‘動画’ カテゴリーのアーカイブ


 放送芸術科の「ドラマ実習」ですけれど、今回は、滅多に観られない、貴重な動画を2本ご覧いただきましょう。
 まず1本目は、ドラマ収録のカメラリハーサル中の様子。
 中心に写るのは、2カメと、それを担当する本学園顧問の島﨑カメラマンです。
この授業のメインである「制作系スタッフ」はもちろんのこと、他のスタッフも学生が担当するわけですが、ただしかし、すべてに渡って学生だけ、ではなく、このように要所で職員、とりわけ、島﨑顧問のような、かつては本物のドラマを数えきれないほど創ってきた、超ベテランテクニカルディレクターが「やって見せる」ことも、もの凄く勉強になるのです。
 洗練された華麗なカメラワークを、どうぞご覧ください。
 
 
 そして、実際に撮影している映像が写っている動画がこちら。
 4画面マルチ映像は、左上に1カメ・右上に2カメ・左下に3カメの映像。そして、右下が、実際に選択されている映像が写っています。
 特に2カメは、島﨑顧問の映像。映像が揺らいでいるのは、カメラを移動させている時。
 次の「画」を決めるまでの「機敏さ」を中心に、じっくりとご覧ください。
 
 ※違うリハーサルの動画ですが、上の動画を先に再生し、聞こえてくるカウントダウンの声を聴いて下の動画を再生すると、大体のタイミングが合います。


 
 随分と久しぶりの動画は、「ドラマ制作」のあるシーンの、ある1カットの様子。
 ドラマのスタジオ収録では、3台から4台前後のテレビカメラを使用して、それらを切り替えながら、1つのブロックをそのまままとめて撮影していく、ということが多いのですが、演技やカメラアングルなどの都合で、「別撮り」を行うことも、非常に頻繁にあります。
 
 今回紹介している動画の部分は、ご覧の通り、ハンディカメラをセットの上に置いて、出演者の近くの回り込んだ位置からのアングル。
 この距離では、他のカメラの画面に、ハンディカメラが入ってしまうので、このカットだけを別撮りする、・・・というわけです。
 
 演技の邪魔にならない位置から撮影した動画なので、石井七海さんの表情が見られなくて恐縮ですけれど、本番直前から、本番中の雰囲気をご覧いただいて、その「空気」を感じていただければ、幸いでございます。


 
 断続的に紹介させていただいている実習授業「ドラマ制作」。ロケーションの様子を収めた動画を、ご覧いただきましょう。
 
 動画は、主演の2人が出会うところでして、このドラマのストーリーが佳境へと向かう、大事な部分にあたるシーンです。 
 
 いくつか観察される、この動画のポイントの中の1つ。カメラマンが座って撮影をしている、ということ。
 ありていに言えば、「何で座っているのか」「楽をしているのでは?」と思われるかも知れませんが、これはむしろ、大切な事。
 どのような環境でも、最善な仕事、最適な撮影をしなければならない、という事も事実であって、必要なスタンスの1つではあるわけですけれど、この一方で、カメラマン自身が、可能な限り少しでも「撮影しやすい環境」を整えるということも、欠かせないのです。
 カメラマンが、徹底的に「撮影に集中する」ためにやっていること、だからですね。
 故に、座らなければならない、のです。

9月21日にご紹介した、「Pro JIB」を使用しての撮影風景
 今回は、そのPro JIBを使用して撮影した、実際の本編の映像を、ご覧いただきましょう。

 
 下の、撮影風景の動画と、合わせてご覧ください。
 非常に「アナログ的」ですけれど(笑)、まずは、下の動画をスタートさせ、
 およそ9秒後に上の動画をスタートすると、何となく、タイミングが合います。


 
 まあ、日頃ですね、当ブログでは静止画(写真)を中心に、「しっかりとお伝えする」事に心がけているわけです。
 けれども、静止画だけでは限界もある、というか、動画の方が解りやすい内容というものもありまして、今回お伝えするのも、その典型といえる・・・でしょうか(笑)。
 
 先般よりお伝えしてる「ドラマ制作」ロケーションで使用した「Pro JIB」。 
 本番当日は、どのようして威力を発揮したのか、どのような動きをしたのか。
 これを動画でご覧いただきましょう。

 
 笑顔も見られて、格好も良い。そして、肉眼で被写体を観る余裕もあり、堂々としている。
そんなカメラマンは、実は東放学園専門学校「オープンキャンパス 体験入学」に参加された、放送技術科 体験生の方。
 美辞麗句の褒め言葉を並べ立てたわけではなくて、動画をご覧の皆さんも、同じように感じられると思います。
 
 しかし、体験生の方々、優秀な方が多いなと、普段から驚かされることも度々なのでしてね。今回は、その代表として、動画掲載の許可をいただいて、ご紹介させていただきました。
 
 左側に黒色のTシャツを着ている女子学生。優しいお姉さんのように教えていたのですが、この時ばかりは、静観する姉貴!という雰囲気。
 双方、お互いに頼もしいですね〜。


 それでは、2011年7/16・7/17に掲載させていただいた放送技術科ENG実習の練習風景を、今回は動画で。
 静止している人をバランス良く撮る、ということ自体、実は想像よりも難しいのでして、それが「動き」になると、その難しさはさらに増します。「歩く」これは普通の何気ない動作なのですけれどね。
 しかも、今回の様に、カメラに向かって進んで来る、それを同じサイズを維持しながら、フォーカスも合わせたままで、というのは、さらに難しい。
 けれどもしかし、経験ですし、とにかく練習なのです。
 被写体にカメラを向けるのが早過ぎて、歩いている学生長めの動画になってしまっていますが、どうぞご覧ください。


 
 中学2年生、技術の授業の時間では、いわゆる「工作に関連する道具」や「木工機械」なる物を初めて知り、その存在に驚かされたものでした。なぜかと言うと、それまで時間や手間をかけて、頑張っていた(つもり)作業が、それらの機械によって、非常にクールに、非常に速く終わるからです。
 けれど、その中でも「神秘的だな〜」と感じたのは、鉋(かんな)。
 木の表面を薄く削る、あの道具です。
 小さい金づちで、鉋刃の頭を叩いたり、鉋台の頭を叩いたりして、刃の出方を調整する、という使い方。微調のハンドルやメモリがある、西欧の機械とは違って、「叩く」という気持ちを感じる道具だと、そう感じていたわけです。 
 
 この鉋も、切れ味爽やかですよね(笑)。


 
 カメラワーク・テレビカメラの動きは、やはり動画の方が解りやすいですよね。
 そこで今回は、「オープンキャンパス 体験入学」での、音楽番組本番中の様子を、動画でご覧いただきましょう。
 
 ちょうど、楽曲のイントロの部分。出演者の下手(ヘタじゃなくて(笑)シモテ・・向かって左側の事)に美術セット(トラス)が置いてあるのですけれど、そのおよそ10センチメートル手前を、クレーンカメラのレンズが通過していきます。
 
 もちろん、常にどんな場合でも、被写体の近くにレンズを近づけるのが良い、というわけではなくて、ケースバイケース。言うまでもなく、遠ざけた方が良い、ということも頻繁に訪れるわけです。
 今回のこのカメラワークの場合は、使用しているレンズの特性も関わって、「トラスの際」を通過させた方が、インパクトのあるカメラワークになる、ということ。
 その後のカメラの動きも、スムーズですよね。


 
 いよいよ本番間近となった、実習授業「番組制作演習」。
 各学科・各担当の学生によるスタンバイも大詰め。いろいろな場所で大勢の学生が、作業に打ち込んでいます。
 そこで今回は、放送技術科の中継先映像技術を担当する学生達を。
 
 機材室から中継先までの機材の移動は、人海戦術。
 持っている機材は、見た目の割りには、どれもそれなりに重たい、高密な物なんです。動画は、すでに何往復かした後に撮影したものなので、少々疲れ気味でしょうかね。
 ちなみに、丸い形をしている物体の中には、長さ100メートルのカメラケーブルが入っています。


 
 今回は、一挙に動画2つを公開しちゃいましょう。「できる事は自分達で!」シリーズの第127回目。
 すみません、シリーズ名も回数も定かでありませんが、まあ、そういうことです(笑)。
 
 今日は、作業の大きな流れで言えば、2月20日に紹介させていただいた記事に次ぐ、第二弾。
 一旦、まとめて留置していた数多くの椅子と机を、今度は、使用する教室それぞれに、分けて配置していく、という工程。1つ目の動画は、階下より、流れ作業のリレー方式。
 東放学園専門学校 職員のほぼ全員が、一致団結して移動作業に勤しみます。
 

 
 2つ目の動画は、およそ50メートル離れた別棟に、いわゆるパイプ椅子を運んでいる様子。
 着ているのは、「職員お揃いのジャンバー」でございます。
 この3名、・・・うん、そうですね・・・、たぶん、若い、職員、です(笑)。
 緩やかに長い登り坂、ということもあって、大切な学校の設備を、大事に運んでいます。
 
 この他の模様は、明日写真でお伝えしましょう。
 

「真剣さのあまり・・・」というのがピッタリの場面。 
 もう、この動画をご覧いただければ、あの「メガネ」の意味が解りいただけるでしょう。「スタジオ番組制作 ドラマ」、本番の一部分。プレビュー中のテレビモニターを再撮したものです。
 ストーリーの中に、「腹を立てた恭子が大輔をビンタする」というところがあるのですが、まさに迫真の演技。メガネも飛ばされるくらい、勢いがついてしまったわけですね。
 


 
 前回お伝えした「オープンキャンパス 体験入学」、ドラマ収録用の美術セットでの音楽番組。今回は、本番中の様子を、美術セットの背後から撮影した動画を。歌の部分が終わり、MCが登場するシーンです。
 それほど珍しいアングルではないですけれど、「本番中の撮影」としては、あまりないでしょうか。部屋の壁の裏側から、「見切らない」ように撮影。(見切れ:意図しない、撮影するつもりでない物が写ってしまうこと)
 
 ほぼ正面に見えるスタジオカメラに灯る赤い光は、「TALLYランプ」。そのカメラが選択されて、放送されたり収録されたりしている事を表示するランプです。
 その右側で、白い画用紙のような物を掲げていますが、これは「カンペ」。本番中、発することができない声の代わりに、カンペを使って出演者に指示のアナウンスをするためのものです。体験入学の参加者とスタッフの学生が、並んで出しています。
 


 
 今回の動画は、放送技術科1年生の実習授業「VE(ビデオエンジニア)実習1」。
「映像信号って何?」という基礎から始まり、番組を放送したり収録する「製作環境」には、どのような機材やシステムが必要なのか。その様々な機材を繋ぐ信号線、そしてその結線方法・・・、と段階を経て、いよいよ学生だけでの作業へと進んでいます。
 2台以上のテレビカメラを使用して番組製作をするための、言わば「仮設サブコントロールルーム」を構築する実習中の様子。協力して手分けをしながら、素早く作業を進めていきます。