2011/9/27
卒業制作「PA・ライブレコーディング」リハーサル
9月20日から24日まで、
卒業制作「PA・ライブレコーディング」リハーサルが続いています。
場所はお馴染み、St.Deeです。班毎で実施しているので毎日メンバーが替わります。
PAチームはこれまでホールでやってきた実習を活かして進めます。
指導する先生の会話の中で「耳の中」という言葉がありました。
今回、ヴォーカルの方のモニター(自分の音や他のミュージシャンの音を聞くこと)は
モニタースピーカーを使用せず、
イヤーモニター(通称”イヤモニ”。インナー形ヘッドホンのモニター)を
装着しています。ですので、”耳の中”はイヤモニの音のミックス加減のことなのです。
さて、レコーディングスタジオでもレコーディングが行われています。
こちらではミュージシャンの音をPAミキサーを通さず、個々に録音をします。
会場の音を拾うアンビエンスマイクの音を4本収録します。拍手や歓声を拾います。
収録中の注意点や音の作り方など細かい指示が出ます。
途中トラブルで収録ができない場合を想定して、
バックアップ用に2系統で録音をしています。
レコーディングは後日ミックスする作業が残っています。
皆さんが観ている音楽DVDの音声はこうした作業により、
良い音で楽しむことができるのです。
(なべ)