2013年3月 のアーカイブ

IMGP5774sIMGP5781sIMGP5788sIMGP5799s

学科代表学生への、卒業証書授与に続いて、表彰者への賞状の授与。
優秀賞を始めとして、いくつかの賞があるのですが
いずれも、「優秀な成績を収めた学生」に対して贈られるもの。
ただし、この「優秀」は横に広くて奥が深い意味を持っていて
単純に勉強・成績が優秀なだけではないのですし
大勢の「2年間頑張った学生」の代表であり象徴、とも言えるのです。
 
この他に、学校内のビデオ作品フェスティバルでグランプリに輝いた学生
卓球の全国大会で、見事に優勝を収めた学生など、スポーツで活躍した学生などにも
同様に表彰されました。 
 
そして、最下段の右に写るのは
卒業生を代表して「同期に、同窓に、学校に対しての、感謝の言葉」を述べた学生です。
  
(今回掲載の写真撮影:学生 前田さん)
IMGP5805sIMGP5812sIMGP5826sIMGP5880s

IMGP5837s
そして、いよいよ、卒業式。
放送・メディア系に目指す学生達が集う、華やかで闊達な2年間の締くくりは
厳粛な雰囲気な中での、しっとりとした式典が始まります。
 
まずは、放送技術科・照明クリエイティブ科・放送芸術科・放送音響科・テレビ美術科の
各学科の代表者に対しての、卒業証書授与から始まり
最下段の右、2年間の功績を讃える、表彰状の授与と続きます。
 
この時ばかりは、私もさすがに、カメラを持って・・・というわけにはいきませんからね
前回の紹介写真同様、1年の学生に、撮影をお願いしました。
無用なテキストを省いて、その様子をご覧いただきましょう。
(今回掲載の写真撮影:学生 前田さん)

IMGP5733sIMGP5738sIMGP5746sIMGP5750sIMGP5762sIMGP5769s

IMGP5674s
「卒業」というと、短期的というか学事的には、「終了する」こと。
また、長期的というか人生的には、「通過する」こと、でしてね
まあ、これらはメジャーな言い回しですけれども。
ただ、専門学校の卒業というと、「終了・通過」にプラスされて、「社会人への門出」であり、「決心」。
 
昨日の3月12日は、東放学園専門学校 卒業式。
可能性を体いっぱいに抱いた、意気揚々とした学生の表情を
これから数回に分けて、ご覧いただきましょう。
 
(今回掲載の写真撮影:学生 前田さん)

IMGP5900sIMGP5678s

IMGP5911sIMGP5895s

DSC00845sDSC00866s

前回お伝えしたのは、1月中旬。まだ、雪が降るような季節。
思い起こせば、つい最近まで、とても寒い冬が続いていたわけです。
3月に入って、既に夏日を経験するほど、急激に暖かくなって
そして、「杉並・わがまち クリーン大作戦」本年5回目の実施です。
 
久しぶりに、説明させていただくと
杉並区が推進する環境美化の推進活動に協力し、ボランティアの精神を持って
学校周辺の街路などを中心に、清掃活動を定期的に行っているわけです。
DSC00878sDSC00904s

既に、定常的な授業が終了しているということもあり、今回は、参加職員が多め。
手前下に座る3名が、左から植松・長嶋・宮原
そのすぐ後ろに立つのが、左から倉谷・平野、トングで顔を挟まれそうな岡崎に大橋・石原
その後ろの列、左から伊辺・吉永、旗のすぐ右の顔が険しい女性(笑)伏見に橋本、その間の背後から横田
左奥で、手を上げている2人が、左から山路・吉原
以上、15名が参加させていただきました。
DSC00951s

さて、今回は、テキストのみの写真なし。
当ブログで写真なし投稿は、3回目であると記憶していますが・・・たぶん(笑)。

実は、告知でございまして
本校放送音響科の学生が製作した「東放学園 ラジオCM」が放送されるのです!
出演者は、専門学校東京アナウンス学院の学生。
収録は、TBSラジオのスタジオで行われたものです。


放送局・・・TBSラジオ 954kHz
放送期間・・・2013年3月11日(月曜日)深夜〜4月4日(木曜日)深夜
CM放送時間・・・「JUNK」番組内の25時00分〜27時00分

TBSラジオをお聞きになれる皆様方、ぜひ、お聞きください!
ちなみに、CMは、5テーマもありますから
一回聞いただけでは、ダメですよ!! (笑)

DSC08070sDSC08064s

前回に続いて、「ビデオエンジニア(VE)」スタッフの作業スペース。左上の写真です。
写真内の右上、青色のケーブルのタバが見えますが、これは、いわゆるLANケーブルとハブ。
放送機器でインターネット、ではなくてですね、
ここ数年、各機器間は、言わばネットワークで結ばれる事が、大変多くなっているのです。
 
そして、右上の写真。カメラをコントロールする操作パネルが4つ。同じ物がいくつか並んでいますよね。
写っていないのですが、この中継車には、この倍以上の同じパネルを設備。
カメラ本体と1:1の関係で、それぞれのカメラのカラー調整やアイリス(明るさ)などの調整をします。
 
ということで、最後は、参加学生全員で、集合写真を。放送技術科1年生でございます。
今回は、株式会社 東通様の多大なご協力をいただき
「中継車・中継技術機材・倉庫」の実習見学をさせていただきました。
誠にありがとうございました。
 
今回の上記実習に関して、許可をいただいて掲載しております。
2013年2月25日〜27日 3月4日〜3月7日の掲載写真に関して: Copyright (C) TOTSU, Inc.
All Rights Reserved
DSC08107sDSC08213s

DSC08049sDSC08051s

上の2枚の写真も、もちろん、中継車内のもの。
左に向いて座る学生の正面に、拡幅部分のモニターウォールがある、という位置関係です。
それでですね、この部分は何か、というと「スローVTR」の操作部でして
たとえばサッカー中継を観ていると、ゴールシーンがスローで何回か放送される、あの操作。
左上の、学生に向かっている本学科の卒業生が、学生に使い方を簡単にレクチャー。
左下の機器を使って、映像が貯められているビデオサーバーを、リモートコントロールするわけです。 
 
そして、右下の写真が、「ビデオエンジニア(VE)」スタッフの作業スペース。
様々な信号を切り替えたり、それを監視したり
カメラのカラー調整などをするための機器が、ぎっしりと並んでいます。
DSC08164sDSC08062s

DSC08031sDSC08020s

そして、その中継車内の見学・実習風景。
前回の内容で言えば、学生2人が立っている辺りが、広がる前の壁面の位置ですから
左上の写真の、およそ中央から右の部分が、広がっているスペースとなりますね。
ということで、上の写真2枚は、日頃、中継技術業務を担当されているスタッフの方から 
放送技術科の学生が、「ビデオスイッチャー」の使用方法の説明を受けている様子。 
一様に、楽しそうですね。まあ、滅多にないチャンスであり、体験です。
 
ところで、下の2枚の写真。
ほぼ同じアングルからの写真ですが、よく見ると、白く丸い時計の位置が移動していますね。
実は、時計は、液晶ディスプレイに表示されているもの。
大きなディスプレイ6式に映し出される、映像情報は
簡単に自由自在に、そのレイアウトを変更できる仕組みになっているのです。
DSC07989sDSC07992s

DSC08084s
 
さて、「中継車見学」「実習」と書いておいて、今まで触れなかったわけですけれど
まあ、出し惜しみさせていただいたしだいでございます(笑)。
ということで、いよいよテレビ中継車の紹介。
株式会社 東通 様が所有している、中継車や電源車のグループショットからです。

DSC07938sDSC07778s

5台のうち2台について、学生が見学させていただきましたが
その中でも、今回のメインの中継車が、左上の写真。
昨年の10月に完成したばかりの、最新のテクノロジーが詰った、ピカピカ!の中継車です。
しかも、この中継車の一番の特徴は、右上と左下の写真
ナント!実は、1メートル程度、部分的に幅が外側に広がる仕組みになっているのです。
ここまでの仕組みを持った中継車は、日本には、ごく僅か。
室内を広げて、制作環境を充実させる、本格的な中継車です。
 
そして、その広がった部分にあるのが、右下の写真。
ちょうど、学生が観察している様子の写真ですが
数十台のカメラの映像や、送出する映像素材などが映し出される「モニターウォール」と
映像を選択する「ビデオスイッチャーシステム」です。
DSC07941sDSC08167s

DSC07909sDSC07862s

2月27日までの数回に分けて紹介しました
「株式会社 東通」様にご協力をいただいていの「中継車・中継技術倉庫 実習・見学」。
実際に現場で使用されている、最新のテレビカメラシステムの操作実習や
中継技術倉庫にある、様々な機材などの見学・説明に続いて、今回は、第二弾!でございます。
 
たとえば、バレーボール中継をテレビで観ていて、選手の一挙手一投足に注視し
まるで選手の一団に自分が融合したように、盛り上がる・・・
これには、選手の掛け声・サーブやレシーブの音・コートを叩く足音、それに
会場の歓声や解説者の声などなどなど
映像に加えて、それらの「音」が、さらに助長するように作用しているわけです。
 
というわけで、セットアップしていただいた音声に関わる機材も、実体験!!
右上の写真は、解説者席に模した部分でして
学生が、解説者が使用している物と同じ、「接話型マイクロフォン」でのトークを。
左下の写真が、ミキシングコンソール。
数々の中継制作において、実際に使われている物を目にすると、ちょっと興奮しませんか?(笑)
そして、頻繁に使用される、代表的なマイクロフォンも、使用できるようにしてくださいました。
DSC07900sDSC07944s

DSC05512sDSC05528s

2月28日に紹介した、右下の写真。「スモークマシーン」。
それが、何のために?というのが、今回の写真。
光の筋や光の広がりなどを表現しているのが、スモークマシーンからの「煙」です。
大気圏外の宇宙が、常に夜空の様に見えるのは、ごく簡単に言えば、媒介物質が少ないから、でしてね
水蒸気やチリが漂う大気圏内だと
太陽に照らされれば、光が反射されたり拡散されたりして、「青空」となるわけです。
けれど、スタジオなどのある一定の空間だと、それらの影響を受けづらいので、このように、煙をたく。
すると、媒介物質が密になって、それが光を見せてくれる作用に繋がるのです。
 
まあ、話長くなりまして恐縮ですけれど(笑)
空間に光や色を表現してくれるのは、スモークマシーンの威力によるもの、ということ。
担当職員による説明は、今回デザインされた数々のシーンに対して及びます。
ただ、説明を受けるだけではなくて
左上の写真のように、さらに綺麗な光になるように、学生に修正を促しながらの、実習授業です。
DSC05550sDSC05559s

DSC05464sDSC05450s

先日までの、一連の「テレビ照明実習」の写真は、スタジオの作業灯の光。
「平板」というか無味乾燥というか、そのような光景でしたが
今回の写真はどれも鮮やかで、同じスタジオとは思えないくらい。
これ自体も、照明の力を感じるところですよね。
一通りの「照明シュート」が終わると、担当職員による詳細なる解説。
つまりは、「光」を解き明かすわけでして 
灯体の位置や当て方などと、「見え方」「見せ方」を結びつける、大切な説明です。
 
特に気にしないと「綺麗」という感想で終始する照明とそのデザイン。
けれどもしかし、それを達成させるためには、緻密な作業工程が欠かせないのです。
DSC05494sDSC05474s