コンサートの実習(映像編)
2010年9月12日 実習風景
定常的授業期間外の9月。今までもお伝えしている通り、沢山の短期集中的実習授業があります。
今回紹介するのは、本校の放送技術科・照明クリエイティブ科、そして東放学園音響専門学校 音響技術科の3学科合同で、コンサートライブを製作する実習授業。
まずは、映像編、放送技術科2年生の「コンサート中継実習」です。
1枚目の写真。編集マン志望で、すでに編集業務の会社から内定をいただいている学生。
この授業では、収録後の編集作業を担当することになっているが、本番までの空き時間を利用して、カメラの練習。
まるで今までに何回も経験しているよう。「サマ」になっている。
2枚目の写真。本番前に、収録用の音声ミキサーの調整や設定を行っている、カメラマン志望の学生。
一日2回本番の前半を収録ミキサーを、後半にカメラマンを担当する。
上の写真の学生同様、本来の志望ではない、携わることの少ない事を経験。いずれにしても、他のスタッフの仕事や、そのスタッフの気持ちを知る、という上で、大切なことである。
本番中の、仮設映像製作収録ベース。3枚目の写真。
手前から、映像を切り替える「テクニカルディレクター」、カメラズームレンズのアイリス(絞り:透過光量を調整する羽)を調整する「ビデオエンジニア」。収録VTRの映像音声をチェックし続ける「VTRスタッフ」・・・と並ぶ。
4枚目の写真、本番中のレールドリーカメラマンとアシスタント。
移動しながらのカメラワークが多いこのカメラは、レールドリーを押し引きするアシスタントの技量に依存している。
意思疎通によって達成されるコンビプレイが、大変重要である。
(次回は、照明クリエイティブ科による「照明編」、さらに、音響技術科による「音響編」と続きます。