サンプレとパネルを要領良く

2011年11月27日 テレビ美術科,実習風景

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 1枚目は、「サンプレ(サンプレート)」を敷く作業の写真。スタジオの、もっぱらカメラの撮影範囲内の床を、白色に変える作業です。
 サンプレは、基本的に三尺×六尺(一尺はおよそ30.3センチメートル)で、およそタタミ一畳分の面積。三尺×三尺のものや、直角三角形のものを組み合わせて、その範囲に合わせて敷き並べていきます。
 ただ並べるだけの、単純な作業に見えますが、位置や向きを決める最初の基準や、敷く順序を間違えると、ちょっとヤッカイな事になってしまうのです。
 
 次は、出演者の背景に建てる「パネル」の組み立て作業。2枚目と3枚目の写真です。
 パネルをデザインしたり造作したりする作業は、既に、テレビ美術科の「作業工房」で完了。スタジオに運搬して、順番通りに組み立てる作業を行うわけです。
 
 3枚目の写真は、1枚ずつに分かれたパネルを床に置いて、パネル同士を連結している様子。
 釘を打って固定していくのですが、番組終了後は、すぐにバラしますからね。だから、「しっかり」と、でも「抜きやすい」ように、なんですね。