塗装の前の処理

2012年1月7日 テレビ美術科,実習風景

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 削いだり細かな加工をしたりして「形」にしたら終わり、ではなくて、ここまでで全行程の半分程度でしょうかね。道のりはまだまだ続きまして、次は、塗装系の作業へと進んでいくのです。
 
 それでですね、いきなり塗装をするのではなくて、まずは、サーフェイサーの役割をする「パテ」を塗布。
 表面に沢山の気泡がある発泡スチロールの表面を、なめらかに均一化させ、塗料のノリを良くするためなのですね。
 
 まずは、パテを表面に持って、水をつけた筆で薄く塗布していくという作業。厚盛りをしてしまうと、元の形から変わってしまいますし、薄過ぎると、後にサンドペーパーで磨くときに、地が出てしまいますしね。紹介の写真の見た目ほど、簡単ではなさそうです。
 
 どのようにして全体に塗り広げるのか、と観ていると、なるほど〜、という手段。太めな針金を差して、それを持ちながらの作業。
 細かい部分を、手や指で直接塗っている様子が、3枚目の写真。
 担当の職員が、お手伝いです。