2013年7月16日 のアーカイブ

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「撮影する」とは、主に、カメラアングルやレンズの操作が問われる。
それらが、「何をどのように表現するか」を決める要素になるわけですけれど
特にテレビスタジオで使用されている「スタジオカメラ」に関しては
素早く、適切な位置に移動させるなどの動作も、大切な要素。
一見、当たり前のようですが
タイヤがついていて、それをハンドルで操作して・・・という
言わば、車の操縦と同じようなテクニックが必要とされるからです。

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この授業は、放送技術科1年生の実習でしてね、実際には、6月の初めに行われた内容。
障害物を置いて、それを避けるように、スタジオカメラを素早く動かす、というトレーニング。
細かな九十九折りの道を進むように、ジグザグ走行で前進・後退をする動作です。
障害物同士の間隔は、狭めに設定してありますから
その障害物に衝突させないように、ハンドル操作をしたり
衝突しそうになったら停止させたりする・・・
「カメラ動作の感覚を掴みながら、思い通りに操る」が、このトレーニングのテーマです。
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