授業風景

先日、L.A在住のレコーディングエンジニア、Kenji Nakaiさんに講師として授業をしていただきました。

今回の講義は音響芸術科の1年生が対象。
ビジネスとしての音楽。お仕事として音楽の世界に進む学生たちへのお話でした。

レコード会社の話、1枚のCDを作るための制作予算とコストの話、新しい音楽の売り方の話。
「昔はこうだった。今はこうなっている。そして、今後はこうなるだろう。」
過去・現在を踏まえた上での未来のお話。
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そして講義を早々に切り上げたところで、Kenji Nakaiさんから
「将来は何を目指していますか?」との質問が。
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コンサートプロモーター、アーティストマネージャー、ファンクラブ業務、ホール管理、
雑誌ライター、出版社などなど。一人ずつ順番に質問をして、答えて。
「まだ悩んでいる」という回答に、「今はそれも間違いじゃないから」と
お答えいただいていたのが印象的でした。

夢は十人十色。
自由な発想を持って、楽しいことや面白いことを考える。
今後の音楽ビジネスがどうなってゆくか。
それは、これから音楽業界に向かって行く皆さんの夢の数だけ、
新しい可能性があるのかもしれません。

今回はそんなお話となりました。

≪Profile≫Kenji Nakai
LAを拠点とし、国内外の数多くのアーティストのプロジェクトに参加。
コンサートミキシングも手がけ、マルチチャンネル作品の制作にも積極的に取り組んでいる。

〈Numa〉