コンサートの実習(照明編1)

2010年9月15日 実習風景

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 先日の映像編に続き、今回は照明編を。照明は、「照明クリエイティブ科」の2年生が担当しています。

 普通は上にあって舞台などを照らしている照明の灯体。その沢山を吊り下げている「照明バトン」は、すべて下に降ろすことが可能。
 あらかじめデザインされた照明プラン用に、必要な灯体を適切な場所に設置する作業。
 
 
 灯体の前に、様々な色を入れるための「フィルター」を取り付けたり、光の向きの大まかな角度を調整したりしている。
 さすが2年生、作業に慣れていてサクサクと進めていく。手際の良さは、見ていて気持ちが良い。
 
 
 
 配線や設定を終えた後、電源を投入し点灯させて、細かな角度などを調整。床の「どの位置に当てるか」で、適切かどうかを見る。
 照明バトンが降りた状態でのこの作業は、実際の上がった位置での照らされ方を想像することが必要。
 
 
 
 いよいよ、リハーサル開始。写真は、ステージサイドから。
 「煙っている」ように見えるのは、光の筋「ビーム」を出すために、意図的に噴出されている「スモーク」によるもの。
 
 
 
 
 そのスモークを作りだしている「スモークマシーン」。
 この煙は、もちろん、人体や機器に害を与えない、専用の液体から作られるもの。
 ここから出されるスモークが、空間に融合され隠れている光や色を、見える姿に取り出し、そして表現する。

 次回に続きます。