「ドラマ制作」編集作業
2010年9月10日 実習風景
実習授業「ドラマ制作」。先週から今週にかけては、編集作業が行われました。
今回は、その模様を紹介します。
まずは、PCで行う「オフライン編集」。
ディレクターが中心となって、言わば設計図のような「カット割」を基に、ストーリー通りに映像を繋げていく作業。
実際の現場で活躍するプロの編集マンが、先にお手本を見せる。
そのお手本を元に、学生自身が編集。
同じ機器、同じ環境での、プロの方からの伝授。こうした、言わば「説得力」は、得たノウハウを、そのまますぐに使い、そして披露する、大きな力となる。
次は、本格的な専用の編集設備で行う、「オンライン編集」。
背後で見守るように座る、編集担当の職員の指示を、適宜受ける。
常に隣にいないのは、既に教わった知識を、学生自身の力で引き出すため。
「オフライン編集」から引き続き「オンライン編集を担当する2人の学生。
相談したり知識を出し合ったりして、作業を進めている。お互いに勉強になることは、間違いない。
そして、共通している、真剣な眼差し。
プリントアウトされた「EDLデータ」。
「オフライン編集」での編集結果が、リスト化されたもの。
編集は、映像の1フレーム毎にアドレスされた「時間の定規」である「タイムコード」で、位置指定を行いながら作業を進めていく。
1フレームはおよそ1/30秒。つまり、映像を編集するタイミングも、1/30秒で決める。