「テレビ美術科特集」と勝手に銘打って(苦笑)お伝えしています。
3回に渡って紹介した作業風景、実はあれらは1日の、しかもおよそ3時間弱で行われていたものだったわけです。手際が良い、速い作業ですよね。
そして、1週間後の授業「大道具操作基礎」では、製作したものを実際に「建て込み」作業の日。
作業工房がある校舎から、テレビスタジオがある校舎まで、まずは運搬。基本的に美術セットは、軽く作ってはありますが、この運搬を通して、持ち方を学んだり体力をつけたり、ということが達成されるのです。
2枚目の写真は、そのテレビスタジオの前。今まで、「Bスタジオ」という最も大きなスタジオを何度か紹介していますが、実は、他にもスタジオがいくつか。今回美術セットを建て込むのは、「Aスタジオ」です。
使用する部材をすべて入れた後は、製作したパネルを連結させていく作業が3枚目の写真。
設計図のレイアウト通りに裏返して置き、補強をしながら、釘を打っていくことになります。