‘放送技術科’ カテゴリーのアーカイブ

DSC01772美術セット側では、制作系や照明・音声などのスタッフが急ピッチで準備を進める中
ビデオエンジニア(VE)は、主にカメラのカラー調整。使用する5台のカメラの色を合わせる作業です。
同じ場所で同じ被写体を撮影した場合、再現される色が同じになるように調整。
まあこのように、短文で説明すると単純な作業に感じますけれど
かなり緻密さが要求されたり、「演出」や「設定」によって「作り上げる色」が変わりますからね。
実際には、デリケートな作業です。
 
そして今回、VEの特別講師を担当してくださったのは
あの有名な!高視聴率のTBSドラマ「半沢直樹」のビデオエンジニアを担当された方!
ドラマのクランクアップ(全撮影終了)後に、来てくださいました。
「半沢直樹」でも用いていたノウハウも、教えてくださっていましたからね
ビデオエンジニアを担当した学生も、充実した実習になったことでしょう。
職員という立場でこの発言もどうかと思いますけれど
とにもかくにも、羨ましい!です(笑)。

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既に時間は夜の10時過ぎですけれど、一日しめくくりの作業は
照明クリエイティブ科と放送技術科の学生で打合せ。
放送技術科の学生が作ったカット割り。
これは、メロディーのどの部分で、どのカメラを使用して、どんなカメラワークにするかを
歌詞が書かれた台本に示したものですが
それを、照明の転換やシーンなど
いわゆる「照明の見せ所」を加味したものに修正するための打合せなのです。
 
「ライブ」と言うと、第一義的には、その場にいるお客様に・・・という目的ですが
「ライブビデオ」となると、テレビを観ている視聴者に・・・という目的も加わりますからね。
このように事前に打合せをして、それらを生かす、そういう撮り方をする。
また照明のオペレートも、それを意識して行う
このような吟味も、良い作品を作る大切な要素となるわけです。

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照明クリエイティブ科と放送技術科が合同で行う、合宿形式の実習授業「野外ライブゼミ」。
前回に続き、今回は放送技術科の、やはり夕食後の様子。
 
まずは、機材車から機材をすべて降ろして、そして
テクニカルディレクター(TD)とチーフカメラマンで、事前に決めているカット割りを
担当する楽曲を流し、TDが説明を加えながら
カメラマン全員が、それぞれの台本に書き写している様子が、三段目までの写真。
通常は、コピーをして配る事が多いのですが
少々面倒な想いをしながらも、自分で書き写すということも、大切。
頭に入れやすいですし、勉強にもなりますよね。
 
さらに、四段目の写真のそれぞれ。
今回は、日頃は映像に関する事を中心に勉強している放送技術科ですが
この授業は、音声も担当しますからね。
担当職員から、スタンバイやマイクプラン、音声システムについてのレクチャーを受けている様子です。

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照明クリエイティブ科の翌日に、放送技術科も山中湖イン!
2つの学科が揃った夕方、何が始まるのか・・・
「食」と言えばこの方!! 
まあ冗談ですけれども(笑)、壇上に上がる、ある学科のある職員の号令のもと
バーベキューの開催でございます。
 
普段から既に仲が良い両学科ですが、この言わば「懇親のBBQ」で、一層仲が良くなることでしょう。
誰かと誰かで「あ〜ん!」とかね。
イマイチ、何だか解らない表現すけれども、う〜ん、詳細は書かないでおきましょうか(笑)。
まあ、いずれにしても、学科を超えて、仲が良い証拠なのです。
 
2日連続で、照明スタンバイに勤しんでいる照明クリエイティブ科
一周14キロメートルを歩いてきた放送技術科。
どちらの学科のどんな学生にとっても、とっても美味しいバーベキューであることは、間違いありません。

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2013YAGAI02無事に山中湖の寮に到着して、休憩して・・・湖畔に降りてきて・・・
上段左の写真。ほとんどが雲によって隠されている中、何となく輪郭が想像できて
よーく見ると、山頂部分が少しだけ、雲の隙間から頭を覗かせている感じの富士山です。
さて、何をしているのかと言うと、上段右の写真。
そう、実はですね、山中湖一周!! ウォーキング!!
距離は、およそ14キロメートル。
途中休憩を挟みながら、ということもありますが、およそ3時間30分をかけて歩きます。
ちなみに、京王電鉄京王本線で例えると
新宿駅から国領駅までの距離と、ほぼ等しいのであります(笑)。 
 
さらに、このウォーキングの距離以上に厳しさを誘うのは
大きな山中湖やその周囲が見えてしまう、ということ。
「まだこれだけ??」とか
「あんな遠くまで歩くのか。。。。」というふうに(笑)。

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話題は「野外ライブゼミ」に戻りまして、今回の9枚の写真。
上段の写真、撮り方がウマくなくて、解りづらいですけれど
実はですね、放送音響科の職員に、今回のライブの音響システムなどを教わっている様子です。
本校では、音声を本格的に学ぶのは、放送音響科ですけれど
今回は、音声も、日頃映像技術を中心に勉強している放送技術科が担当なのです。
 
一方、中段の写真。こちらは、テクニカルディレクターの学生とチーフカメラマンの学生が
一曲ずつ「カット割り」を作成している様子。
歌詞が書かれた台本に、担当する楽曲を聞きながら、2人で相談しながらの作業。
歌詞のこの部分、メロディのこの部分で、どのカメラがどんなカメラワークをするか
これを決めていくわけです。
 
そして、一挙にワープして(笑)
翌日、山中湖に到着して、学校寮に向けて歩いている姿。
実は放送技術科の学生、この宿泊実習授業では、かなり長距離を歩くのですが
まずは、その最初のウォーキングと言って良いでしょう。
まあいずれにしても、元気で楽しそうな学生達でございます!(笑)

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大抵は、事後報告となるブログですけれど、今回は事前予告!!
来る9月23日(月曜日)、学校法人東放学園
専門学校東京アナウンス学院・東放学園高等専修学校・キャリアサポートセンター主催の
東放学園デビューオーディション「星誕オーディション 2013」が開催されます。
場所は、ナンと六本木の超有名な高層ビル49階!
本校 東放学園専門学校では、その会場での映像送出とUSTREAM配信で協力!
ちょっぴりスタンバイから本番直前、そして本番の様子を
世界中に、インターネット放送します。
どうぞ、ご覧ください!!

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照明クリエイティブ科と放送技術科の合同実習授業「野外ライブゼミ」。
ボリュームあるスタンバイのために、一足早く現地入りしている照明クリエイティブ科の一方
放送技術科は、校舎での事前スタンバイ。
使用する機材を、現地での本番とまったく同じように、実際に構築する作業です。
これは、勉強のためにも、当日の不都合を無くすためにも、欠かせないことでしてね
今回の場合、現地が遠いという事も多少はありますけれど
本番の完成度に影響する事前準備ですから、それは入念に行うわけです。
 
特に今回は、将来志望にあまり関係なく、いろいろな役割を経験する機会にもなっていて
たとえば、将来編集マン志望の学生が、VE(ビデオエンジニア)を担当したり
カメラマン志望が音声を担当したりします。
また、参加学生は2年生ですからね
自分達で、積極的にいろいろと考えて、手段やその方法などを構築。
それらを象徴する様子が、下の上段左と、下段左の写真に現れているのです。

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さて、実際には、「最終ロケハン」の後、8月下旬に行われた「顔合わせ・本読み・立ち稽古」。
タイトル通り、文字通りでして
出演者と関わるスタッフ全員が一堂に会して、自己紹介をしたり所信を述べたりという会合。
 
多勢の参加ですけれど、その中を抜粋させていただいて
上の写真、上段左から、プロデューサーの学生、全体指揮の倉谷顧問
演出(ディレクター)を担当する学生。
 
中段は、制作進行(美術)の学生
演出補(アシスタントディレクター)の学生達、この時の放送音響科を代表する学生。
 
下段左から、アシスタントプロデューサーの学生2名に
映像・音声・照明などの技術系をまとめる、テクニカルディレクターの学生です。

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オーディションによってキャストが決まり、台本も完成して、スケジュールも決定して
そして、最後の「ロケハン(ロケーションハンティング)」です。
この場所での3回目の今回は
代役の学生に、出演者と同じ動きをしてもらいながら
ほぼ決定しているコンテ・カット割り(出演者の動きやカメラワーク)を確認したり
映像・音声ベース(収録に関わる機材の設置場所)をどこに置くか
そこから撮影場所までの距離はどの程度かを調べたり・・・など最終確認の作業。
ですから、参加する学生の数も多めなのです。
 
ディレクターを担当する学生(水色の服を着た女性)や
全体指導の本校職員の倉谷顧問などからの説明や指示によって
スタッフ間、各役割の間で、必要によって打合せ。
少しでも良い作品を、少しでも短時間に効率良く行うための、大切な作業です。

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そして、本番終了の翌日月曜日は、校舎での撤収作業。
小型トラック1台分の機材を、これらをすべて細かくチェックしながら、機材室に戻す作業。
ケーブルも、種類(目的)違いの様々なものを合わせて、少なくとも150本以上ありましてね
出した本数と戻す本数を、完全に一致させます。どんなに安価なケーブルでも!です。
素敵なカメラワークができても、たとえケーブル1本でも紛失しては意味がありませんからね。
 
そして、終了後は校舎の前で、記念に集合写真撮影。
残念ながら、数名は写っていないのですけれど
サマーソニッック 2013に関わった
本校の放送技術科・放送音響科の2年生と1年生(職員数名含む)です。
全員頑張りました! お疲れさまでした。

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機材やその内部プロセス、そして信号伝送がデジタルになって
機材自体もそれらを結ぶケーブルも、かなり減ってコンパクトにはなりましたけれど
機材があればそこに、最低でも1本のケーブルは結線する必要があるわけでして
結果、こういうふうに(笑)。「サマーソニック2013」の映像システムです。
 
ということで、すべてのイベントも終わり、撤収作業開始。
ただヤミクモにケーブルを抜いて・・・ではなくて、順番を間違えると非効率になりますしね
ケーブルを痛めないように、同じ長さずつ、数本ずつをまとめていく、という作業。
上の大きな写真から下の下段右の写真は、ほぼ同じアングルですが
この状態まで、およそ30分。
学生それぞれが作業工程を理解し、手際良く進めた結果によるものです。
(一部の写真撮影:学生 S.azusa)

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今回の映像制作協力、以前お伝えした通り、目的は
「ステージでの各イベントの収録」「大型スクリーンへの映像送出」の2つ。
後者は、その場にいらっしゃるお客様にご覧いただくための映像でしてね
家の中で、数メートル先のテレビを視聴する場合とは、見せ方が異なります。
なぜならば、その距離が違うからでして
特に最近は、テレビ画面が大きくなり、高精細になり、総じて見やすくなっていますが
それに対し、スクリーンは大型ではありますが遠くにある物ですし
数メートル先のテレビ画面ほど、画質は良くないわけです。
すると、ご覧いただきたい被写体・・・
たとえば出演者の表情などは、大きな(タイト)サイズで撮影する必要があります。
時と場合にはよりますが、一般的にタイトなサイズでの撮影(フォロー)の方が難しいですから
それ相応のテクニックが伴うのです。
 
前置きが長くなりましたが、本校へ入学して、およそ1年と4ヶ月。
学生のテクニック、かなり上達していると思ったしだいです。
(写真は、学生2名が撮影したものを含みます)

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今回の1枚目の写真。これは「サマーソニック 2013」の会場である幕張メッセ内の、ある場所。
テレビ放送用や収録用の、テレビ中継車や音声中継車が並んでいる、バックヤード。
そこにスタッフTシャツを着た学生と職員3人が、ちょっぴり楽しそうに歩いていて・・・。
 
なぜこの場所を歩いているのかというと、下の上段2枚の写真。
担当するステージ全スタッフ分のお弁当を受け取りに行っている最中なのです。
そして、下段の2枚の写真は、また別の作業。
いずれも、本校放送技術科・放送音響科の学生達。
次の本番(催事)での多客に備えて、ベンチシートを撤去している様子。
次との幕間は、わずか15分。お客様が入る時間を考慮すると、許容時間は3分程度の、作業は急ピッチ。
 
このように、技術の仕事だけでなく、関わる様々な仕事に取組むのも大事。今だからできる経験ですよね。
「できる事は、なんでもこなす!」・・・大切な精神だと思います。

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