授業風景

ちょっと趣の違った街中の写真ですが、
何をしているのかわかりますか?
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実は、学校近くの交差点で、騒音を測っているのです。
これも本校の実習授業のひとつです。
我々は普段、音の洪水の中で生活をしています。
音が全く無い環境のほうが極めて稀なことです。
その音の中には、音楽のように心地よいものもあれば、
ただ、喧しいだけのものもあります。
中には健康を害してしまうこともあるのです。
この「心地よさ」は、残念ながら数値化することは難しいです。
たとえば大きな音(爆音?!)でも、心地よい音もあれば、
小さい音でも耳障りなものもあります。

「音」をどのように感じるかは、
あくまで聞いている人の主観なのです。

騒音の測定は、ここがポイントです。
騒音計を使って数値化された音量をただ記録するだけではなく、
実際にその場所で自分は、主観的にそして客観的にどう感じたのか…。
これを体感することもこの授業のねらいです。

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…私が言うのもなんですが、やっぱり音は奥深い…。だから面白いのです。
(INA)