舞台照明実習2

2010年12月13日 実習風景,照明クリエイティブ科

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 本校の照明クリエイティブ科で勉強する照明技術は、大きく分けて「テレビ照明」と「舞台照明の2つ。同じ照明でも、テレビカメラを通しての、テレビの画面上での照明の見せ方(見え方)と、たとえばコンサートホールおいての、人の肉眼での見せ方(見え方)とは、違う部分が多いのですね。
 
 そこで今回紹介するのは、「舞台照明実習2」。都内にあるコンサートホールを借り切って行う、照明クリエイティブ科2年生の実習授業です。
 
 大半は、そのホールに設備されている照明機器を使用させていただくのですが、装飾品や一部の機器は、学校からの持ち込み。まずはそれらを下ろす作業から。
 
 その作業とオーバーラップするように、ステージ上では早速、あらかじめデザインしていたプラン通りに、照明バトンに照明器具を仕込んで行く作業が始まっています。授業を担当する講師の先生やチーフを担当する学生などが、指示をしながら声をかけ合いながら、作業は速いピッチで進んでいきます。
 
 一方、一部の学生はステージ上に設置するディスプレイを製作中。これが3枚目の写真。
 いずれの作業も、事前に同じ環境で練習を重ねていたかのよう。さすが2年生となると、手慣れたものですね。