2012年7月13日 のアーカイブ

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 情報番組をテーマとする、第二シリーズに入っている「番組制作演習」の様子。
 テレビスタジオの一角に、照明クリエイティブ科の学生と職員が集まって、いろいろな器具を使って作業をしている、写真1枚目。
 これは、不用な光(照明)を当てず、必要な光だけを当てようとする作業。
 
 そして、当てている対象は、これ。2枚目の写真。
 ブルーな世界で、何だか解りませんけれど、3枚目の写真を見ると・・・
 そう、リンゴなのです。 
 これは、照明クリエイティブ科を紹介する番組内容中の、照明や光の奥深さを説明する材料。
 
「何色に見えるのか」は「光源に含まれる何色の成分を反射させるか」によるものでしてね、写真のように青い世界の場合、その光源には赤色は含まれない、だから、赤色のリンゴが黒色にしか見えない、という説明。
 2枚目の写真も「うっすら」と赤色を感じるかも知れませんが、測定器で計測すると、赤色の成分はゼロ!
 リンゴの形と3枚目の写真の情報により、人の眼(脳)が、赤色をトレースしているのです。
 
 勉強になり、そして一層、さらに勉強にもなる、という実習授業なのです。