‘照明クリエイティブ科’ カテゴリーのアーカイブ
共に実践、共に実習!
2012年12月4日 実習風景,照明クリエイティブ科
光を感じる、ということ
2012年12月3日 実習風景,照明クリエイティブ科
常に恩恵を預かっている割りには、比較的気になるというか気にすることのない、光。
これは、人の眼が、自動的にかつ自然に、様々な補正を行っているからこそ!
と言っても、過言ではありませんよね。
だから、意識的に「光りを感じにいく」という事をしなければ
光が持つ力、その放ちによってもたらされる「見える」という結果は、あまり感じられないのです。
しかし、テレビで見られるものに関しては、それとは大きく違う。
暗ければ暗いまま。アンバランスはアンバランスなまま。
つまり、光を敏感に感じることになるわけです。
なぜならばそれは、テレビカメラの性能や受像機の性能が
人の視覚ほど優れていないから、ということに起因します。
11月20日の紹介に続いて照明クリエイティブ科1年生の授業「テレビ照明実習」です。
細かな作業の先に
2012年11月20日 照明クリエイティブ科
続いて、スタジオフロアーの上、サブコントロールルームの様子。
照明クリエイティブ科1年生「テレビ照明実習」です。
サブコントロールルームには、照明調光卓が。
沢山の灯体(ライト)を、個別に、あるいはグループ化して、調光操作などを行うための機器。
上の写真2枚は、それらの操作のために、まずは、機器の設定をしている様子。
そして、下の写真は、その設定が終わった後の「点灯チェック」の最中の様子。
設定が間違っていないか、ということはもちろん
電球内にある、フィラメントの破断(球切れ)が発生していないかどうかをチェックするためです。
言わずもがな、何事にも確認が大切。
こうした細かな作業の先に、素敵な完成と達成があるのですしね。
灯体が黒色であるように
2012年11月19日 実習風景,照明クリエイティブ科
写真は、照明クリエイティブ科1年生の「テレビ照明実習」。
テレビスタジオで、照明を仕込んでいる様子を、バルコニーから俯瞰アングルで。
安全を確保するため、ヘルメットを被っての作業ですし、灯体(ライト)は黒色ですしね
完成後の「華やかな光の世界」を容易に想像させない光景ですけれど
このような不断の努力が、間違いなく、その華やかさを達成させる事に繋がるわけです。
学生のうちに、勉強するべき事というのは沢山あるのですが
いわゆる「場数をこなす」という事は必須でしてね
一見単純に見える作業であっても、そこには、数えきれないほどのノウハウが伴いますからね
その「数」で、ノウハウの一つ一つを、着実に体得していくわけです。
快活に作業に勤しむ学生ですが、ヘルメットの他のもう1つの特徴が、服装の黒色。
着替えの服というか、作業用の服を持ち込んで、授業に望んでいるのですが
それは、灯体が黒色である事(一部を除く)と、同じ道理。
つまりは、目立たぬように・・・、ということなのです。
そして、この日の、学校の一部分を出版社に見立ててのロケーションですが
実は、校舎館内に、スタジオ・サブコントロールルームからの映像や音声の回線が用意されていて
10月29日に紹介したような、仮設の映像・音声ベースを設けない方法でのロケなのです。
4枚とも、本番中に中に撮影した写真。
特に、下の2枚の写真。放送音響科の学生が、ミキシングコンソール(ミキサー)でミキシングの様子。
左の真剣な表情をご覧いただくと右の写真、実際には見えていない筈の
にじみ出る汗や震える指が、まるでオーパーラップされるように・・・。
一発勝負の責任感が、伝わってきますよね。
各学科の学生による合同実習授業「ドラマ制作 2012」。
今回紹介するのは、「出版社」のロケーション。
・・・と言ってもですね、校内のある場所を、出版社に化身してのロケでしてね
放送芸術科の学生が中心になって思考を凝らして、学校らしさから変装させたわけです。
上の左右の写真は、「ドライリハーサル」と言って、カメラなどを使用せず
出演者の芝居を確認する作業。
特に右の写真。各々が台本を持ち、芝居に合わせるように、一緒に移動している様子ですが
この光景は、実際のプロの現場でも、頻繁に見られるものです。
ドライリハーサルが終って、技術打合せ。下の写真。
撮影の手順や進行、カット割りなどのカメラワークを確認していきます。
まるで専用のスペース?から
2012年11月10日 実習風景,照明クリエイティブ科
雨上がりの復旧作業も順調に終えて
カメラリハーサルを兼ねた、総合的なトレーニングを再開。
以前にもお伝えしたように、照明クリエイティブ科の学生が、照明スタッフも出演者も担当。
ヘルメットを被ったり、雨に濡れたりしながらスタンバイを進めてきた学生が
今度は、ダンスをしながら・・・、これが左上の写真です。
そして、右上と下の2枚の写真が、照明をオペレートしている、調光卓付近の様子。
合宿先・実習場所の「東放学園 山中湖セミナーハウス」は
もちろん、この授業用に設計されたものではないですけれど
大きな窓を持つダイニングがあって、環境としては快適ですね。
前に見えるステージを見ながら、照明プランを確認しながらの、リハーサルが続きます。
「自然」に左右される環境
2012年11月9日 実習風景,照明クリエイティブ科
「前回お伝えしてからかなり時間が・・・」と書く事が多い、当ブログですが
これは、紹介したいと思うことが山ほど!の象徴でして
まあそういうことで、ご了承いただければと思っているしだいでございます。
さて、前回お伝えしてからかなり時間が経ちましたけれど(苦笑)
10月9日に続く、照明クリエイティブ科と放送技術科2年生による「野外ライブゼミ」です。
前回の写真では、5分も当たれば陽に焼けるくらいの晴天でしたが
午後に入ってからは、典型的な山の天候らしく、急速に変移。
いきなり大粒の雨が沢山落ちてきて・・・。
左上の写真は、湿気・水分に弱い灯体(ライト)にカバーを掛けているところ。
一刻を争うような状況で、学生総出で、カバーカバーです。
そして、雨雲が通り過ぎ、何とか事なきを得た、ホッとしたヒトコマ。右上の写真。
カバーをする時にズレた、各灯体の向きを細かく補正。下の2枚の写真です。
作業が、「自然」に左右されるこのような環境もまた、大切な経験になりますよね。
スコップは、いったい!?
2012年10月8日 クイズ,実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
ちょっぴり、間が開いてしまいましたけれど
本学園の山中湖セミナーハウスを利用しての「野外ライブゼミ」。
本番当日の作業開始後、間もない時の様子。
スコップを持っているのは、放送技術科の学生です。
それでは、ここで、久しぶりのクイズ!
上下の写真、共に、いったい何のために、スコップを持って作業をしているのでしょう?
下記の四択から、お選びください。
A) 山中湖一周ウォーキングに次いで、腕力を強くするトレーニング
B) カメラケーブルを隠すための溝を掘っている
C) 移動撮影用レール台車のレールを敷くため、平らにしている
D) やはり健康が基本。富士山の麓だけあって、砂風呂の製作中
正解は、後日!
続いては「拡散」でマイルド
2012年10月6日 ドラマ制作,実習風景,照明クリエイティブ科
「反射」に続いては、「拡散」。
上段の左の写真をご覧いただくと見えると思いますが
反対側が多少透過して見える、白っぽい四角形の物体。
これは「ディフューザー」と呼ばれているもの。
乳白色の「梨地ビニール」が、四角い枠に張られている、照明の道具です。
前回は、太陽光を反射させて、自然に被写体に・・・という手法でしたが
今回は、太陽光を拡散してマイルドにし・・・という手法。
右の写真、ディフューザーの奥に、太陽が隠れている状態でしてね
こうして、「点」のイメージに近い光源を「面」に。
強過ぎる太陽光が、柔らかい光に、変移します。
下は、映像・音声ベースの様子。
左側の後ろから、映像モニターを覗き込んでいるのが、照明クリエイティブ科の学生。
テレビ照明、「すなわちテレビ写り」ですから、
テレビカメラを通して、再現される映像・照明を確認しながら
照明を作り込んでいきます。
「反射」の効用で
2012年10月5日 ドラマ制作,実習風景,照明クリエイティブ科
お伝えしているのが今なだけで、実際にロケーションが行われたのは、9月の初めですからね
ほぼ一ヶ月前の実習授業「ドラマ制作2012」の様子。
音声に続いて、照明クリエイティブ科の学生が担当する、照明について、でございます。
上段の2枚と下段左の写真。
それぞれ、板の様な物を持って、役者に向けているのがご覧になれると思いますが
これは「レフ板」と呼ばれる照明の道具の1つで、アルミホイルのような地のシートが貼られている板です。
反射鏡(反射板)という意味の、「reflector」が語源。
読んで字のごとく、反射を使って役者の方の顔に、光を返しているわけです。
下段の右は、「カポック」と呼ばれている、発泡スチロール板。
こちらは、レフ板に比べるて、更に柔らかな光を返すための道具。
ちょっと解りづらいですけれど
下段左以外の写真、それぞれ役者の方の顔をご覧になると
その効果が解るでしょうか。
「サマソニ」での活躍!その3
2012年9月29日 学校の様々,放送技術科,照明クリエイティブ科
「サマソニ」での活躍!その2
2012年9月28日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
「サマソニ」での活躍!その1
2012年9月27日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
今日の1枚目の写真。
ステージ手前からお客様を撮影した様子。
もっぱら「音・楽」を中心とした、巨大夏フェスの「サマーソニック 2012」。
東放学園専門学校・東放学園音響専門学校が担当するこちらのステージにも
大変大勢のお客様が楽しみにいらしています。
前回9月15日以前に紹介したものも併せて
学生活躍の写真を中心に、数回に分けてご覧いただきましょう。