‘ドラマ制作’ カテゴリーのアーカイブ

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前回に変わって、また別の日の編集作業。
この日は、授業に関わらない1年生が、勉強のために見学。左上の写真、後ろに立つ3名です。
ところで、前回と今回紹介しているのは「オフライン編集」でして
映像編集は、その過程によって、「オフライン編集」「オンライン編集」の2つに大別されるうちの前者。
撮影素材のコピーを使用して、オンライン編集のための編集データを構築させる「仮編集」・・・
というのが、まあ教科書的な説明ですが、実際には、ここに書ききれないくらい、奥が深い。
特にドラマの場合は、このオフライン編集で
撮影素材の使い所が決まったり、ストーリーのテンポが決まったりと
つまり、この時点で、ドラマの面白さが決められる、という過程なのです。
 
今回も、担当の学生間で交代したり、指導講師のプロの編集マンがお手本を見せてくれたりと
内容が濃い、オフライン編集が進行中です。
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都内のある公園などでのロケーション・スタジオ収録を終えて
クランクアップした「ドラマ制作 2012」。
けれどもしかし、映像編集作業やMA作業など、完成までの重要な道のりは、まだ長く残っているのです。
 
やや薄暗い写真が4枚。ここは「Avid room 〜ノンリニア編集室〜」。
今年度から「ドラマ制作」を指揮する、本学園の倉谷顧問や担当職員
そして、ディレクター・タイムキーパーを担当する放送芸術科の学生
編集を担当する、放送技術科の学生というメンバー。
これに加えて、主にTBSテレビで放送されているドラマの編集を、数多く手がける「高池 徹さん」が
お忙しいスケジュールの中、特別講師を担当してくださいました。
(高池さんの「高」は「はしごたか」です)
 
学生数人で交代したり、高池さんからのアドバイスを貰ったりしながら
まさに、実践形式の高密度な実習授業が、進んでいきます。
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「ドラマ制作 2012」都内のある公園での、ロケーション。
アシスタントディレクターの、しっかりとした合図の後の、カメラリハーサル。
移動車を使用して、ドリーバックをしながら。
公園内を歩いている主演のお二人を、フォロー。
学生によるブームマイクの操作を、特別講師である現場のプロの方がアドバイス。
言うまでもなく、「実践」に次ぐ「実践」。
本格的な実習授業です。

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さて、NHKで、かつて放送されていた「連想ゲーム」ふうに言えば(解らないですか?)
「ドラマ」「出演者」「花束」・・・そう、「クランクアップ」。
ドラマ制作 2012も、いよいよすべての撮影が終わり、クランクアップ!しました。
実際は、昨年の9月のお話ですけれどね。
ということで、主演のお二人に、花束贈呈でございます。
プロのタレントのお二人、お忙しい中、ご協力いただきまして、誠にありがとうございました。
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特に、制作・演出などを担当した放送芸術科の学生は、長きに渡る取組みでしたから
感動のあまり、目には涙も。感慨無量ですよね〜。
けれどもしかし、まだ、編集・MA〜完成という過程がありますから
まずは、一段落というところでしょうか。
最後は、役者のお二人と関わった学生・スタッフでの記念撮影です。
お疲れさまでした!
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引き続き、「ドラマ制作2012」。スタジオ収録も、大詰めに。
上の写真は、制作演出と制作進行の学生が、打合せをしているところ。放送芸術科の学生です。
 
制作進行は、スケジュール管理・収録場所の手配など、収録に必要な環境「場」を整える
制作演出は、その「場」で芝居をつけたり芝居の手助けをしたり、そのドラマらしさを追求していく
もの凄く簡単に、大まかに言えば、このような役割を追っています。
 
そして、役者は、その「場」で、どう芝居をするか、どう表現するか
映像や音声・照明などの技術スタッフ、美術スタッフは
その「場」の「芝居」を、それぞれの道具を用いて、表現し伝える。
 
それぞれの役割や気持ちが、交錯したり融合したりしてこそ
1つの作品が、創られるのです。

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ドラマのスタジオ収録の場合、1つのシーンをいくつかのブロックに分けて撮影。
その1つのブロックでは、3台から4台前後のカメラが、それぞれのカット(コンテ)を担当。
その映像をテクニカルディレクターが切り替えて、収録を進めていきます。
 
あくまでも、ケースバイケースですが、長時間のブロックだと、カット数も多め。
台本を見ながら撮影をする、という余裕がない事も多いですからね
何をどのアングルから、どんなサイズで撮影するのかを、覚える必要があるわけです。
というわけで、カット割りの確認をしながら、まずは台本上でその記憶に勤しんでいる学生。左上の写真。
「ドラマ制作 2012」スタジオ収録の様子です。
 
左下の写真のように、カット割りの内容によっては、美術セットの上に、ハンディカメラを乗せての撮影。
三脚を使用しにくいカット割りや場所によっては、クレーンカメラも活躍します。
右下の写真は、ちょっとレアな、美術セットの上から、カメラマンなどのスタッフの方向。
 
そして、4枚の写真に共通しているのは、緊張しながらも真剣に取り組む、学生の表情です。
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左上の写真。テレビカメラなどがある場所から、美術セットに向けて撮影したもの。
手前から奥に向かって、棒のような物が伸びているのが見られると思いますが
棒の先端に取り付けられているのは、マイクロフォン。ちょっと見づらいですよね〜。
そして、その180度反対側から撮影したものが、右上の写真。
2枚を合わせれば、何とか実態がお解りいただけるでしょうか。
 
これは、テレビドラマのスタジオ音声収録のための必需品。「マイクロフォン ブームドリー」。
「ドラマ制作 2012」スタジオ収録の様子です。
 
下の2枚の写真。このブームドリーを操作しているのは、放送音響科の学生。
左手でダイヤルを操作して、先端のマイクロフォンの向きを変える。
基本的には、役者の方の口元に向くように、操作するわけです。
また、ブームドリーの底面にはタイヤが付いていて
その舵取りをするために、右手は、ハンドルを。
巧みな操作が、要求されるのです。
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「ドライリハーサル」に「技術打合せ」、そして各役割毎に一斉の、準備作業の後・・・
収録開始の直前に役者の方がスタジオに入り、プロのメイクさんによるメーキャップが終わると
いよいよ! スタジオ収録、本番開始です。
 
かと思いきや、なぜかヘルメットを被った子供と女性が!?
二人で何やら会話を!? 楽しそうにしている様子。左下の写真です。
実は、ソファーに座るこの二人、左が子供の役者さん、右がアシスタントディレクターの学生。
 
いったい、何をしているのかというと・・・
実は、子役の方に、本棚から本を落としてしまうというという芝居があるのですが
落とした直後の映像を収録した後、即座に落ちてくる本から子役の方を守るためのヘルメット。
そして、アシスタントディレクターが、落ちてくる本から、みずからの身をもって
子役の方を守る!という様子が、右下の写真です。
もちろん、直撃しても怪我をしないように考慮され工夫されてはいますけれど
万全には万全を期しているわけです。
 
このように、地道で、縁の下の力持ちとも言える、制作系のスタッフによる努力が
詰るように沢山存在して、1つの作品が創られていくのです。
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関わるスタッフの、ほぼ全員が参加しての「ドライリハーサル」が終わると
ディレクター・テクニカルディレクター、カメラマンが中心となっての「技打ち(技術打合せ)」。
台本上のカット割りに「カメラ番号」を付けて、どのカメラがどのカット割りを担当するかを決めたり
役者の芝居やカメラワークを確認したり・・・という作業です。これが左上の写真。
 
一方、右上の写真。スタジオフロアでは、美術(装飾)を担当する、放送芸術科の学生が
芝居で必要となる本棚の本を、いろいろと工夫を加えながらレイアウトしたり
照明クリエイティブ科の学生は、照明を細かく作り込んだり・・・という作業を、着々と。
ドライリハーサルを基に、そして本番に向けて
各スタッフが分散して、一斉に作業を進めていく、というわけです。
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屋外でのロケーション、校舎内を「出版社」に見立てての「ロケセット」での撮影を経て
いよいよ、今回はスタジオ収録の日。
東放学園専門学校の、放送芸術科・放送技術科
そして、放送音響科・照明クリエイティブ科の学生による、合同実習授業「ドラマ制作 2012」。
ロケーションを含めた実際の撮影は、本年9月頃に行われたものです。
少しずつにじっくり・ゆっくりと思い、断続的に掲載をしてまいりましたから
半袖姿を見ると、寒々しく感じる季節になりました。すっかり(笑)。
  
左上の写真、各スタッフの学生が、朝、スタジオに入り
美術セット内の装飾品の準備をしたり、同じ役割のスタッフで打合せをしたり・・・という様子。
 
それが終わると、役者を入れての、1シーン通しての「ドライリハーサル」。右上と左下の写真です。
カメラなどの機材を使用しないで、まずは、役者の芝居全体を、台本と照らし合わせながら確認したり
芝居そのものを付けたり修正したりする作業でしてね
関わるスタッフ全員が、台本を手にして、じっくりとそれらを観察している様子です。
必然的に、みんなが同じスタイルになるわけです。
 
右下の写真。チーフアシスタントディレクターの学生が
子役の方に、芝居の指示を出したり、補助をしたりしている様子。
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そして、この日の、学校の一部分を出版社に見立ててのロケーションですが
実は、校舎館内に、スタジオ・サブコントロールルームからの映像や音声の回線が用意されていて
10月29日に紹介したような、仮設の映像・音声ベースを設けない方法でのロケなのです。
 
4枚とも、本番中に中に撮影した写真。
特に、下の2枚の写真。放送音響科の学生が、ミキシングコンソール(ミキサー)でミキシングの様子。
左の真剣な表情をご覧いただくと右の写真、実際には見えていない筈の
にじみ出る汗や震える指が、まるでオーパーラップされるように・・・。
一発勝負の責任感が、伝わってきますよね。
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各学科の学生による合同実習授業「ドラマ制作 2012」。
今回紹介するのは、「出版社」のロケーション。
・・・と言ってもですね、校内のある場所を、出版社に化身してのロケでしてね
放送芸術科の学生が中心になって思考を凝らして、学校らしさから変装させたわけです。
 
上の左右の写真は、「ドライリハーサル」と言って、カメラなどを使用せず
出演者の芝居を確認する作業。
特に右の写真。各々が台本を持ち、芝居に合わせるように、一緒に移動している様子ですが
この光景は、実際のプロの現場でも、頻繁に見られるものです。
 
ドライリハーサルが終って、技術打合せ。下の写真。
撮影の手順や進行、カット割りなどのカメラワークを確認していきます。
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「清掃作業」、「美術セットの建て込み」と続けて紹介して
今回は、大きく分けて3つの作業それぞれ。
これも、都内の公園でのロケーションを数日に渡り行い終えた、翌日の出来事「ドラマ制作2012」です。
 
まずは、左上の写真から。
校舎の裏の一部を利用しての、ちょっとしたロケーション。
学校名が入っているポストの学校名を、ストーリー上の架空の会社名に変えている
美術を担当する放送芸術科の学生です。
右上の写真、撮影準備中の放送技術科のカメラマン
そして、担当職員の本学園の倉谷顧問と、担当ディレクターの様子。 
 
左下の写真は、公園でのロケーションで「街の音」「周囲の音」などを沢山収録してきた
放送音響科の学生と、その職員。
収録してきた音を、PCに取り込んで、音のチェックをしているところ。
 
最後、右下の写真は、美術セットの建て込みが終わったスタジオ。
借りた物や、学生それぞれが家から持って来た「小道具」などの装飾品を並べている様子。
 
このように、同じ1つの「一日」でも、方々で沢山の学生が
ドラマ収録やその準備に、勤しんでいるわけです。
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さて、機材等の清掃作業を行っていた同じ日。
スタジオでは、間近に迫ったスタジオ収録のために、美術セットの建て込みを。
担当するのは、テレビ美術科と放送芸術科の学生よる、合同チーム。
関わる様々について、幅広く知っておくということが大切な放送芸術科ですけれど
やはり、それだけでは大変ですしね、短時間で効率良く作業を進めるには
専門に勉強しているテレビ美術科の学生の「手」というのは、至極貴重なわけです。
さあ果たして、どのような「部屋」に仕上がるでしょうか!
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