今回のテーマは「騒音の測定」です。
部屋にいると、いろんな音が聴こえてきますよね。
エアコン、道路の音、風、etc…
その音が実際に何dBかってわかりますか?
そもそも「騒音」とは?
というところを学んでいきます。
ONSOKUではお馴染みの「騒音計(音圧計)」を様々な場所に持って行って実際に測定してみます。
測定結果に影響を与えるのが、「その場所の状況」や「時間」。
記録のため、デジカメで撮影!
写真選び中。
いい写真です♪
測定後はデータを整理していきます。
「騒音」の問題ついては野外でライブを行うときや、ライブハウスなどの防音設計を行うときに非常に重要な事項です。
是非、今回の測定で「正しい騒音計の使い方」をマスターして下さい!
詳しい測定内容については音響測定のWEBサイト「ONSOKU web」でも紹介しています!
(おさ)
L.A在住の「プロデューサー/ミキサー/エンジニア」、Kenji Nakai氏を講師として
お迎えし、特別講座を行っていただきました。
6/3(月)には2年生を対象とした「マルチ・マイキング攻略術」を、
6/5(水)には1年生を対象とした
「夢を実現させる発想と方法~効果的な目標設定のワークショップ~」という
二つの講義を行っていただきました。
まずは、6/3(月)に行われた2年生対象の講義の様子です。
この講義にはレコーディングエンジニアの道へ進みたいと
考えている2年生約20名が参加。
普段の授業では聞くことが出来ない、Kenji Nakai氏が実際に録音したドラムの素材を
使用しての講義。学生たちは講義内で疑問が浮かぶと、
積極的に質問をKenji Nakai氏に投げかけるなど、とても良い雰囲気の講義となりました。
次に6/5(水)に行われた1年生対象の講義の様子です。
1年生を対象としたこの講義では2年生の講義とは違い、
レコーディングエンジニアを目指す学生だけでなく、
音楽業界を目指す全ての学生を対象とした講義でした。
各々の夢の実現のためにどのようなことを行っていけばいいのかを
説明していただきました。1年生はその話を真剣に耳を傾けていました。
Kenji Nakai氏のお話はどれも貴重なものでした。
学生たちには聞いたお話を今後の授業や学校生活の中で
是非とも活かしていってもらいたいものです。
≪Profile≫Kenji Nakai
LAを拠点とし、国内外の数多くのアーティストのプロジェクトに参加。
コンサートミキシングも手がけ、マルチチャンネル作品の制作にも積極的に取り組んでいる。
〈Numa〉
音響芸術科の卒業制作では
新人アーティストのプロデュースおよび
コンサートの企画・制作を行うのですが、
その両方の広報・宣伝を行うセクションがあります。
この広報・宣伝ではそれぞれのチーム毎にロゴをデザインし、
チームメンバー全員の名刺を作成しました。
今はHPのデザインを行っているところ。
最近主流のWordPressを使用したWebサイトを開設します。
http://toho-onkyo.com
更にフリーペーパーの取材編集~DTP、
雑誌広告、グッツやフライヤーのデザインなども行っていきます。
皆のセンスや知識を駆使して楽しみながら作業していますが、
実際のプロダクションや出版の仕事現場さながらの忙しさです(汗)
KCO
6回目のこの授業、
前半はスタッフについての説明を行いました。
班の中で既に代表は決まっていましたが、
各役割を担うスタッフを決めていきます。
ライブ本番までに行う役割と、本番当日の役割を紹介!!
制作や警備の説明では
平先生が新宿MARZで働いていた時に出くわした
困ったお客さんに対処した経験談を聴きました。
現場に居たら笑えないけど、人の体験談としては
笑ってしまうエピソードです。
中半は、東放学園音響専門学校の奈木野校長による
出演料にかかる税金に関する説明がありました。
「国民の三大義務とは何でしょう?」というところから、
義務教育では教えてくれないけど知らないと損をする納税の話を
社会的な事例を挙げて面白く紹介!!
所得税(源泉徴収)と復興税の計算方法を
プリントにまとめて分かりやすくレクチャー。
プロダクションへの支払い方法と
個人への支払い方法の違いも知っておかなくてはならない事のひとつです。
後半は班の企画書(概要書・タイムテーブル・予算書)を
完成させる時間になりました。
前々回から企画書の提出はなかなか進んでいません。
企画書を完成させねば出演者に出演依頼を行う
ブッキングをスタートさせることができません。
分からないことは平先生に何でも相談しましょう!!
内容が決まったらすぐにPCに向かい、書類を作成します。
PCが苦手という人も実践で使用しながら
文書作成操作をマスターしていきます。
更にアイデア出しを行い、話し合って詳細を詰めていきます。
今日の授業も内容盛沢山でしたが、
来週は学務管理部の事務を担当している久村先生を迎えて、
予算の仮払い方法や精算方法をレクチャーしていきます。
KCO
2年生の音響技術実習Ⅱではミュージシャンをお迎して、
より実践的な実習を行いますが、
今回はそのシュミレーションを行いました。
「本番」を行うためには、
システムセッティング
↓
回線チェック/マイクアレンジ
↓
サウンドチェック
↓
リハーサルと作業を行っていく必要があります。
「ミュージシャンが演奏しやすい」、「見た目がかっこよく」なるように
普段目にしているライブの様子などをイメージしながらセッティングします。
実際に座ってみて、ミュージシャンの目線で微調整を行います。
「システムセッティング」「回線チェック/マイクアレンジ」まで
音響スタッフ側で確認が終わって、初めてミュージシャンをお呼びして
「サウンドチェック」を行うことができます。
ここまでの工程を迅速に行わないと、「本番の開始時間の遅れ」に繋がります。
次回はいよいよミュージシャンがいらっしゃいます!
限られた時間でセッティングして、無事、本番が迎えられるように頑張りましょう!
(おさ)