2013年1月 のアーカイブ

DSC05107sいや〜しかし、14日の月曜日は、雪降りましたね〜。
東放学園専門学校がある、東京都杉並区でも、場所によっては15センチを超える積雪。
雪が多い地域の皆さんには、大したことではないかも知れませんが
積もっても数センチという事が多い都心部では、翌朝にかけて、大変な状況になりましたね。

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祝日で学校はお休みでしたけれど、ちょうど成人式が、あちらこちらで開催された日。
振り袖を着て、大雪に苦労しながら・・・という学生も多かったようです。
一時的には、公共の交通機関も、麻痺に近い状態になりましたしね。
みなさん、いかがお過ごしでしたでしょうか。
 
ということで、翌15日は、出勤してから、授業に入っていない職員を中心に、雪かき!
校舎の周囲と近隣の街路を、総勢10名を超える職員・TAで、およそ2時間。
これは、当分無くならないな、という雪の量。
いずれにしても、とても良い運動になりました!(笑)

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前回紹介した「スタジオ番組制作」ドラマのガイダンスが終わった後
スタジオを「ドラマ仕様」に変身!
今回の課題用に製作されている美術セットを建て込んでいく作業でして
担当は、テレビ美術科の学生と各学科の職員・ティーチングアシスタントとの混合チームです。
芝居に座り演技があって、それをカメラで撮影しやすくするために
全体的に五寸(およそ15センチメートル)上げ。「平台」を敷き詰め・・・。
 
そして、壁や玄関・窓にあたる部分のパネルを持ち込み、それを建てていき・・・
ソファーやテーブル、ガスコンロや炊飯器などの生活必需品の道具を置いて
美術セットとしては、完成です。
 
さて、今回のこのテレビ美術科の建て込みから始まって、2週間は
各学科とも、テレビドラマに関わる内容の授業「ドラマ週間」が、進行していきます。
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主に、スタジオでの番組作りの方法・手段を中心に
制作や様々な仕事についてを実践形式で経験し勉強する「スタジオ番組制作」。
情報番組に続いて、内容はステップアップしまして、今回の課題は「ドラマの基礎」です。
 
課題のガイダンスの後は、「本読み」について。
ドラマの台本に書かれている台詞、これを役者が読んでいく、言わば机上のお芝居でして
細かな言い回しや、その台詞の意味・思惑などを照らし合わせながら確認するなどの作業です。
脚本担当やディレクター、そして役者の気持ちが、それぞれの言葉に吹き込まれます。
 
その後は、「立ち稽古」。
芝居に関わる物や、実際の美術セットの代わりになるような物を配置。
芝居の実際の動きを確認したり、ディレクターによる演出が行われたり・・・という過程です。
実際のドラマ制作現場では、最近では省略される事が増えましたけれど
学校で学生が受ける基礎の授業ですからね
省略せずに、しっかり学びます。
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今回はですね、授業や学生ではなくて、「場」そして「環境」の紹介。
上の写真、規則正しく整然と並べられている、PC。
まあ、現在となっては、どこにでもあって当然のPCですから、珍しい光景ではないけれども。
 
そして、左下の写真が、すべては入りきれていないですが、この「場」の姿。
中央には大きなテーブル、その奥には、小さなテーブルがいくつか。
実は、この「場」は「就職資料室」。学生達が、就職活動に勤しむ「環境」でございます。

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並べられているPCは、インターネットを利用した、オンラインの求人情報検索システム。
もちろん、学外からも、在学生(有効なアカウントを持つ卒業生)であれば閲覧可能です。
 
他にも、この就職資料室には、就職活動に必要なグッズが、コンパクトに収められていて
調べものをするための、辞書や様々な参考書、そして、ネットの時代ですけれど、やはり、新聞も。
そして、就職求人だけでなく、アルバイト求人に関する情報も、掲げられます。
このスペースだけでなく、就職活動に必要な「場」は、むしろ学校全体。
「就職ナンバーワン!」がテーマの1つでもある、東放学園専門学校。
学校の入り口から、その奥のすべてが、就職活動の環境と化しているわけです。
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「ドラマ制作 2012」都内のある公園での、ロケーション。
アシスタントディレクターの、しっかりとした合図の後の、カメラリハーサル。
移動車を使用して、ドリーバックをしながら。
公園内を歩いている主演のお二人を、フォロー。
学生によるブームマイクの操作を、特別講師である現場のプロの方がアドバイス。
言うまでもなく、「実践」に次ぐ「実践」。
本格的な実習授業です。

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さて、NHKで、かつて放送されていた「連想ゲーム」ふうに言えば(解らないですか?)
「ドラマ」「出演者」「花束」・・・そう、「クランクアップ」。
ドラマ制作 2012も、いよいよすべての撮影が終わり、クランクアップ!しました。
実際は、昨年の9月のお話ですけれどね。
ということで、主演のお二人に、花束贈呈でございます。
プロのタレントのお二人、お忙しい中、ご協力いただきまして、誠にありがとうございました。
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特に、制作・演出などを担当した放送芸術科の学生は、長きに渡る取組みでしたから
感動のあまり、目には涙も。感慨無量ですよね〜。
けれどもしかし、まだ、編集・MA〜完成という過程がありますから
まずは、一段落というところでしょうか。
最後は、役者のお二人と関わった学生・スタッフでの記念撮影です。
お疲れさまでした!
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左上の写真。ちょうど「梁」を取り付けているところ。
学校の教室やマンションの室内に、水平方向に渡っている、あの例の物。
ここまで作業が進んでくると、だいぶ「本物!」っぽく見えてきますね。
右上の写真。その梁を、一人が持ち支えながら、もう一人が釘を打って固定しようという様子。
「支える」という一見単純な動作ですけれど
釘を打つ人のために、どこを持って、どういう力を与えて・・・という
想像力やノウハウが伴うするのですね。
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「遠藤ゼミ (大道具操作実習)」、今回の課題製作も終盤。
パネルや柱などが接する部分の繋ぎ目を、「目張り」テープで消す作業などを経て、いよいよ完成です。
最後は、関わった学生全員で、記念写真の撮影。
お疲れさまでした!
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最近では、1月2日に紹介した「遠藤ゼミ 大道具操作実習」。
いよいよ、Aスタジオにて、建て込みです。
この実習は、テレビ美術科1年生の授業でして
設計図に近いものにあたる「道具帳」によって、言わば美術セットの各パーツを、作業工房で製作して
それらを実際に、スタジオに建て込むという、まるごとすべてが実践形式。
手分けをして、ドンドン作業が進行していきます。

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進むペースが早くて、それらを写真に収めるのが大変なほど。
ちょっとでも目を離すと、その姿が変わっていく状態。
上下4枚の写真のそれぞれは、パーツごとに製作された物を
なぐり(金づち)で釘を打って、組み立てて行くという様子です。
屈んだり脚立に昇ったりと、体勢に躊躇することなく、作業が進みます。
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シリーズの第三弾!で最終の、18枚をご覧いただきましょう。
今回のポイントは、まずは1グループ目の中央の写真。
この芸術的な立体造形! モデルとなった人は、本校の◯◯先生。
ご存知な方は、すぐにお解りになるでしょう。
そして、下のグループの9枚。
これらは、学園祭の閉会式の様子。
大教室に、関わった学生大勢が集まって・・・。
この様子を撮影しているのは、卒業生の皆さん。右の中段の写真です。
こうして、活気に満ちあふれた本校学園祭「電波祭」も、無事に終了しました。
(写真撮影:放送音響科職員 横田香苗)

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学園祭の様子を綴る写真、第二弾の27枚です。特に、2つめのグループの9枚。
実は、この中には、親子で写っている写真が。
模擬放送のスタジオ番組に急遽出演されたのです。
そして、3つめのグループ、「ライブ」様子ですけれど
学生のサークルによるバンドライブの他、学校長を含む「職員ライブ」も開催されたのです。
今回の写真も、職員の横田香苗の撮影でございます。
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それでは、いつか?お約束した通りにですね
東放学園専門学校学園祭「電波祭 2012」の様子を、ご覧いただきましょう。
活躍したり楽しんだりしている学生の表情を中心に、写真は合計72枚!
これらの写真撮影は、放送音響科職員の横田香苗でございます。
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さて、こちらは、のり付けされた「茶ちり紙」が乾いてからの、塗色作業。
数人で手分けをして一斉に、白色の、合成樹脂の塗料を塗っている様子です。
 
世の中のテレビ番組の美術セットが
すべて、この形・大きさのパネルで造られているわけではありませんけれど
切る・打つ・貼る・塗るという、少なくともこの4要素は必ず作業工程に含まれますからね
基礎に慣れたり基本を身につけたりすることは、非常に大切なのです。
 
次回の、スタジオでの建て込み実習に向けて、作業は大詰めです。
果たして、どのような美術セットが組み上がるでしょうか!
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新年明けまして、おめでとうございます。
どなた様にも、素敵な一年になりますように。
 
ということで、東京地方の初日の出の写真を。
沿岸部に少し雲がありましたけれど、少し待って、まるで「灯りたて」のような太陽が登場です。
 
同じ場所のほぼ真反対には、「照らされ始め」の富士山が。
ちょうど、見える半分程度の高さまで、陽にあたり始めている様子。
 
本年も、学校法人東放学園 東放学園専門学校を
どうぞ、よろしくお願いいたします。

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