大気圏外と、スモークマシーン?
2013年3月2日 実習風景,照明クリエイティブ科
2月28日に紹介した、右下の写真。「スモークマシーン」。
それが、何のために?というのが、今回の写真。
光の筋や光の広がりなどを表現しているのが、スモークマシーンからの「煙」です。
大気圏外の宇宙が、常に夜空の様に見えるのは、ごく簡単に言えば、媒介物質が少ないから、でしてね
水蒸気やチリが漂う大気圏内だと
太陽に照らされれば、光が反射されたり拡散されたりして、「青空」となるわけです。
けれど、スタジオなどのある一定の空間だと、それらの影響を受けづらいので、このように、煙をたく。
すると、媒介物質が密になって、それが光を見せてくれる作用に繋がるのです。
まあ、話長くなりまして恐縮ですけれど(笑)
空間に光や色を表現してくれるのは、スモークマシーンの威力によるもの、ということ。
担当職員による説明は、今回デザインされた数々のシーンに対して及びます。
ただ、説明を受けるだけではなくて
左上の写真のように、さらに綺麗な光になるように、学生に修正を促しながらの、実習授業です。