‘実習風景’ カテゴリーのアーカイブ
もっぱら、情報を伝達する手段は「ワイヤレス」になっている昨今。
身近なところでは、電話器がワイヤレスになって、ケータイそしてスマホ。
もはや、言わば「コード」がないということを、不思議に感じない時代になって久しいわけです。
けれどもしかし、信頼性やコストという観点から
情報(信号)を伝えるプロフェッショナルな環境では、今でもしっかりと「ワイヤード」。
今でも、放送技術に関わる現場では、まだまだ「ケーブルいっぱい!」なのでございます。
機材が沢山並べられて、その間を結ぶケーブルを布設している、1枚目の写真。
今回のそれぞれの写真、作業に従事するのは、放送技術科と放送音響科、2年生の学生達。
いわゆる「テレビ中継車」に相当する機材システムを、構築中。
1年前の入学当初では、到底考えられなかった筈ですけれど
今となっては、学生自身が積極的に、ドンドンと作業を進められるように、上達したのです。
上映会の後は
関わった職員や、制作・映像・音声・照明などの各チーフの学生からの一言。
「思いの丈」をそれぞれに語っていただきました。
とにかく、本格的な実習授業ですし、関わる期間も長かったですからね
我武者らに楽しいというだけでなく、苦労も沢山あったでしょう。
特に、制作系スタッフは、準備期間から実際の収録本番までは、およそ5ヶ月。
つまりは「ゼロ」の状態から、コツコツと準備を続けて、いろいろな作業を経て・・・ですから
感慨もひとしお。
まずは経験し、そして知る。結果、それらを通して、何をどう感じたのか
そのような「気持ち」が大切なのですよね。
なぜならば、これが、これからの先の「意気込み」に繋がるからです。
すべての製作過程を終えた、携わった2年生、卒業間際の3月。
作品も無事に見事に完成。まずは、作品上映会の開催です。
毎年の事ながら、完成度はかなり高くてですね
学生が「イチから創る」作品として、また、テレビなどでの放送・放映をしないテレビドラマとしては
「日本一!」と言って間違いないと思います。
手前ミソですけれど、事実なので思い切って、こう、表現させていただきました。
就職先への内定はもちろんの事、既に現場研修に参加している学生が多いのですが
この大事な日はお休みをもらって、多くの学生が参加。
学生それぞれが、苦楽を乗り越えての、努力が結晶化した作品。
真剣に観ている学生の表情が、それを証明しているのです。
そして、出演者の方々も、お忙しい中参加してくださいました。
ありがとうございました。
当ブログの左下にある「カテゴリ」で「ドラマ制作」を選んでいただくと、すぐにご覧いただけますが
前回お伝えした「オフライン編集」、そして「オンライン編集」に続いて
本年の1月頃に行われた「SE」「MA」作業に勤しむ様子。
「ドラマ制作2012」でございます。
「SE」とは、サウンドエフェクトの略でして
撮影時にあまり収音されなかった動作音や環境音を、必要に応じて加えたり
BGMなどを加えたりする作業。
「MA」とは、マルチオーディオの略でして
役者の声やSE作業を経て加わった様々な音の素材を
視聴者が自然に聞こえるように
また、演出に応じた「音」に感じられるようにする、音の編集作業です。
写真は、放送音響科の学生と担当職員。
それぞれの音の大きさ・音質などと共に、そのタイミングやバランス・・・などなどなど。
もちろん、映像に併せる必要もありまし、それに目に見えないという事もプラスされて
想像以上に緻密な作業となるのです。
「脚光を浴びるチャンス」
2013年3月30日 実習風景,照明クリエイティブ科
照明の実習授業ですからね
学生が、各演目での照明デザイン・プランを考えるのはもちろんのこと
各グループで何をするか、衣装はどのようにして振り付けはどうするか、これらも一緒に考えて、
照明的準備を進める中、出演者的準備も、同時に進めていくわけです。
観ていてスゴいな!とも思いますが、それに増して感じる気持ちは、「楽しそう!」である、ということ。
卒業すると、ほとんどの学生はスタッフ側の、つまりは裏方に進んで活躍していくのですが
だからこそ、学生時代に、文字通り「脚光を浴びる」そういう経験をしておく。
大変貴重なチャンスですからね。とっても大事。
入学して、およそ2年。
学生各々の成長というか発展というか、そのベクトルを強く感じる「集大成」なのです。
集大成とも言える
2013年3月29日 実習風景,照明クリエイティブ科
「出来る限り沢山」を紹介したい、というのが、平素より思い抱いている姿勢ではありますけれど
沢山紹介するとですね、その次に続くものが溜まっていく事になるのでして
今度は、実際とのタイムラグが生じてしまうことにもなり・・・
というふうに、まあ要するにですね、弁解しているわけでございます。恐縮です。
はい、ということで改行させていただいて、今回ご紹介するのは、写真をご覧いただくと一目瞭然
あるアーティスト達の、コンサートライブの模様・・・
ではなくてですね、実は、照明クリエイティブ科の実習授業「舞台照明実習」。
出演者も、全員が照明クリエイティブ科の学生達です。
照明クリエイティブ科では、1年次は、テレビ照明・舞台照明共に、基礎をしっかりと学びますが
2年次になると、それぞれのコースに分かれての、言わば応用編に。
今回紹介しているのは、その舞台照明コースの集大成とも言える、ビックイベントなのです。
(写真撮影:照明クリエイティブ科 植松)
東放学園専門学校オープンキャンパス「バラエティー番組制作セミナー」
前回は、予告的番外編ということで、「教職員などの活躍」として紹介しましたが、今回から本題に。
参加者の皆さんには、まずは、バラエティー番組に関するセミナーを開催。
一視聴者としてテレビで観ていると、単純に楽しめるのが、バラエティー番組の魅力ですけれど
その制作には、奥深い様々な過程やノウハウを必要とするわけでしてね
そのような緻密とも言える手段によって、観ていて面白い番組に完成するのです。
一方、テレビスタジオでは、本番に向けた準備がチャクチャクと進行中。
リハーサルを終えた後は、制作演出・照明・映像・音声の各役割毎に、手直し。
そして上の2枚の写真。出演者がスタジオに入り
まずは音声のスタッフが、それぞれに「ワイヤレスピンマイク」を取り付けて・・・
参加者の皆さんを、スタジオに案内して・・・
いよいよ! 本番開始です。
かたわらに、少々見える事はあっても、意外と写る事が少ない職員や講師の先生の、仕事中の姿。
学生の授業に打ち込む様子や日常を中心に、学校の日々を紹介するブログですからね
まあ、当然と言えば当然ですけれどね。
ただ、教えるからには、自分でもしっかりとこなせる、ということは
教える立場としては、これもまた、当然なのでございまして。
ということで今回は、先日行われたオープンキャンパス「バラエティー番組セミナー」において
スタンバイ日から本番直前までの、教職員・講師の先生の
自ら積極的にスタンバイ作業を進める姿を、紹介させていただきます。
従いまして、今回の18枚の写真は、ほとんどが、教職員・講師の先生。
今回のマルチ画像、クリックしていただくと、かなり拡大表示されます。
手前ミソではありますが、どうぞご覧ください。
持ち込まれた「平台」。上面は、およそ畳の一畳分の広さを持つ、高さ五寸の木製の台。
非常にメジャーな道具の一つです。
そして、その平台をうつ伏せに置いて、この先の作業方法を、担当講師の先生が、レクチャー。
その後、早速組み立てに入ります。
小さな工作も同じ事が言えますけれど、研磨したり打ち付けたり・・・と加工するには
それぞれを、しっかりと固定するのが、必須。作業効率と完成度に、そのまま影響するからです。
2人一組になって、1人がしっかりと材料を固定しながら、もう1人が釘を打ち付ける分担作業が、テキパキと。
適切な押さえ方も、ノウハウの1つになるわけですよね。
こうして、かさ上げされた平台が、いくつか並べられて・・・。
時が過ぎるのは、実に速く感じるものでして・・・
前回紹介してから、あっという間に1ヶ月近く、立ってしまいました。(苦笑)
テレビ美術科1年生の実習授業「遠藤ゼミ 大道具操作実習」でございます。
最後の課題について、まずはグループ全員で話し合い。
何を造るか、どんなデザインにするかを検討した後、作業工房で、各道具(美術セット)の製作。
各パーツ毎に分かれて行う作業で、「いったい何を造るか?」というところで止まっていたわけです。
そして2月初めのこの日。
いよいよ、汎用スタジオにて、各パーツが合体。全貌が明らかになっていきます。
それぞれの写真、背景になるパネルを連結させているところ。
大勢で一斉に、急ピッチで作業が進んでいきます。
さらに、スタジオには、主に、床に敷く用途の道具「平台」が持ち込まれて・・・
さて、今回は、テキストのみの写真なし。
当ブログで写真なし投稿は、3回目であると記憶していますが・・・たぶん(笑)。
実は、告知でございまして
本校放送音響科の学生が製作した「東放学園 ラジオCM」が放送されるのです!
出演者は、専門学校東京アナウンス学院の学生。
収録は、TBSラジオのスタジオで行われたものです。
放送局・・・TBSラジオ 954kHz
放送期間・・・2013年3月11日(月曜日)深夜〜4月4日(木曜日)深夜
CM放送時間・・・「JUNK」番組内の25時00分〜27時00分
TBSラジオをお聞きになれる皆様方、ぜひ、お聞きください!
ちなみに、CMは、5テーマもありますから
一回聞いただけでは、ダメですよ!! (笑)
前回に続いて、「ビデオエンジニア(VE)」スタッフの作業スペース。左上の写真です。
写真内の右上、青色のケーブルのタバが見えますが、これは、いわゆるLANケーブルとハブ。
放送機器でインターネット、ではなくてですね、
ここ数年、各機器間は、言わばネットワークで結ばれる事が、大変多くなっているのです。
そして、右上の写真。カメラをコントロールする操作パネルが4つ。同じ物がいくつか並んでいますよね。
写っていないのですが、この中継車には、この倍以上の同じパネルを設備。
カメラ本体と1:1の関係で、それぞれのカメラのカラー調整やアイリス(明るさ)などの調整をします。
ということで、最後は、参加学生全員で、集合写真を。放送技術科1年生でございます。
今回は、株式会社 東通様の多大なご協力をいただき
「中継車・中継技術機材・倉庫」の実習見学をさせていただきました。
誠にありがとうございました。
今回の上記実習に関して、許可をいただいて掲載しております。
2013年2月25日〜27日 3月4日〜3月7日の掲載写真に関して: Copyright (C) TOTSU, Inc.
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