‘実習風景’ カテゴリーのアーカイブ


 「Welcome東放」の二日目。学生フタッフは、昨日とほとんど同じ、ということもあって、新しい環境であるにも関わらず、昨日以上に順調でした。学生さんも、若いということもあって、適応能力、すばらしいですね。
 写真は、リハーサル時の写真。テレビカメラのボディを黒くして、唯一困ったと思う事は、こうしてデジカメで撮影するとき、ほとんど、シルエットと化してしまうこと(苦笑)。まあ、たいした問題ではありませんけれど。


 今週発行された、放送業界紙「映像新聞」に、今回の工事と、映像システムや機器設備などが、紹介されました。映像新聞のWEBサイトのトップページ「http://www.eizoshimbun.com/」にも、写真付きで、掲げられています。ぜひ、ご覧ください。
 

Welcome東放

2010年3月27日 実習風景,雑感


 今日、Bスタジオでは、「Welcome東放」と題して、オープンキャンパスが開催されました。新しくなったスタジオのお披露目の日。そう、今回のフルデジタル・フルHDTV化工事作業は、昨日終了し、生まれ変わったスタジオとして、完成したのでした。
 写真は、その時のスタジオの模様。学科ごとの説明の真っ最中です。
 
 


 写真は、先日のシミュレーション実習中の、サブコントロールルーム。
 CRT(カソウド レイ チューブ:いわゆるブラウン管)のテレビモニターから液晶ディスプレイになって、300ミリ程度、モニターウォールが、後退しました。そのため、同じ位置からは、より、多数のモニターが見やすくなった、つまり、広く全体を見渡せるようになったわけです。

 この「広く見渡す」「全体を見る」という行為、また、その能力は、番組作りには、欠かせないこと。それがテーマだとしても、過言ではないでしょうね。アイデアとかテクニックより、さらに大事なことかもしれません。


 シミュレーション実習中のサブコントロールルーム。
 今日の番組制作の流れは順調。学生さんも、新しい機器に対して、抵抗がない様子でした。何らかのトラブル等に備えて、念のため、工事を担当された方に、同席していただきました。
 工事作業は、こちらから依頼した「手直し」等の作業が若干残っている他は、ほぼ、終了に近い状態となっています。


 今日は、「シミュレーション」を実施。新しい機器設備・システムで、それぞれが正しく機能するかどうか、適切な仕様になっているかどうかなどをチェックするための、大切な作業です。
 初めてのスタジオ実習ということで、学生が正しく機材を使用できるかどうかや、使用方法などを学ぶという意味合いも、もちろん、あります。


 作業中のBスタジオ・サブコントロールルームがある、東放学園専門学校「プリズム21」校舎の1階ロビーでは、本校の演出デザイン科(2010年4月入学生より「テレビ美術科」に学科名変更)の2年生による、「授業作品発表会」が開催されています。写真は、その展示スペースの一部。 

 今回のHDTV化の更新工事自体も、つまりは、もの造りの1つ、そこで今後作られるコンテンツも、やはり同じ。表現方法や使用する道具は、それぞれ違いますけれど、「もの造り・もの創り」の学科の集合体であり、学生を含めた学校全体が、その意志に満ち溢れている、といっても、過言ではありません。 

学園祭の時の

2010年2月23日 実習風景


 以前紹介した、スタジオフロアでの過去の実習風景。今回は、サブコントロールルームです。
 学園祭では、2日間に渡り、14時間に渡る「模擬放送 TOHOチャンネル」という、ビックイベントがあるのですが、その時の一場面。規模が大きいだけに、機材を持ち込み、増設して運用しています。写っているのは、すべて学生。学生が番組の企画制作を担当し、学生が映像・音声システムを考え、学生が美術セットや照明を担当。学生達だけで、製作します。頼もしい!

 今年は、機材が新しくなり、充実もします。今年の番組制作も充実したものになるでしょうか。なりますね、きっと。期待したいですね。

ドラマの授業

2010年2月9日 実習風景


 やや、久しぶりの実習風景の写真。今回は、スタジオでの、ドラマ制作の実習授業です。
 この授業は、1年生が、ドラマのカット割や演出、つまり、ディレクターなどの「制作系」を、本校の放送芸術科1年生が担当。カメラマンや音声収録を、放送技術科や放送音響科の2年生が担当しています。
 そして、TBSのドラマのTD(テクニカルディレクター:技術監督)を長年に渡って担当してきた、本校顧問の「島﨑氏」が指導。かなりかなり、現場に近い、本格的な実習授業です。
 
 写真中に見えている、テレビカメラ一式(ペデスタルドリー(※1)・フリクションヘッド(※2)・ズームレンス・カメラ本体)が、すべて、新しい機器・機材に変わります。
  

※1 ペデスタルドリー:カメラの下部にある、タイヤ・ハンドル等を備えるもの。ハンドルで自動車と同じように舵をとり、テレビカメラの高さを簡単に変えられる機器
※2 フリクションヘッド:ペデスタルドリーとテレビカメラの間に位置するもの。レンズ(テレビカメラ)の、縦方向や横方向の制御を、つかさどる機器


 実習授業の1コマ。スタジオで番組を制作する授業中の写真です。
 企画も演出も学生が担当し、もちろん、カメラマンなどの技術も学生が担当する、本格的な実習。
 スタンダードカメラ(箱形のテレビカメラ)が3式写っていますが、いずれも、2年生の学生が担当しています。入学当初と違って、かなり「板についた」趣きがありますよね。格好が良いカメラマン、撮影されている映像も、それなりに格好良い、というか、上手に仕上がっています。頼もしいですね。