‘ドラマ制作’ カテゴリーのアーカイブ

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ロケーションハンティングや台本の製作・オーディション準備などなど・・・
着々と制作準備が進んでいる「ドラマ制作 2013」。
タマネギを包丁で切っている上の写真ですが、これももちろん、制作準備の一環なのです。
調理をしているのは、調理師免許を持っている、放送芸術科の学生。
お喋りもせず、真剣に手際良く進めていて、目つきも非常に真剣です。

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そして、下の2枚の写真をご覧頂くとお解りになるかと思いますけれど
作っているのは、「親子丼」。
この段階の様子でも、既に美味しさ満載!と言った感じですよね〜。
今回はテキスト少なめにして「ドラマ制作」と「親子丼」を結びつけるものは何か?
完成した写真などと共に、これは次回にご説明いたしましょう。
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上の写真。「これも実習授業です」というと、ちょっと信じ難い?でしょうか?
土手のような所で、学生6名。しかも、そのうちの3名が座っていて
さらに、よく見ると、みんな笑っていて楽しそうな光景。
しかも、結構大笑いです(笑)。
 
さて、この楽しそうな写真は何か、というと
「ドラマ制作 2013」ロケーションハンティングの様子なのでございます。

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教室内での、毎週打合せなどを中心に制作準備を進めてきた実習授業ですけれど
ここへ来て、機が熟したというか満を持して、というか
コツコツと、今まで積み上げてきたものが、結晶化するように
制作準備も佳境に入りつつあります。
 
脚本担当やディレクターを担当する学生を中心に
多摩川沿いのある場所で、完成間近の台本を手に
それに相応しい場所であるかどうか、また
その環境を利用して、どのような映像を構成していくか・・・などなどを調査。
もの造りのための、そしてその完成度をさらに上げるための
大切な過程の1つなのです。
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本番・撮影準備に向けて、着々と準備が進む「ドラマ制作 2013」。
9月上旬のロケーションやスタジオ収録まで、1ヶ月と少し。
放送芸術科の学生を中心に、毎週末に行われている授業では
学生の表情も、さらに真剣に。
 
これらの準備過程での充実度、そして吟味が
撮影当日の密度や作品の完成度に、そのまま影響するのです。

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前は、土曜日の事を「半ドン」なんて言いましたのですよ〜(口調がヘン)。
今となっては、死語に近いでしょうか。要するに、半日休みの日の事です。
そして、そんな半ドンの日ですけれど、「全体会」が終わっても夕方にかけて
引き続き打ち合わせに勤しむのは、制作系のスタッフ。放送芸術科の学生です。
 
上の写真はそれぞれ
この「ドラマ制作 2013」の総指揮を担当する、東放学園専門学校の倉谷顧問。
そして、左下の写真は、ディレクターと脚本担当の学生。
そしてそこに、制作系スタッフで美術を担当する学生に
いわゆる誕生日席に座るのは、プロデューサーの学生が参加して
吟味途中の台本と、美術セットの配置図(青図)を置いての、打合せです。
 
台本の吟味と共に、同時進行で、早めに準備を始めなければならないのは、「美術」。
撮影時に必要な「撮影環境」に、直接関わる事だからです。

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ということで、関わる全学科・学生が集まっての、「ドラマ制作 2013」全体会議。
今回の紹介日に関わらず、行われたのは、6月中旬です。
まずは、制作・映像・照明・音響の、各役割の代表者が自己紹介。
上の写真、一番左に、放送芸術科のプロデューサーとディレクターの学生
そして、脚本を担当する放送音響科の学生。
次いで、映像を担当する放送技術科・照明を担当する照明クリエイティブ科
音声を担当する放送音響科の学生です。
ちなみに、美術を担当するテレビ美術科の学生は、今後の参加となります。

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担当職員からの話があった後は、脚本を担当する学生から
登場人物やそのキャラクター設定、そしてストーリーのプレゼンテーション。
もちろん、実際の撮影日まで2ヶ月以上ある、この時点では、まだ、骨格の状態でして
今後、肉付けの吟味が進むわけですけれど
早めにイメージを掴んでもらうために、非常に大事で有効なプレゼンです。
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しっかりと着実に、制作準備が進行している「ドラマ制作 2013」。
関わる全学科の学生が参加しての授業は、今のところ月に一度ですが
制作系のスタッフを担当する、放送芸術科を中心とした授業の集まりは、毎週実施でして
この日は、明くる日に控えた全学科集合での授業を前に
その場で発表するストーリーや、ロケーションを行う場所(ロケ地)など
「プレゼンテーションする内容を詰める」がテーマ。
 
特に焦っているというわけではないですけれど
映像・音声・照明の、各技術系スタッフに、内容全般をイメージしてもらうためには
大まかなストーリーはもちろんの事、撮影場所の候補だけでも伝える、ということは
非常に重要なのです。
そのためにも、プレゼンする内容に関して、話し合って吟味する事が欠かせないわけですね。 
 
それを象徴とする、というか、それを代表としている姿が、左下の写真。
職員の間に座る学生2人。同じ様なスタイルで、いろいろと真剣に考えているのです。
(写真撮影:学生 AZUSA)
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「満を持して、衝撃の初公開! 超蔵出しスペシャル動画」
と表現すると、オーバーというか常套句というか・・・(苦笑)。
まあ要するに、タイミングを逸してしまって、今まで公開に至らなかったということではあります。
さて、つまらない前置きはこれくらいにして
今回紹介するのは、本校2年次の大型実習授業「ドラマ制作 2012」。
今年の1月10日に公開した、屋外でのロケーションの動画に対して
こちらは、スタジオでの収録風景です。
 
お芝居に対して、カメラ側(正面側)からのメイキング動画は、実際のテレビ放送でも観られますけれど
この動画は、その真反対の、美術セットの裏側上から撮影したもの。
文字通り、「裏側」からのメイキング動画です。

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およそ3週間ぶりにお伝えする「ドラマ制作」。
間があいているのは、ここでの紹介でして、授業としては毎週
いや、関わる学生にとっては、ほぼ毎日と言って間違いないでしょうね。
今回は、脚本の選出やディレクター・その他のスタッフを決定する、が内容。
放送芸術科の参加学生と、放送音響科の脚本希望の学生が作り出した脚本案から、多数決。
そして、担当職員による確認も加わって、最多数の賛成があった案に決定です!
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ただ、この段階ではあくまでも「案」ですからね
ディレクターに決定した学生と、担当職員とで、さらに磨きをかける。
また、時間や予算・ロケーション地などを加えて、現実的な脚本へと吟味。
完成度を高める努力は、引き続き・・・です。
 
また同時に、決まった役割分担の学生同士で集合したり
ある食堂・ある河川敷・ある病院などなど
ロケーション候補地毎に担当スタッフが集合したりしての打合せ。
脚本(台本)とロケーション地の決定までが、まずは1つ目の大切なフレーズですから
急ピッチの高密度な作業進行です。
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今年度で6年目となった、本格的!ドラマの実習授業「ドラマ制作」。
4月より「ドラマ制作 2013」として、既にスタートしています。
5月に入り、進行・準備の主役となるのは、制作全般を担当する、放送芸術科の学生達。
ロケーションやスタジオでの撮影予定は、9月に入ってからですけれど
そのためには、入念な事前準備が必須。
コツコツと、そしてかなり先行して携わる制作系のスタッフなどの努力や吟味が
そのまま、作品の完成度に影響する、と言って間違いないでしょうね。
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当然のように、既にメイキング・記録映像の撮影を担当する学生もいる中
この日のテーマは、ストーリーの道しるべとなる企画案の吟味・再創出と、担当スタッフについて。
実は、学生の自由意志による企画案は、一度、放送芸術科の学生全員から提示されていますけれど
実習作品として、そして「撮影」という現実を踏まえて、さらに吟味された企画案の創出を、学生に指示。
こうして、様々な条件を乗り越えて、吟味に吟味を重ねる事は
実際の現場でも定常的に行われていることであり、とても大切なのです。
 
そして、昨年度のメイキング映像を見て、実際の製作風景を把握して、希望する役割に対して立候補。
まずは、プロデューサーとアシスタントプロデューサーが、決定されました。
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つい先月の始めに、「ドラマ制作 2012」作品完成後の、最後の紹介をしたかと記憶していますが
今回からは、新シーズンとなった「ドラマ制作 2013」。
今年度も、いよいよ本格的に始動しました!
 
授業のガイダンスで
授業実習のテーマや各スタッフの役割・大まかななスケジュールの説明を受けた後
1回目の授業では、昨年度の作品の上映会。
言わずもがな、昨年度と同じ作品を制作するわけではないですけれど
関わった学生各々の意気込みや努力の結晶によって作られた
ハイクオリティな仕上がりである「完成形」を観る、ということは、とても大切ですよね。
これを鑑賞して、目標が明確化されて
俄然、モチベーションが強くなったり、あるいは不安に感じたりする・・・
自分自身の使命だと意識して、それらの想いを手向けるきっかけとなり得るからです。
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上映会の後は
関わった職員や、制作・映像・音声・照明などの各チーフの学生からの一言。
「思いの丈」をそれぞれに語っていただきました。
 
とにかく、本格的な実習授業ですし、関わる期間も長かったですからね
我武者らに楽しいというだけでなく、苦労も沢山あったでしょう。
特に、制作系スタッフは、準備期間から実際の収録本番までは、およそ5ヶ月。
つまりは「ゼロ」の状態から、コツコツと準備を続けて、いろいろな作業を経て・・・ですから
感慨もひとしお。
 
まずは経験し、そして知る。結果、それらを通して、何をどう感じたのか
そのような「気持ち」が大切なのですよね。
なぜならば、これが、これからの先の「意気込み」に繋がるからです。 
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すべての製作過程を終えた、携わった2年生、卒業間際の3月。
作品も無事に見事に完成。まずは、作品上映会の開催です。
毎年の事ながら、完成度はかなり高くてですね
学生が「イチから創る」作品として、また、テレビなどでの放送・放映をしないテレビドラマとしては
「日本一!」と言って間違いないと思います。
手前ミソですけれど、事実なので思い切って、こう、表現させていただきました。
 
就職先への内定はもちろんの事、既に現場研修に参加している学生が多いのですが
この大事な日はお休みをもらって、多くの学生が参加。
学生それぞれが、苦楽を乗り越えての、努力が結晶化した作品。
真剣に観ている学生の表情が、それを証明しているのです。
 
そして、出演者の方々も、お忙しい中参加してくださいました。
ありがとうございました。
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当ブログの左下にある「カテゴリ」で「ドラマ制作」を選んでいただくと、すぐにご覧いただけますが
前回お伝えした「オフライン編集」、そして「オンライン編集」に続いて
本年の1月頃に行われた「SE」「MA」作業に勤しむ様子。
「ドラマ制作2012」でございます。
 
「SE」とは、サウンドエフェクトの略でして
撮影時にあまり収音されなかった動作音や環境音を、必要に応じて加えたり
BGMなどを加えたりする作業。
「MA」とは、マルチオーディオの略でして
役者の声やSE作業を経て加わった様々な音の素材を
視聴者が自然に聞こえるように
また、演出に応じた「音」に感じられるようにする、音の編集作業です。
 
写真は、放送音響科の学生と担当職員。
それぞれの音の大きさ・音質などと共に、そのタイミングやバランス・・・などなどなど。
もちろん、映像に併せる必要もありまし、それに目に見えないという事もプラスされて
想像以上に緻密な作業となるのです。

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まずは、学生がオペレートをする。やがて、プロの編集マンからアドバイスを受ける。
再び学生がオペレートをして、今度は、プロの編集マンによる、手際の良い高速オペレートを見学し
そして、それらを参考に、また学生がオペレートをする・・・という
実践形式の、とても勉強になる作業が、ちゃくちゃくと。
「ドラマ制作 2012」。Avidを使用したオフライン編集です。
今回は、その「プロによる高速オペレート」の様子を、動画でご覧いただきましょう。
 
この様子を観察して、見事に、学生も、オペレートの速度をしだいに上げていきました。