ポストプロダクション(映像編集、効果音、ナレーション、
BGM等の素材を整音する業務)の協会、
社団法人日本ポストプロダクション協会(JPPA)
が主催する技術セミナー
「DAW塾 ProTools編」が本校で開催されました。
このセミナーは学生対象ではなく、参加者の方は
各加盟社の第一線で活躍するバリバリのプロの方々
20数名。
メーカーや関連の企業の方から最新の情報を得たり、
裏技的な使い方を覚えたり。
あまりにも参加者の方々の真剣な表情に、
写真はご遠慮しました。
プロでの皆さんでもこうして日々努力をされているですね。
学生は休みでも、学校はこんな風に業界と深く関連しながら
動いてるいるのです。
なお、JPPAの事務局スタッフにも本校のOBの方がいるのです。
(なべ)
ニッポン放送の「スクールインフォメーション」に東放学園グループの各校の情報が流れます。
本校からは酒井先生と音響技術科2年生、藤崎 愛(カナ)さんが出演します。
7月8日の収録の様子をチラッと見せちゃいます。
「スクールインフォメーション」は学校現場で指導する先生と学生の
生の声で学校の個性を紹介する番組。
放送を聴いてもらえばわかるけど、本校の特徴の一つである
先生と学生の近さはすぐに感じてもらえるはず。
例えば、授業終了後、遅くまでいろいろな相談にのってる先生が多いんです。
さて、収録の最初は緊張していた二人も、飯田アナウンサーにいろいろ
引き出されていつものノリで無事終了。
「どんな内容?」、それは聴いてのお楽しみ!
因みにこの番組のミキサーさんも1991年音響技術科の卒業生の方でした。
エンタメ業界のどこにでも卒業生がいる学校ってなかなか良いでしょ!(なべ)
ニッポン放送「スクールインフォメーション」
放送日時:7月22日(水)深夜24時55分
※グループ校放送日時
7/23(木)専門学校東京アナウンス学院(芸能バラエティ科)
7/27(月)東放学園専門学校
7/28(火)専門学校東京アナウンス学院(放送声優科)
7/29(水)東放学園高等専修学校
7/30(木)東放学園映画専門学校
各日深夜24時55分です。
6/27(土)、岡村先生が忘れられない、
初担任だった時の卒業生(1998年卒)と久しぶりに会いました。
当時、岡村先生は東放学園専門学校で放送技術科を担当していました。
従って卒業生はテレビの現場で頑張っています。
ジュンはフジテレビの中継番組の音声として、北京オリンピックや野球(私、一度神宮球場でばったり再会!)、F1やゴルフ等を担当しています。 ジュンも今は一児のパパ。でも週末は現場なので子供となかなか遊べないでしょうね。
ナシエちゃんも2年前まで、フジテレビで技術スタッフとして活躍していましたが、
結婚を期に退職し看護師を目指して看護学校で勉強中です。
(今でも時々現場のお手伝いに行っているとか・・・)
そして今回のコーディネーター役のさやか(左)は姉妹校、東京アナウンス学院出身で
ビデオエンジニアという変り種。さやかが先日、本校の「業界特別講座」に
きてくれた時に「ヒーヒー、元気ですよ!よく会います」の一言から、
今回の再会が生まれました。さやかとナシエちゃん(右)の二人の出会いからが始まった・・・。人の縁とは不思議なもの。
ヒーヒーはフリーのカメラマンとして、主にテレビ東京でバラエティーや情報番組のスタジオを走り回っています。お父さんはヒーヒーが心配だったんだよ」と、元気そうな姿を見て嬉しそうにツーショット!
そんな訳で、近況から始まって仕事の話から学生時代の話(ヒーヒーが当時の写真を持ってきた)、同期の連中の動向まであっという間の2時間でした。
お開きの前に皆でパチリ、またお会いしましょう!
非常に名残惜しかったのですが、翌日仕事の人もいたのでここでお開き。
といいながら後から更に仲間が来るらしく、ジュンとヒーヒー、ナシエちゃんは
新宿の夜に消えていきました。
そうそう今年30周年を迎える本校では卒業生同士の交流を活性化するために「卒業支援交流会」を8月27日(木)19:00より東京ドームホテルで開かれます。
参加費は無料ですので、久しぶりにお友達と会うきっかけにしてはいかがでしょうか?
「卒業支援交流会」HP
6月12日(金)の音響技術科レコーディングコースの授業『業界特別講座』は、1989年、音響技術科卒業のサウンドクリエイター・松本 靖雄さんにお越しいただきました。
松本さんは本校を卒業後、現在のソニーミュージックスタジオに入社当時は誰よりも多くの時間スタジオにいて仕事を吸収し、いち早くひとり立ちを目指していました。その甲斐あって、若干21歳でメインエンジニアに。26歳でフリーランスになり、その後は業界をトップで走り続けています。現在も青山テルマ、塩谷哲ほか、数え切れないほどのアーティストのレコーディング、ミキシング、マスタリングを担当されています。(詳細は松本OBのホームページを参照ください)
松本OBのホームページ
(7月号の「サウンド&レコーディングマガジン」(リットーミュージック)の44ページにも松本OBが取材されています。)
エンジニアになったきっかけは高校時代にプロデューサーになりたいと思い、様々な楽器を経験し、その過程としてレコーディングエンジニアを目標にしたそうです。
ちょっと意外だったのは夜型のエンジニアの多い中で、松本OBは朝10時から仕事をしているとのことです。
また、先日ついたアシスタントが本校のOBだったそうで、「優秀なOBでしたよ」と言って頂きました。うれしいですねぇ。
松本OBの言葉の中で印象的だったのは、
「明確な目標を待つ」
「確信を持って、自分が良いと思ったことをやる」
「好きなことを、自信を持って言える」
「何かのスペシャリストになる」
など、何れも学生達の今後に役立つコメントでした。
後半の学生達の質問には、質問者の目をしっかり見つめながら丁寧に答えていただきました。学生からは待ちかねた様に、
「学生時代にどんなことをやっていたのか?」
「卒業制作で大切なことは?」
「アシスタント時代に重要だと思ったことは?」
「”辛い”と思った時はどんな時か、どう克服したか?」
「マスタリングエンジニアをやっていて良かったことは?」
「作品に納得できない場合はどうするのか?」
「これからのエンジニアに求められるものは?」
「ロンドン留学経験があると伺ったが、現地で感じたことは?」
「松本先輩の個性とは?」
他、かなり鋭い質問が飛び交っていました。(残念ながら松本OB回答は掲載致しません。入学して頂かないと・・・)
松本OBの「生き方」そのものを伝えてくれた講座だと感じました。(なべ)