‘放送技術科’ カテゴリーのアーカイブ

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学校法人東放学園では、8月9月は、いろいろなイベントが目白押し。
そのラストスパートの1つが、東放学園キャリアサポートセンター主催の
東放学園デビューオーディション「星誕オーディション」。
東放学園高等専修学校・専門学校東京アナウンス学院の学生達が
放送・メディア界へのデビューを目指して、「自分自身」を披露します。
 
そこで、そのオーディションの模様を、USTREAMでライブ公開!
9月23日(日)の13時頃から、配信スタート。

映像製作と配信は、本校の放送技術科の学生が担当。
ぜひ、ご覧ください!!
URL:http://www.ustream.tv/channel/toho-channel

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「ドラマ制作 2012」クランクイン直前。
ロケーション開始日の前日の様子です。
ドラマの、特にロケーションというと
少なくとも、その場所の環境や、ロケのスケジュールなどが、深く関わりますからね。
それまでの、日頃の授業と比較すると、「応用編」に近いわけです。
そこで、まずは、現場の一線で活躍している、プロのスタッフの方を招いて
いろいろと、アドバイスやコーチを受けるのです。
 
校舎の一角に、実際に使用するロケーションの機材を並べて
映像(ビデオエンジニア)・音声・記録それぞれに関して指導を受けている
それを熱心に聞いている学生の姿です。

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 お客様も、時間と共にドンドン増えて、増えて、また増えて・・・という感じ。
 友達と、恋人と、家族と、大勢のお客様がフェスティバルを楽しみに、その雰囲気に浸りにいらっしゃいます。
 そんなお客様のために!と考えると、身も心も引き締まる感じ。学生スタッフも、その様子を観ると、緊張してくるでしょうね。
 
 ステージ裏の、一般のお客様からは見えない位置の、映像・収録音声のベース。
 写真では見づらいですが、PC(Mac)が1台、映像システムに組み込まれていて、何をするにしても、PCの協力を得るというのが当たりまえな状況。
 それと共に、映像システム全体も、それぞれの機器の高機能化で、コンパクトに。
 新しい機器を使用すると、小さくなり数が減る。イメージ的には、半分程度の機材の量になります。
 
 そして、いよいよ開演!
 2日間に渡り、およそ「10」を超えるイベントの演目が、スタートです。

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 はい、今回のお話しは、9月6日の内容に続く、「サマーソニック 2012」。
 1枚目の写真、学生がカメラ3台について、カメラマンしている姿ですけれど、実は本番中ではなくてですね、本番前の練習中の姿。
 写真撮影用に?と思える程、しっかりと姿勢も良く写っていますが、これは、ごく自然な写真。真剣に練習に取り組んでいる学生たちなのです。
 
 言わずもがな、当然の話ですけれど、「向き不向き」「センスの有る無し」なんて関係なく、とにかく練習すること。
 たとえ、3分でも5分でも、チャンスを見つけて練習する、この少しずつの積み上げが、上達する一番の近道。
 特に、それぞれの写真のように、ハンディカメラのポータブルタイプのレンズは、レンズを直接操作しますから、まずは触って、レンズの感触を手に馴染ませるだけでも、意味有りの効果有り。体と一体化させる事も、とても大事なのです。

 ということで、もう1にも2にも練習練習。練習あるのみ!ですね。

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 学校法人東放学園「山中湖セミナーハウス」での、合宿形式の実習授業「野外ライブゼミ」ですけれど、夜に作業を続けるのは放送技術科だけではなくて、照明クリエイティブ科の学生も、もちろん。
 むしろ、学校より持ち込む灯体(ライト)の数からして、多くの作業を必要とするのは、照明のスタッフなのです。
 
 写真は、本番前日の夜10時前くらい。曲ごとの照明パターンを機器に記憶させたり、調整したりという作業の様子。
 1枚目と2枚目の写真、PCのディスプレイに向かって、青色のコンパクトなコントローラーを操作している学生。PCによって、色や明るさや向きや光の広がり方を制御する、ムービングライトを操っています。
 背中ごしの学生の奥に見えているのが、実際のステージ。
 
 本番も、日没後の夜。照明のデザインも、そのために作っていますからね、暗い夜でないとできない、という作業も少なくないわけです。

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 もういったい、何の続きなのか?という感も否めないわけですけれど、まあともかく続き。「野外ライブゼミ」バーベキューの後のお話です。
 長距離のウォーキングに夜のバーベキューを終えると、後は寝るだけ・・・というイメージありますが、そこは授業ですからね、まだ作業が続きます。
 
 ということで、写真はそれぞれ何をしているのかというと、ライブ撮影のカット割りの吟味。
 事前に8割方作成しているカット割りを、照明スタッフからの要望などを含め、再度練り直し。
 1枚目と2枚目の向かって左に移る学生が、照明クリエイティブ科の学生で、右が放送技術科の学生。「照明の見せ所」を聞いている最中です。
 
 それらが済んだ後は、3枚目の写真。
 各曲をそれぞれ担当するTD(テクニカルディレクター)が、カメラマンの学生に、カット割りを発表。各々の台本にそれを書き写すという作業を、しているわけです。
 勉強のためにも、コピーではなくて「手書き」。
 2年生ともなると、いろいろな事が、自主的に積極的に行われるのでして、立派ですね。偉いと思います。

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そして、本読みの後は、「立ち稽古」。
教室で、机などを美術セットに見立てて、本番と同じような位置関係を創り出してのお芝居。
上段の、全体指導の倉谷顧問の横に立つのは
主演の年齢設定で異なるシーン各々で異なる、それぞれのディレクターです。
 
実際のドラマ製作現場では、この立ち稽古、省略される事もお多いようですけれど
ここは学校、経験・勉強の場ですからね
割愛することなく、しっかりと行うわけです。
 
けれどもしかし、子役の方、カワイイですね〜!

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ロケーションやスタジオでの収録に向けた準備も、大詰め。
今回は、出演者の方、全員が集まった「本読み」です。
本読みというと、小学校の国語の時間を連想しますが
台詞の言い回しの確認、また、出演者の方からの要望による変更など
「本読み」という、ある意味解りやすい単純な言葉に反して
自然なお芝居を表現するためにも、大事な作業なのですね。
 
まずは、学生スタッフ・職員からの自己紹介。
上段の右は、プロデューサーからの、挨拶の様子。
下段の2枚は、本読みの最中。
子役の方も、一生懸命に読んでいました。

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9月初めのロケーションを目前にして、最終のロケーションハンティング(ロケハン)。
実際には、8月の終わりに行われたものです。
ロケーション場所を選定したり確認したりする、前回のロケハンとは違って
決定したロケ地で、カメラアングルを探ったり、照明や音の状況を確認したり、という作業。
特に学校の授業ということで、想定されるカメラ割り(カメラワークやアングル)は、特に入念に。
全体指導を勤める本学園の倉谷顧問とディレクターの学生を先頭に
映像・音声・照明の各チーフを担当する学生などが、台本を手にしながら・・・という様子です。
「ドラマ制作 2012」でございます。

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 さあ、いよいよ本番当日。
 千葉県千葉市美浜区の、幕張メッセやQVCマリンフィールドで行われる
 巨大夏フェスティバルの「サマーソニック2012」です。
 
 ということで、まずは、携わる学生スタッフで集合写真。
 当然の事ながら、開場後にお客様が入ってからは撮影できませんからね。先に撮影してしまおう、こういうわけです。
 東放学園専門学校 放送技術科・放送音響科・照明クリエイティブ科、そして、東放学園音響専門学校 音響技術科の学生達。
 
 2枚目の写真は、開場して1時間程度経った時の、会場内の様子。
 あっと言う間に、大勢のお客様がいらっしゃいました。

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「サマーソニック2012」スタンバイも大詰め。
 写真は、ステージ照明を担当する、照明クリエイティブ科の学生によるスタンバイの様子。
 当ブログの8月20日に紹介した通り、プロの照明スタッフの方から照明調光卓などの使用方法のレクチャーを受けたのですが、その後に、本番中の照明デザイン(プラン)を決める作業です。
 学校内での通常の授業のように、詳細なるリハーサルが、何回も行われるわけではありませんからね。
 ステージ上でのいろいろを推察しながら、照明をデザインして、様々なパターンを仕込んでいくのです。
 
 朝から作業を開始して、終了は夜。暑い中、学生みんな頑張りました。
 いよいよ明日は、沢山のお客様をお迎えしての、本番です!

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7月までの、実習授業での学生の活躍。
これら、まだまだ沢山紹介するべき事がある中
満を持して、清水の舞台より飛び降りる気持ちで、まずは今回。
いきなり、ウォーキングらしき写真よりのスタート。
「野外ライブゼミ」の様子です。
放送技術科の学生、野外ライブゼミに参加して
まずは、山中湖一周。

 
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本学園の所有する山中湖の寮を使用しての野外ライブ。
ということで、湖の周り、およそ14キロメートルを歩こう! というもの。
長距離ですから、それなりに大変かとは思いますが
一応に、学生、楽しそうです。
上の左の写真は、「ムクゲ」の花。

 
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途中には、白鳥の餌場もあって
学生の一人が、いつの間にか餌を買って・・・(笑)。
湖畔一周の辛いところは
スタート・ゴール地点と、歩くルートが、常に見えている、ということ。
気が遠くなる想いですけれど
参加した学生全員が、無事に歩き終えました。

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 さて、投稿が少し空いてしまいましたけれど、「サマーソニック 2012」東放学園専門学校と東放学園音響専門学校による、製作協力。
 お客様が入っての開催日前日の、スタンバイの様子を何回かに分けてご紹介しています。
 今年の映像関連のスタンバイは、とても順調とにかく順調! お昼を過ぎて、ほとんどの作業が終了。勤しむ学生が優秀である!これは言うまでもないですけれど、機材もシェイプアップのエコ仕様。
 1枚目の写真。機器同士を結ぶケーブルが見えますけれど、今年はかなり少なめなのです。
 
 エコでもシェイプアップでも、絶対的に時間を必要とするのが、この作業。2枚目の写真です。
 8月16日に紹介した写真にもありましたけれど、MacBook Proに、まさに「立ち向かっている」学生2人。タオルを首に巻いて、誰の手を借りる事なく、自動的必然的に真剣に作業を進行。
 素直に、素敵な姿だと思います。
 
 3枚目の写真。ここが、ステージに向かう客席背後に置かれるカメラ3式のスペース。
 1枚目の写真の「キャリングベース(仮設映像サブ)」は、3枚目の写真正面に見えるステージの裏に設置されているわけです。

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 さて、前々回に続いて、「サマーソニック 2012」の製作協力の様子。
 いよいよ、会場である幕張メッセ内のホールでの、機材搬入。
 お客様は見ることはないですけれど、1枚目の写真のように、会場内に大型トラックやバンなどの車輛を直接入れて、搬入が行われます。
 空調をあまり効かせていない蒸し暑い状況の中で、学生には首にタオルを巻きながら、作業に勤しみます。
 
 2枚目の写真は、担当するステージの裏側。借用するテーブルを並べて、テーブルに傷をつけないように黒布を敷いて、その上に機材を配置。
 当然のことながら、校舎内でのスタンバイ時の、あのレイアウトと同じように、スムーズに並べていきます。
 
 3枚目の写真、これは一体何をしているのかというと、カメラケーブルなどを、床に設けられているピット(ダクト)に通している様子。
 とにかく、何万人も来場するビックイベントですしね、ケーブルに足を引っかけて怪我を・・・なんて事は絶対に避けなければならないので、数十メートル分の合計6本のいろいろなケーブルを、ピットに布設していくわけです。