東放学園音響専門学校　オフィシャル・ブログ「今日も“晴れのち晴れ”」

８月５日（火）、Zepp DiverCityにて
『コンサート制作セミナー～音楽の時間、教室はZepp DiverCity～』を
開催しました。

当セミナーは、コンサートPA、照明、舞台美術、特殊効果、ライブレコーディング、
映像、電飾など普段見ることの出来ない、コンサートに携わる仕事の裏側を
「見て！聞いて！体感する！」ことで理解を深めてもらうことを目的とした
イベントです。

会場内にに入りまずやることはトラックに積んできた機材などを降ろす作業です。
コンサート会場へは全部の機材を持ってくる訳ではないですが、舞台美術のセットや
特殊効果の機材、映像機材や電飾などは持ち込みをしていました。
中には重いものもありましたが、学生たちが頑張って運んでくれました。

トラックからの機材が降ろし終わると次に各セクションごと
「仕込み」と言われる準備をしていきます。

照明チームが照明を吊ったり位置に置いたり舞台美術チームが今回演出で
使った「ポップアップ」と言われるものを組んだり、ドラムが乗ってる
ドラム台を組んだりしました。

その他ステージ上では、ギターアンプやベースアンプ、ドラムセットを置いたり
音響チームが「モニタースピーカ」と言われるアーティストさん用のスピーカを置いたり、
マイクを立てたりしました。

並行して正面ロビーでも受付けやケーブル巻きコンテスト、
ライブレコーディングの準備等が行われていました。
ここでも多くの学生が準備で活躍していました。

ステージへ戻るとステージ上の仕込みが完了していて
リハーサルの真っただ中でした。ここで音と照明等の調整や
進行の流れの確認を行い本番を迎えます。

今回はゲストバンドに『オズ』を迎えてのイベントとなりました。
まず初めに３曲披露していただき、各セクションの説明と
バッグステージツアーへと移っていきます。
ＰＡのハウスミキサーやモニターミキサー、ライブレコーディングの
説明は学生が担当。緊張していたとは思いますが、どの学生も堂々としていて、
とても分かりやすい説明をしてくれました。

バッグステージツアーでは普段見ることが出来ないステージ上の仕事や
楽屋等を見ることができ、来場者の方々はとても楽しんでいた様子でした。

バッグステージツアーの後は休憩時間。
正面ロビーではケーブル巻きコンテストやかき氷の配布等を行いました。

休憩後は『オズ』のパフォーマンス！
圧巻のパフォーマンスで会場は盛り上がりました。
『オズ』のことを初めて見た人も多かったと思いますが、
今回の公演でファンになった方も多かったのではないでしょうか。

イベントは無事に終了、学生たちはすぐに撤収作業へと
取り掛かりました。
来場者の方々にとってはコンサートへの理解を深める機会、
学生達にとっては大きな現場で学ぶことのできる数少ない機会、
誰にとってもとても素晴らしいイベントとなったのではないでしょうか。

次回の開催は『来春』を予定しています。
是非とも足をお運びください、お待ちしております。

〈Ｎｕｍａ、MICHICO〉