本日のライブ制作実習の授業では、
先週からの宿題で
①企画概要書 ②予算書 ③タイムテーブル
を各班で作成してくる事になっていたので、
班のリーダーが平先生に書類を提出し、企画を説明。
それに対してアドバイスをもらいました。
この3種類の書類を提出して承認されたところで
はじめて企画が通ったことになり、
ブッキングをスタートさせることができるので、
あまり進んでいないところは
ちょっと来まずい感じです(笑)
▶▶授業中盤は
東放学園音響専門学校の奈木野校長による税金の話です。
主に出演料(ギャランティ)の支払いについて、
企業や法人に支払う場合と個人に支払う場合は
税率が変わってくる点と個人に支払う場合の源泉徴収に関して
非常に分かりやすく面白い内容で説明で、
学生達も真剣に聴き入っていました。
また、平成25年度1月1日以降に施行される
『復興特別所得税』についても紹介していただきました。
以後5年間、源泉徴収税10%に加え、
2.1%の『復興特別所得税』が加算されます。
源泉徴収税と『復興特別所得税』は支払う側から
国に納税されるものなので、
あらかじめ出演料を計算する時に税込みな
のか税別なのかを決め、
支払い金額(手取り+税金)の提示を行う必要があります。
税金に関して(国民の3大義務)はライブ制作のみならず、
普段の生活においても知っておく必要のある事柄です。
▶▶更に後半は
当日までのスタッフの役割及び当日の役割についての
簡単な説明を行いました。
当日の役割に関しては当日の進行と合わせて再度紹介していきます。
来週までに班員の役割分担を行うことと
企画書(概要、予算、タイムテーブル)を
完成させることが今日の宿題です。
来週はいよいよブッキングに関する説明、
ブッキング方法と、
東放学園音響専門学校の経理を担当する本間先生による
会計(仮払い、精算)に関する説明を行います。
ライブ制作の授業時間以外にも
学校の職員である大柳先生のところまで、
企画書を見せに行ったり、
分からないことを相談をしにいきます。
授業時間以外に企画書の完成を目指すと
進行を早めることが可能です。
KCO
絶賛、ケーブル巻き中です!
この時期は学校のあちこちで技術科の1年生が練習しています。
ケーブル巻きテストは前期にもありましたが、後期はさらにレベルUPして、
10mを15秒で巻かなければいけないという試練が待っています!(前期は10mを25秒)
大変ですが、何回も何回も巻いてコツをつかむしかありません。
目指せ全員合格!!
(おさ)
このところすっかり秋らしい気候になってきました。
本日のライブ制作実習の授業では、
予算書と出演料(ギャランティ)についての説明を行いました。
予算は収入と支出を完全に分けて
予想される販売チケットの売り上げを収入、
会場レンタル代、出演料(仮)、装飾、文具、
運搬、コピー代など出費に関しては全て
支出の項目に記入します。
収入と支出の関係がプラスになるように
バランスを考えながらチケット代金を設定し、
ギャランティを算出していきます。
出演料の説明では
ライブハウスでよく行われる考え方である
ギャランティーとチャージバック、
ノルマについてを紹介しました。
先週作成したタイムスケジュール(タイムテーブル)の作成に加え、
具体的なお金の計算をすることで、
自分たちの企画がより現実味を帯びてきます。
ライブの企画としては
①企画概要書 ②タイムスケジュール ③予算書
を揃えて提出し、先生からOKが出たら
出演者のブッキングをスタートすることができます。
面白い企画が多いだけに、書面におこして
いかに魅力を伝えられるかが鍵になります。
これがブッキングやプロモーションにも繋がっていくのです。
次回のライブ制作実習では
ゲストスピーカーとして
奈木野学校長による税金のお話と
スタッフの役割分担、ブッキングの仕方について
を紹介していきます。KCO
11/3(土)、文化の日であるこの日、1年半の勉強の集大成でもある
音響芸術科コンサート制作コースの卒業制作が東放学園映画専門学校の「STUDIO Dee」で行われました。
コンサート制作コースの卒業制作はクラスが4班に分かれ
それぞれコンサートの企画・制作・運営を行います。
そんな卒業制作、トップバッターは「I.THANKS」、女性だけで結成された班です。
そのグループの色が会場の装飾にも表れていました。
風船での綺麗な装飾、私Numaには思いつかないアイディアだと思います。
受付での一枚。ここでたくさんのお客さんのチケットを切りました。
この日のライブに向け「I.THANKS」がブッキングを行ったバンドは
「CoolRunnings」「新世界リチウム」「JaaBourBons」「Brand New Vibe」「EDDY」の5組!
どのバンドも素晴らしいステージを披露してくれました。
ライブ中、セット転換時の一枚。15分という短い時間の中で
ステージ上のセットを入れ替えました。
約3時間半のライブが終了した後は撤収作業!
撤収作業ももちろん学生主体で行いました。
ここでも抜群のチームワークを発揮し、約1時間半で完全撤収が完了しました。
「I.THANKS」の皆さん、お疲れ様でした。
ここで次回以降の卒業制作ライブのご案内です。
11/12(月)
“LAUGH LIFE LIVE”
場所:SHIBUYA BOXX
OPEN 18:00 START 18:30
出演:アイ.スクリーム/Masachika Yanagida/ ever set
11/13(火)
“WANTED!!!3D~RemarkableBAND~”
場所:SHIBUYA BOXX
OPEN 18:00 START 18:30
出演:ROOKiEZ is PUNK’D/アップル斎藤と愉快なヘラクレスたち/Outside dandy/and more・・・
11/17(土)
“Sound of city”
場所:STUDIO Dee(東放学園映画専門学校B2F)
OPEN 15:00 START 15:00
出演:Qomolangma Tomato/FREE THROW/HOLIDAYS OF SEVENTEEN/ and more…
このような日程で卒業制作は進んでいきます。
現在もコンサート制作コースの学生は卒業制作本番に向けて
一生懸命準備を進めています。
コンサート制作コースの学生が企画・制作・運営を一から行っている
卒業制作にどうぞ足をお運びください。
〈Numa〉
前回のライブ制作実習では
班で『1案を企画書にまとめてくる』というのが宿題でした。
…ということで、今日の授業では
各班毎にリーダーが前に出て
企画書を元にプレゼンテーションを行いました。
すでに本番のイメージが想像できるような
しっかりした企画を出した班や、
まだまだ突っ込みどころはあるけど
これからとても良くなりそうな班など、
様々な企画があがりました。
これをもっとブラシュアップして
出演者にプレゼンできるような文章にしていきます。
後半はタイムテーブルについての説明です。
スタッフの入り時間から出演者の入り時間、
リハーサルと転換時間、サウンドチェック、開場準備、
開場、開演、本番、終演、完全撤収まで
シミュレーションしながら説明していきます。
今回の会場となる新宿Motionの規定も紹介!!
その後は各自、自分の班のタイムテーブルの下書きを作成しました。
これを行う事によって全体の時間の割合を把握することができます。
出演者の数や出演時間、内容によっての転換時間の違いなど
想定できる様々なことを盛り込んでいきます。
次回の授業までに、
公演日までの逆算スケジュール表を作成してくるのが宿題です。
KCO