきましたけれど、あの頃の「顔を出した土筆」から、随分と成長し増殖した土筆たち。1枚目の写真です。
 土筆というと、「田畑のあぜ道」こういう印象だと思いますが、すっかりと都市化が進んだ東京都内でも、ちゃんと首を出してくれます。
 東放学園専門学校の近くにも、実は、群生地がございます。
 
 そして、2枚目の写真。これは早咲きの「桜」。破裂寸前というつぼみですよね。
 つい先日、「つぼみが大きく膨らんでいる様子は・・・」なんて書きましたけれど(いったいドコ見て書いたのか・・)。
 
 お昼過ぎからは、少しずつ雲が湧いてきました。
 しかし、青空と、白く膨らむ雲。この境界条件は、素人目にはとても不思議に見えますよね〜。
 3枚目の写真、ハトでもカラスでもタカでもない、鳥。(笑)
 近くには、望遠レンズを付けたカメラマンが沢山いましたから、きっとそれなりに「スゴイ鳥」なのかな・・・と想像(苦笑)。
 
 そして、青色の次は、補色(色相環上の180度角の色)の黄色を。
 この黄色いモノは「スギの花粉」。英語だと、たぶん「Japan cedar-pollen」ですかね。誤解ないよう、英語でも書いておきましょう。

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 「入学式というと桜」こういうイメージをお持ちの方、多いですよね。あの、小学校の校門の前での、親と自分と桜。あの光景が目に浮かぶわけです。
 東放学園専門学校の近くにも桜の木があって、出勤する時に歩きながら観察しているのですけれど、今年はまだ、つぼみが大きく膨らんでいる様子もない感じ。今年の東京では、ちょうど入学式に合わせたように、花を咲かせるのでしょうね。
 
 ・・・で、今ひとつ迫力にかける桜のつぼみではなくて、他の春の花を・・・。
 写真は、いずれも東京都内、もしくは都境まで徒歩5分くらいの場所で撮影したものです。
 
 1枚目は、「オオイヌノフグリ」。写真では大きさが解りづらくて恐縮なのですが、小指の爪ほどの花の大きさ。緑色・青色・白色の組み合わせが、可愛らしくてクール。
 
 2枚目は、「モモ」。あ〜、カタカナだと、人のあだ名みたい。桃です。
 
 3枚目は、通称「菜の花」。正しくは「アブラナ」。業界用語みたい(笑)。
 その上には、タブンコイビトドオシノ「モンシロチョウ」(微笑)。

「春」を伝える

2011年3月6日 雑感

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 昔に比べると、最近は、まあ、最近といってもかなり前からですけれど、主に喋っている人の内容を補完する目的で、画面上に合成表示される文字情報(スーパーインポース)増えましたよね。
 ただそれでも、番組ジャンルにもよりますが、情報の6要素「5W1H」(When、Who、Where、What、Why、How)を映像で伝える、ということは、欠かせない大切なこと。広い意味で「解りやすく表現する」、この意識は常に持ち続ける必要があるかと思います。
 
 今日の日曜日に撮影した1枚目の写真、「猫やなぎ」。ちょっと触らせてもらいましたけれど、これが柔らかくて気持ちがイイ(笑)。しかもちょっと暖かく感じられてですね。猫のシッポみたいでした。
 そして2枚目の写真は、今年初めて見つけた「つくし」と「ふきのとう」。うーん、春ですね(微笑)。 
 ということで、このブログも、文字情報多め。恐縮です。