‘実習風景’ カテゴリーのアーカイブ

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屋外でのロケーションも、いよいよ3日目にして、最終日。
写真ではあまり表現されていませんけれど、関わった学生達
日増しに、陽に焼けていって、黒くタクマシくなっている感じ。
もちろん、タクマシさと言えば、大事な経験も、それに寄与しているわけです。
この日の朝は、学校から比較的近い、ある場所。
具体的には説明しませんが、従来に等しく
この場所も、制作担当の学生がかなりな努力をして、撮影許可をいただいた場所なのです。
 
上の写真のメインは、上段右で全容が見えている「ミニジブ」という機器。
これは、小型のクレーンカメラシステムでして
ドラマ撮影での必需品と言っても良いほど、非常に頻繁に使用されているものです。

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そして、午後は場所を変えて、やはり学校から近い位置にある「沖縄タウン」でのロケーション。
11月7日の当ブログでお伝えしたのが「定食店」内部のスタジオ撮影。
今回は、その外観部分や、お店の前での撮影です。
沖縄タウン内にある「第一食堂」に、ご協力をいただきました。
 
上段中央の写真。看板を移動させていただいているのは、制作のスタッフ。
上段右は、装飾系の準備を手伝っているディレクターなど。
人手が足らない時は、どんなスタッフでも、何でも手伝います。これは常識!と言って良いでしょうね。
 
中段中央は、マイクロフォンをスタンバイしている様子。
下段左は、カメラに取り付けられた、小型の液晶ディスプレイを、じっくり観察しているディレクター。
下段右は、多勢のスタッフのために、制作担当のスタッフが準備をしてくれた、飲み物など。
特に、暑い時期には欠かせないもので、これも大切な環境づくり。
仕事とか役割などと言われれば、まあ確かにそうですけれど
けれどもしかし、ありがたいですよね〜!

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実際にロケーションを行ったのは、9月の上旬。
比較的乾燥していましたけれど、暑くてですね〜、日中は34℃近く。
ただ、作業にギュッと集中すると、その時は暑さは忘れる感じですね。
上の上段中央の写真は、「カチンコ」を掲げる演出補(アシスタントディレクター)の学生。
下段左と中央は、持ち込んだ「レールドリー」を使用した撮影の様子です。
前回の写真でも観られますが、黒色の棒の先に見えるグレーの物体は、マイクロフォン。
学生を手助けている方は、現場で活躍されている、プロの音声スタッフの方々です。
 
そして、下の上段のそれぞれに写る、帽子を被ったスタッフが、ディレクター(演出)を担当する学生。
ちょうど、子役の出演者の方に、芝居をつけている様子。
ディレクター自らが想像しているイメージを、しっかりと伝えての演出。
特に屋外でのロケーションは、時々刻々と変化する天候や太陽光の色などに影響されますからね
丁寧な中でも、手際良く撮影を進行させる、という統率力も、必要になるわけです。

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ということで、屋外でのロケーション2日目は、都内のある河川敷にて。
やはりこちらも、管理する団体・会社様に撮影などの許可をいただいての撮影です。
ご協力いただき、誠にありがとうございます。
 
そして、そのような許可申請などを行うスタッフが、制作進行の学生。
言うまでもなく、その役割は各種申請に留まらず、非常に多技に渡るわけでして
もの凄く短文で表現すると、「ロケーションの環境を整える仕事」と言えるでしょうか。
 
また、上の中段中央の写真。
出演者の方が、強い日差しに陽に焼けないように、日傘を差している様子。
こうしたスタッフの努力・活躍によって
初めて役者の方は威力を発揮でき、様々なスタッフがそれぞれの役割に打ち込めるわけです。
 
駐車場からロケーションに使用する資材や機材など搬出して・・・手分けをして運び・・・
準備が整うと、ドライリハーサル開始!

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前回は、11月7日に紹介した「ドラマ制作 2013」本番のスタジオ収録。
そして今回は、屋外でのロケーションの様子。
服装をご覧いただければ解ると思うのですが、実際に撮影が行われたのは
まだまだ暑かった、9月の上旬でした。
 
まず、最初のロケ地は、都内にある病院。
もちろん、通常業務がある中での撮影ですからね
機材などもコンパクトにしたり、スタッフも必要最低限の数にしたりして
当然の事ながら、ご迷惑を最小限に留める配慮をさせていただいての撮影。
ご協力いただいた関係者の皆様、誠にありがとうございました。
 
上段左の写真は、朝のブリーフィングの様子。
撮影を進めるにあたっての注意点や重要配慮項目などを、関わるスタッフ全員に周知。
手際良く準備作業を進めて、テキパキと撮影開始!
下段中央に写るスタッフは、アシスタントディレクター・ディレクター・記録を担当する学生です。
 
そして、下の大きな写真は、翌日の朝。
こちらは、機材車やマイクロバス数台を使用しての大掛かりなロケーションでして
まずは予告的に、お伝えいたします。

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さて、前回とは週変わりで、次のテーマ。引き続いて、放送芸術科1年の実習授業です。
上から中段左の写真までが、スタジオフロアーでの講義の様子。
まずは、アシスタントディレクターが担当するフロアーディレクターの必需品
「インカム(ワイヤレスインターカム)」の使い方。
イヤフォンとマイクがついた、携帯やスマホで言う「イヤホンマイク」のような機器。
単純な機器ではありますが、これをいかに使いこなすか、が大事な要素の1つです。
そして、手や指で残時間などを表現するための練習、などなどなど・・・。
 
サブコントロールルームでは、ディレクターやタイムキーパーなどの説明。
自分自身が行う動作も、他のスタッフに指示する事も、散在するように沢山あるわけですが
大切なのは、まずは目的を理解し、そして流れをつかむ、ということ。
それには、スタッフの存在意義や自己表現などのファクターも、関わってくるのです。

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そして、上の4枚の写真。今度は、ケーブル巻き練習の様子。
円になるように丸く巻いて、2回転した状態(1組)の輪を横に開くと「8の字」になる、という
「8の字巻き」(そのまま)の練習です。言葉では説明しづらいですけれども。。。
もの凄く簡単に言えば、ケーブルの内部構造に優しい巻き方。
技術的な要素も体得して、広範囲に渡って将来の仕事に生かす、ということなのです。
(撮影:職員IBE)

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ディレクター・放送作家・タイムキーパー・マネージャーなどを目指している学生が集まる
放送芸術科。
1年生の9月末から、どの志望の学生も、全員必修の形で履修する実習がスタート。
これは、スタジオやサブコントロールルームでの、制作系の仕事を学ぶ授業でして
要するに、スタジオ番組の制作過程やスタッフの役割などを、体得していくわけです。
 
その授業の始めに行われた内容が、今回紹介する写真。
まずは、スタジオやサブコントロールルームの設備を学んだり
今後の授業で使用する機器などを学んだり・・・。
番組創りのために、それらを達成する環境を学ぶということは、とても大事なのです。
(撮影:職員 IBE)

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出演した歌手は5組。
すべて照明クリエイティブ科の学生が、この日のために練習を重ねて熱演。
山中湖セミナーハウスでの、3泊4日の合宿形式で
睡眠時間以外のほぼすべてを、本番に向けた作業に費やしてきた「野外ライブゼミ」。
周囲を沢山の山々に囲まれて、天候が急変する事も多い場所でもありますけれど
今年は、雨に降られず、好天のまま無事に終了。
最後は、照明クリエイティブ科と共に参加した放送技術科の学生全員で、集合写真の撮影です。
お疲れさまでした!
ただしかし、まだ完全におわりではなくて
この後、撤収作業、そして、翌日校舎へ戻っての作業へと続きます。

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照明を照明クリエイティブ科が担当し、映像・音声収録・会場音声を放送技術科の学生が担当。
そして、出演者も照明クリエイティブ科の学生が受け持つ「野外ライブゼミ」。
特に、照明クリエイティブ科の学生は、会場となる山中湖の学校寮に3泊していて、本番は、3日目の夜。
写真で見える、華やかなライティングとそのデザインは
学生自らが考え、そして、スタンバイ。
入念な準備による結果が、まるで、夜空に舞う打ち上げ花火のように、花開くのです。

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最初の9枚の中央縦に、次の9枚の下段左、下の9枚の中央などに写るのは
仮設された映像・音声収録システムでの、本番中の様子。
特に最初の9枚中の中段中央と下段中央の写真に写るのは、VE(ビデオエンジニア)と担当する学生。
それぞれが両手で触れているのは、レンズのアイリス(絞り)をコントロールするダイヤル。
たとえば、同じアングルの同じ被写体でも、画面のサイズ(写っている範囲)によって
また、照明のデザインによって、そして出演者の動きによって・・・などの要因で
適切なアイリス値は時々刻々を変移しますから
2人で分担して、ずっとフォローをし続けるわけです。

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なるべく沢山の授業の、なるべく多勢の学生の活躍の姿をご覧いただきたい
そう思っているわけですけれど、その理想通りにはいかない。
それだけ、学校の2年間が盛り沢山!だからでして
ただ、紹介するからには、しっかりと深く・・・とも思っているのでございまして
実際とここでの紹介とのタイムラグが随分と生じる、のであります。恐れ入ります。
 
ということで、実際に行われたのは8月末。前回は、10月30日の紹介。
照明クリエイティブ科と放送技術科のコラボ実習「野外ライブゼミ」。
いよいよ本番開始です!

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少し暗めになっていて、眩しく見えるライトが置かれていて・・・
と、一見照明クリエイティブ科の授業のように見えますけれど・・・。
自分の仕事も、それに直接的に関わる知識や技術をだけ持っていれば良い、のではなくて
他の、役割違いの仕事も理解しながら仕事を進める事は、もの凄く大切。
特に、カメラマンや映像エディターの仕事は
照明や音声などの技術的な要素が、かなり関わってきますからね。
 
ということで、放送技術科の、照明の実習授業。
基本的なライティングプランや、カメラマンなども将来使用する可能性が高い機材を中心に勉強。
そして、非常に大事な知識になる「色温度」に関しても、学びます。
ちなみに、下の下段の中央と右の写真。
中央の写真は、白く見える外光と、室内側の照明の色温度が、ミスマッチ。
右の写真は、外の光が室内にも回り込んで見えているように、マッチ。
・・・というような説明を受けている様子です。

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同じく、スタジオでのカメラリハーサルから本番にかけての様子。
実は、今年度のドラマ制作のストーリー
定食屋さんが1つのテーマというか、キーポイントになるのですが
その定食屋さんの美術セット、そこにお客さんが沢山来ていて・・・という場面が上の写真。
当然、定食が出てくるわけでして
今回、このメニュー、コンビニに売っている物をそのままではなくて
「消えもの(演出上必要とされる食べ物や飲み物)」の調理を、放送芸術科1年の学生が担当。
 
スタジオ外には、特設の調理場が設けられて、そこで必要なすべての調理を。下の上段の写真です。
ここで作られた調理は、代表となる「親子丼」を始めとして
生姜焼き定食・冷やし中華などなど、なんと合計45食分!
撮影が終わった後は、残った料理を食べて食べて・・・(笑)。

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続いて、「ドラマ制作 2013」スタジオ収録、放送芸術科の制作系スタッフの様子です。
写真をご覧になると、お解りになるかと思いますが
台本を見せるなどしながらの、役者の方々に距離が近いものが多いですよね。
ディレクターやアシスタントディレクターの学生達。
芝居を、そしてドラマ全体を「演出」したり進行したりする役割ですから
こうして、事ある毎に、役者の方の近くに寄って・・・という仕事になるわけです。
 
直接的な演出という役割以外にも
たとえば、上段中央は、演出上の「濡れた足」を表現するための作業や
下段左の写真のように、美術セット内の「物の配置」などを整えたり
その右の写真のように、子役の方に、緊張を和らげるように、話かけたり・・・と
関わる仕事は、非常に多技に渡るのです。

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続いて、今回の9枚は、照明クリエイティブ科の学生活躍の様子。
たとえば、音楽番組やコンサートライブのライティングの様に「時々刻々と変容する」
ということは、ドラマ収録の場合はほとんどありませんけれど
その一方で求められるのは、視聴者に意識させない自然なライティングと
演出意図に、十分に沿ったライティングの効果になるのですよね。
 
所々、写っている白いボードのような物が見られますが、これは「カポック」と呼ばれている道具。
灯体を直接美術セットに向けてのライティングだけでなく
カポックに当てた光・・・つまり反射光(間接光)によって
柔らい光を美術セットに流し込むようにする、ライティングのテクニックです。

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そして、次の9枚は、放送技術科の学生が担当している、カメラマンの姿を。
少人数ですべて、ではなくて、多勢で交代しながらの担当。言わずもがな、授業ですからね。
 
カメラマンの仕事、その表現は幾通りもあるかと思いますけれど、その中の1つに言えることは
それまでの、様々なスタッフの努力や役者の方の意気込みなどを
吸い上げるように捉え、具現化させるということ。
 
まあしかし、触った事もない状態で入学して、およそ1年と5ヶ月。
その姿は随分と凛々しく、プロのカメラマンチックになってきました。大したものですよね〜。
ご覧になって、そう思いませんか? (笑)

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スタートの4月から、完成の9月下旬まで、ここでの紹介が長きに渡り散在しているので
左下にある「カテゴリー」で「ドラマ制作」をクリックしていただくと
気持ち良くストレートで、ご覧いただけますので、ぜひご利用ください。
「ドラマ制作 2013」いよいよ、カメラリハーサルから本番にかけての様子を紹介です。
まずは、スタジオ収録のシーンで放送音響科学生の、活躍の姿から。 
 
学生の実習ではありますが授業ですからね。
部分的には、実際の現場で活躍されているプロのスタッフの方に教わりながら。まさに「実践」です。
 
特に上段3枚の写真。車輪付きの基台にブーム(棒)が乗載し
その先端にマイクロフォンが取り付けられている「マイクロフォンブームドリー」。
口元に近づければ、良い音は収められますが、近づき過ぎるとカメラに写ってしまいますからね
言うまでもなく、非常に巧みな操作が要求されるのです。
 
中段中央の写真は、よく出演者の胸元に付けられている
「ワイヤレスピンマイク」と、それに関わるグッズなどなど。
これも、台詞を収音するための、大事なマイクロフォンですが、ドラマでは隠して使用。
ですから、これが実際にどのように使用されるのかは、謹んで内緒にさせていただきましょう。